最終更新日:2020-11-21
御水屋見舞(おみずやみまい)とは、お茶会などに呼ばれたときに、お招きいただいたことに対しての感謝の心を表したお礼や、お茶会開催の準備の大変さをねぎらったり、お手伝いの方への慰労の意味を込めて贈るものです。
また、お茶会に掛かる費用の一部を負担しあうといった相互扶助の意味合いも込められております。お祝いの気持ちで贈る時に使われることもあり、金額は立場や経験などによって変わってきます。お菓子などの場合は、皆で分け合えるようなものを選ぶのがよいとされています。
その他には、季節の花や、掛け軸など、目に見えない準備も必要です。お祝いの意味合いもあるので、のしは紅白蝶結びのものを用い、「御水屋見舞」または「水屋御見舞」と書きます。
お役立ち情報
御水屋見舞とは内祝いの熨斗の表書きに書かれる言葉で、おみずやみまいと読みます。水屋とは、お茶会の茶器を洗う場所や茶器をしまう小箪笥のことを指し、見舞とは相手の苦労を労うものです。意味としては、お茶会大変ですねご苦労様ですと、なります。お茶会のケースにより、お茶を習っている先生に対しては学ばさせてもらっているのでお礼としてお渡しし、サークル的なものなら費用を折半する場合もあります。部外者ならば皆さんで召し上がるお菓子などでもよいでしょう。熨斗は紅白の蝶結びです。