最終更新日:2020-11-24
今では、“お祝いの品のお返し”と考えられている出産内祝い。これは本来、出産の喜びや幸せを相手におすそわけするための行為として始まったものです。古くから日本にある風習のひとつですが、昔と今とでは贈り物の品にも違いが見られます。 今回は、出産内祝いの目的や、多くの方から選ばれている人気の贈り物についてご紹介します。
出産内祝いの目的とは?
スタイルこそ変わりはしたものの、出産内祝いの目的は昔から変わっていません。 出産内祝いの目的は、大きく分けて3つあります。ひとつ目は「出産の喜びや幸せを親しい人へおすそわけすること」、2つ目は「周りで支えてくれた人へ“ありがとう”の気持ちを伝えること」、3つ目は「赤ちゃんの名前をみんなに覚えてもらうこと」です。
「ありがとう」と言葉で伝えることは簡単ですが、出産のように大きな出来事の場合、こうして形にすることで感謝の気持ちを最大限に伝えることができます。 出産内祝いとは、周囲にいる人々との絆を再確認し、より深めていくうえで重要となる風習のひとつなのです。
昔と今とで贈り物の品に変化が
縁起を重んじる国、日本。だからこそ昔は、「出産内祝いといえば縁起もの」という考えが当たり前でした。主に選ばれていたのが、赤飯や紅白まんじゅう、砂糖といった品々。たとえば赤飯の赤色には、邪気払いや厄除けの力があるといわれています。
一方、今は贈る相手の性別や年齢、家庭状況などに合わせた品を贈るようになっています。 なかでも、お米は人気の高い品のひとつ。日本人の主食であるお米は、贈る相手の趣味・好みに左右されることがありません。そう考えると、お米は「贈ったら必ず喜んでもらえる品」といっても過言ではないといえます。
八代目儀兵衛のお米は、多くの人々から“出産内祝いの品”として選ばれています。特徴はシリーズにより異なり、たとえば「十二単2合詰合せ」や「十二単3合詰合せ」は、お米のほかにのり缶や塩、梅干し、お茶などがセットになっています。炊飯時に混ぜるだけの赤飯米もセットになっているので、昔からの風習や縁起を重んじる高齢の方への出産内祝いにもおすすめです。
「ありがとう」を形にして伝えよう
出産内祝いのスタイルや贈り物の品は時代とともに変化していますが、その目的は昔と変わっていません。これらを知ったうえで品選びをすることで、より一層気持ちのこもったお返しにできるはずです。上記を参考に、相手を笑顔にできるような出産内祝いを贈りましょう。