最終更新日:2020-11-21
病気や怪我で入院した時には、親戚、友人、知人にお見舞を受けることになります。
時期が来て、傷病全快をした時には、その御礼をしなければいけません。その御礼となるのが、「快気祝い」として贈る内祝いです。
「快気祝い」を用意するときに、どの程度の予算で考えるか、ということが問題になりますが、一般的なマナーではお見舞でもらった額の半額から3分の1程度が相場となります。なお、何を贈るべきかというと、病気や怪我というのは繰り返しあって良い出来事ではありません。
ですから、快気祝いも一度切りで終わるようにとの思いを込めて、食べ物や洗剤・石鹸などの消費して消えるものを選ぶべきです。個人でもらった場合には予算に合わせてそれらの品を個々に用意すればいいのですが、職場の仲間から連名で送られたような場合には、人数分で分けることができる小分け包装になっているお菓子などを用意するのが無難です。
お役立ち情報
傷病全快には贈答習慣として快気祝いがあり、療養中に見舞ってくれた方や、お世話になった方へのお礼と挨拶を兼ねて送るものです。その時期は回復してから10日以内に贈るのがマナーです。また、入院が長引いたり、退院しても全快したとはいえない場合でもお返しをします。入院中は退院内祝・お見舞御礼、とりあえず退院した場合は快気内祝いなどとします。災害など、例えば地震や火災といった時は、お見舞いに対してお返しを贈る必要はなく、手紙や電話でお礼をしましょう。