
最終更新日:2022-05-07
お見舞いをいただいた場合、元気になったら「快気祝い」と呼ばれるお返しを贈ることがマナーです。 しかしお見舞いのお返しに関するマナーに詳しくない方も多いのではないでしょうか? 今回はお見舞いのお返しを贈る際の基本的なマナーと、おすすめのギフトをご紹介いたします。
お見舞いのお返しを贈る基本マナー
まずはお返しの時期など、基本的なマナーをご紹介いたします。
お返しはいつ贈る?
お見舞い対するお返し、いわゆる「快気祝い」は退院後1ヶ月以内に贈りましょう。 体調がすっかり回復した場合はできるだけ早いうちに、通院や療養が必要な場合は無理をせず状態が落ち着いた頃にお贈りします。
お世話になった病院のスタッフには贈るべき?
入院していた病院の医師をはじめスタッフには大変お世話になります。退院の際、お世話になったお返しに…とお礼の品を用意したくなる気持ちになりますが、基本的にお礼をする必要はありません。一切のお礼を受け取らないという施設もあります。 どうしてもお礼がしたいときは、日を改めて経過報告がてら小分けできるお菓子を持って訪問してみてはいかがでしょうか。
お見舞いに大金をいただいた場合はどうする?
お見舞いへのお返しには、半額から1/3程度の金額の品物を送ります。 ですが、時に身内の方などからたいそうな金額のお見舞いをいただく場合があります。 お返しの品もそれ相応のものを選ぶべきなのかというと、そうではありません。
相手は「少しでも入院の足しにしてほしい」という思いで準備してくださったのですから、この場合は相手の気持ちを尊重し、あまり高価なお返しは避けておく方が無難です。
ただし受け取った後、できるだけ早いうちにお礼状を出し、可能であれば退院後に相手の好みに合う品物を持って自宅を訪問し、回復した姿をみせるなど感謝が伝わるようにしましょう。
お見舞いのお返し品物マナー

こちらでは品物に関するマナーをご紹介いたします。
熨斗について
「内熨斗と外熨斗」 お見舞いのお返しは内祝いにあたるため、控えめな内熨斗を選ぶと良いですが、手渡しする際は外熨斗でも構いません。
「熨斗紙」 全快の場合は熨斗のついた用紙、退院後も療養や通院が必要な場合は、熨斗のついていない白地の用紙を用います。
「水引」 退院はおめでたいことですが、何度も繰り返したくない事柄なので、水引は紅白で5本の結び切りにします。結び切りには、「再び同じことが起こらないように」との意味があります。
「表書き」 お見舞いのお返しの表書きには「全快祝」「快気祝」「快気内祝い」「御見舞御礼」などいろいろな種類があります。
全快祝、快気祝、快気内祝いは同じ意味にあたるので、完全に回復したときはこのうちのいずれかを上部に明記します。御見舞御礼は退院後も経過観察が必要な場合や不幸があった場合に使用します。表書きの下部には退院した本人の名前を記載しましょう。
ギフト選びは縁起が良いものと悪いものに注意!
お見舞いのお返しとして定番なのは食べ物や飲み物、洗剤、入浴剤、タオル(厄を洗い流す)です。これらの品が良いとされる理由は、病気やケガという災難を目の前から失くしてしまうというゲン担ぎからきています。
反対にお返しの品として相応しくないものは、病床を連想させる寝具やパジャマ、シーツなどが挙げられます。また、お見舞いを現金でいただく場合もあるため、似たような品目である商品券やギフトカードをお返しにするのは避けたいところです。
お見舞いのお返しにおすすめのお米ギフト!

お見舞いのギフトに最適な2つのおすすめお米ギフトをご紹介いたします。
華やかでインパクト大!「十二単シリーズ」

相手の年齢や性別を問わず贈りやすいお返しなら「十二単シリーズ」がおすすめです。 豊富な商品ラインアップなので予算に合わせた贈り分けることができます。 感謝の気持ちをつづることができる一筆箋や写真同梱サービスなど、全て無料で利用できます。写真を添えて送ると退院後の姿を見てもらうことができますね。 老舗米屋の匠が厳選した料理米で退院の喜びを分かち合いましょう。
流行の今治浴巾がセットになった「はじまりの白」シリーズ

「退院後にはまた新たな気持ちで頑張ります」そんなメッセージが感じられる真っ白なギフトが「はじまりの白シリーズ」です。贈り物の定番であるタオルと古来より縁起物とされてきたお米がセットになっているので、お見舞いのお返しとしてふさわしい品といえます。包装紙の組子文様は縁の繋がりを意味し、お世話になった方との途切れないお付き合いを表現しています。
心配してくれた方を安心させるためにも、お見舞いのお返しはしっかりマナーを守って贈りたいですよね。 お米のおいしいギフトを贈って、ホッとするようなひと時をプレゼントしませんか?