これだけは知っておきたい!出産内祝いの熨斗に関するルール

これだけは知っておきたい!出産内祝いの熨斗に関するルール

最終更新日:2021-06-12

出産内祝いは、出産祝いを贈ってくださった方に感謝の気持ちを伝えるお返しの贈り物。先方の失礼に当たらないよう、きちんとマナーを把握してからお返しの品を贈りましょう。ここでは、出産内祝いにつける、“熨斗”にフォーカスを当てて解説します。

熨斗についての基本マナーをおさらい

出産内祝いをはじめ、結婚内祝いや入学内祝いなどの品にかけるのが“熨斗”です。熨斗には包装紙の上からかける“外のし”と、品物に直接かけて上から包装紙で梱包する“内のし”の2種類があります。もともと出産内祝いなどの贈り物は風呂敷で包み、熨斗は贈り物と一緒に風呂敷で包まれていました。それが現在では、簡易な包装紙が風呂敷包みの役割を果たしているため、形式としては内のしがより正確な形だといえます。
熨斗のマナーは地域によって微妙に異なるので、どのルールが厳密かは一概にはいえません。ただし、出産内祝いに関しては控えめな印象を受ける内のしが好まれる傾向にあります。
熨斗の表書きは、水引を境にして上のほうに“内祝”の表記を、下のほうに赤ちゃんの名前を書きましょう。読みやすい名前・読みにくい名前にかかわらず、ふりがなを振っておくと親切です。出産内祝いの表書きは赤ちゃんの名前をお披露目する機会でもあるので、丁寧に書きましょう。
水引は、紅白の蝶結びを選びましょう。水引には“蝶結び”と“結び切り”の2種類があり、蝶結びには「何度でも簡単に結び直せる」という意味が込められています。したがって、蝶結びの水引は出産など“何度あってもおめでたいこと”の贈り物に選ぶものなのです。

同梱する写真やメッセージにも配慮を

出産内祝いを贈る際、意外に迷ってしまうのがお礼状やメッセージカードの文面です。ここで注意したいのが“お返し”という言葉。これは相手に「もらったからお返しをする」と読み取らせてしまう可能性もあるため、避けたほうが無難です。「心ばかりの品をお贈りさせていただきます」といった文言を使えば、お礼状がスマートにまとまります。
また、人によっては贈り物に赤ちゃんの写真を同梱する方もいるのではないでしょうか。しかし、先様のなかには赤ちゃんを授かることができなかったり、家庭に事情があったりする方がいる可能性も。赤ちゃんの写真を同梱するのであれば、ごく親しい身内の方だけに留めておきましょう。

基本マナーを押さえて気持ちよく

出産の喜びを周囲と分かち合うには、出産内祝いを贈る際の基本マナーも押さえておく必要があります。よりスマートなお返しができるよう、上記で紹介したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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