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八代目儀兵衛×有田焼窯元×製鉄総合メーカー
儀兵衛写真
八代目儀兵衛 橋本隆志 以下「儀」
京都七条に庄屋の八代目として生まれ先代より引き継がれた味覚をもつ若手米鑑定士。京の料理をこよなく愛し、全国の米愛好家の方々に、お米に対する熱いおもいをたっぷりにおいしさを表現し日々研究しつづけています。
株式会社大慶 森社長
株式会社大慶 森社長様 以下「大」
従来の有田焼はもちろんのこと、IH対応の遠赤釜を始め多種多彩な陶磁器を創出されている窯元。佐賀県の県事業にも積極的に参加されてます。
日鉄ハード株式会社 野口様
日鉄ハード株式会社 安藤部長様 以下「日」
小倉にある新日鉄系の会社。溶射技術は業界でもトップクラス。多種多様なメーカーとの共同開発も多く、食品業界は初めてのコラボレーション。
発明にいたるまで
儀: 本日ようやく申請までこぎつけましたね。
大: 最初の企画の段階からでしたら、約一年ですね。
儀: もともとは、僕がおいしく米が炊ける釜を探してたところ大慶さんのホームページにたどりついたんですよ。
そのときに遠赤釜のパワーを知りましたけど、本当に遠赤ってすごいですねぇ。お米がふっくら炊けますし、さらにお米がピカピカに光って炊けるところに感動を覚えたんですよ。その遠赤パワーがお米の精米にも活用できたらなって。
大: 私の家は昔から歴代続く有田焼の窯元ですが、有田で取れる石は遠赤外線が他の産地のものよりも多く放射されるんです。そして、陶器よりも高い温度で焼付けを行いますので通常の遠赤外線よりもパワーが強いんです。儀兵衛さんから精米のことでお電話もらったときに非常に興味をもち、これなら、もしかしたら上手く焼付けできるかもって思いましたねぇ。

儀: 僕自身、その当時は思いつきで、いつも質問を大慶さんに「こんなこと出来ませんか」「あんなことできませんか」とか無理難題ばかり投げかけてましたけど、これがまさか特許っていう形になるとは思いもしませんでした。
大: いや明らかにこれは特許もんですよ。私もセラミックや有田焼に関することですでに特許を7つもあげてるんです。お米の精米で特許を申請するなんてお米屋さんレベルではないでしょうね!
儀: ありがとうございます。でも、最初からうまくいった訳でもないですしね。何回失敗したやろ?4回くらいやってますよ!最初はお米が粉々になったり2回目はお米の精米流量があわなくて芯が残ったようなご飯になったり3回目はセラミックが磨耗しすぎて、通常精米になってしまったりして苦労だらけでしたよ。でも皆さんのお陰で、一つずつ解決できていったような気がします。
大: そうですね。私だけでは解決できなかったことも日鉄ハードさんによって解決できたところもあるしねぇ。
日: 最初、大慶さんが私どもに商品を持ってこられた時はできるかなと不安でしたよ。 金属とセラミックの溶射は焼付け温度が違うため、金属が曲がったり反ったりすることがあるんです。又、きっちりひっつくかどうかも心配でしたしね。でも精米でそんなにお米自身が変わるものなんですか?
遠赤石臼製米の特徴
儀: 米の精米についてなんですが、明らかに通常精米と今回の特許の遠赤精米では見た目の段階で違いがわかりますし、一番わかりやすいのは、お米を精米した時のお米を触った手の感触が違います。遠赤精米の米はお米自身がやわらかい。お米を研いだ時にもそれはわかります。
大: それは又、すごいことですねぇ。
儀: そうなんですよ。遠赤精米の米を研ぐと、お米がつるつるして、お米自体がやわらかい手の感触があるんです。でも通常精米の米だとギシギシとお米自体が硬い手の感触があるんですね!ということは!!!わかったんです。世紀の大発見をしたんです。
日: それはなんですか?

儀: 大発見とは、お米を研ぐ時の手の感触と、口の中に入れたご飯の食感がニアリーイコールなんかなぁと思って!遠赤精米の米は炊くと一粒一粒がしっかりしてますけど、米粒の中は柔らかい。特に冷やご飯になったら顕著にわかるような気がします!
大: それはすごいことですねぇ。誰も気がつかないところに微妙な感覚を発見できるとは!さすがですね、儀兵衛さん!
儀: 最終的には一般精米と差別化をしなければならないでしょ。ちょっとした些細なことでも見つけ出しますよ(笑)
今後について
日: いずれは、この遠赤精米のアミを全国に販売していくつもりなんですか?うちでしたら、いつでも量販体制にはもっていく事もできますよ!
儀: 当面の間は、自分とこだけで使っていくつもりですけど。だって、そのために商品名まで考えましたから・・・
大: 何て考えてるんですか?
儀: その名も「ふっくら銀シャリ仕上げ」にしました。
大: まさにそれ、いいじゃないですか!
日: 僕もいいと思います。
儀: ありがとうございます。この名前「ふっくら銀シャリ仕上げ」を全国デビューできればなぁと思ってます。
大: 私も、遠赤釜をもっとパワーアップさせて、おいしいご飯を皆さんの食卓にだせるようがんばっていきたいと思います。
日: 私は、儀兵衛さんが、少しでもおいしいお米を出荷できるように溶射技術を磨いて陰ながらサポートさせていただきます(笑)
大: これからも日本人に「おいしいお米を食べてもらおうキャンペーン」をやって行こうじゃありませんか(笑)
日: がんばっていきましょう!
儀: 本日はどうもありがとうございました!!

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