最終更新日:2020-11-21
デパートで「のしはいかがしますか?」と聞かれて迷うことがあります。贈りものを先方に直接持っていく場合は、「外のし」方式が一般的で、これは商品を包んだ包装紙の外側からのし紙をかけることです。
内のしとは、商品をのし紙でくるんだ後に、包装する方法です。宅配にする場合に「のし紙」のもしもの汚損や破損を考慮して、そうすることが多いものです。出産内祝いはもともと親族や友人のみの内々のお祝いでした。現代ではいただいた出産祝いへのお返しという意味に変わってきています。
この場合ののしについては、どちらでも間違いではないのですが、元来は控えめなお祝いであることから、内のしとするのが好感の持てるお返しとなると思います。
お役立ち情報
内のしとは、贈答品の上からのし紙を掛け、更にその上から包装紙で包むものを言います。外からのし紙が見える外のしとは違い、のし紙は見えません。内のしは、自分自身に目出度い事があり、他人にお祝いを贈る時などに用いるのが適切とされています。これは、内祝い自体が、本来はお祝いのお裾分けの意味があるためで、出産祝いや結婚祝いを贈る際には、表書きがよく見え目的がハッキリとしている外のしを使用するのが良いとされています。しかし、厳密に定められているわけでは無いため、さほど神経質になる必要はありません。