最終更新日:2022-04-12
Q.誰に出産内祝いを贈ればいいのでしょうか?
A.最近では出産祝いに対するお礼と考えている方が多いようですが、出産内祝いは「幸せのお裾わけ」です。出産祝いを頂いた方だけに贈るものではありません。お世話になった方がいれば誰にでも贈って問題ないものです。
Q2.出産内祝いはいつ贈るものでしょうか?
A.生後1ヶ月(お宮参りの時期)から2ヶ月位までに行うのが一般的です。ただし、産後の体調不良や子育ての忙しさから遅れてしまうこともあります。あくまで時期は目安です。最近では出産祝いに対するお礼として贈るケースも増えているので、1ヶ月以降は来たものに贈り返すかたちでも問題ありません。
Q.出産内祝いの相場はどの程度でしょうか?
A.頂いたものの1/3や1/2程度のものと言われていますがあくまで基準に過ぎません。金額に関しては無理のない範囲で問題ないです。
Q.出産内祝いを断られてしまいました。どうすればいいでしょうか?
A.「出産祝いを渡していないから」、「身内からはもらえない」など善意から受取を断られることもあると思います。出産内祝いはあくまで気持ちですから無理に渡す必要はありません。別の機会に何か贈り物をしてみてはどうでしょうか。
Q.相手が喪中の場合はどうすればいいでしょうか?
A.基本的には贈って問題ないです。ただし、四十九日が過ぎていない場合は少し間を開けてからにしましょう。また、のしに「内祝い」と書くのに抵抗がある際は「御礼」と表書きをして贈ってください。
Q.贈ってはいけないものはありますか?
A.弔事でもちいられる「緑茶」、縁を切る「刃物」、踏みつけるという意味の「履物」はむかしから祝い事では贈らないと言われています。しかし地域や環境によって独自の習慣や風習があるので一概にはいえません。運を切り開く「刃物」など歓迎される地域もあります。気になる方は地域の習慣などを調べてから贈った方が無難です。また、肌に身につける「下着」などは相当近い間柄ではない限りオススメはできません。
Q.お世話になった病院の方々に贈る必要はありますか?
A.特に必要はありません。病院によってはかなり厳しく患者からの贈り物を規制している場合があります。また、贈れる環境にあっても高額のものは控え、スタッフの方々がみんなで食べられるお菓子のようなものが喜ばれます。医者の方々にも立場や規則があるので無理に渡すようなことはしない方がいいでしょう。
スタッフからの一言
作法やマナーの怖いところは、なかなか人に聞けないということだと思います。「そんなことを聞くのか」、「知っていて当然だ」という作法やマナーのイメージがそうさせているのでしょう。しかし知らないということはけして恥ずかしいことではありません。作法やマナーは知識でしかありません。誰だって初めから知っているものではありません。気軽に考えましょう、相手を思う心があれば知識は後から付いてくるものです。
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