最終更新日:2021-01-12
暑中御見舞は、暑い夏を無事に過ごしてもらうように贈るものですが、冬の年賀の夏版と思ってもらうとわかりやすいでしょう。
年賀状のようにハガキを贈ることもありますが、暑中御見舞の内祝いはお中元を兼ねて贈ることも多いです。
どんなものを贈るかというと、夏ということで缶ビールの詰め合わせや缶ジュースの詰め合わせ、ボトルアイスコーヒーの詰め合わせといって、夏に大活躍する飲み物を贈ることが多いです。あとは、実用的なものになると、タオルの詰め合わせなどを贈ることもあります。
どんなものを贈るにせよ、暑い夏を無事に元気に乗り切ってもらおうという、気持ちが込められたものばかりです。こういった気持ちは相手に伝わるものです。
お役立ち情報
暑中御見舞とは、友人や知人の安否を気遣い、土用の時期に挨拶状を出したり、内祝いを持参して訪ねたりすることを言います。夏の土用の時期は、立秋の直前の約18日間が当てはまり、立秋は年にもよりますが8月6日から9日頃になります。江戸時代に、夏負けしないよう食べ物を持って訪れていた風習が元になっており、明治期に郵便制度が急激に発展すると、大正時代頃からハガキによるやり取りが大衆化しました。現在は暑中御見舞専用のハガキが販売されているほか、ハガキだけでなくお祝いを贈ることもあります。