最終更新日:2020-11-21
「残暑御見舞」は、時候の挨拶です。暦の上では「秋」とされる、二十四節気の「立秋(りっしゅう)」から8月末頃までに送るのがよいとされています。
「立秋」は、毎年、8月7日頃。その年によって日にちが変わるので注意が必要です。季節が夏から秋へと移り変わるこの時期、暦の上では秋、とはいえ、まだまだ暑い日が続きます。
このような中、「残暑厳しいですがお元気ですか?」と、相手の体調を気遣う気持ちを伝えるものです。お中元のお返しとして、この時期に合わせて「残暑御見舞」として贈り物をすることもあります。
もし、この時期に内祝いを送ることがあれば、相手に贈り物の意図をきちんと伝え、混乱を避けるためにも、のしの表書きは「内祝」とした方がよいでしょう。
お役立ち情報
暑い夏が終わった頃、残暑御見舞の時期がやってきます。身内や親しい友人への内祝いでは、相手に負担がかからない程度の贈り物が良いです。食べ物を贈る人も多いようですが、暑さで夏バテしていても食べやすい、冷たいゼリーや水羊羹などが好まれます。子供がいる家庭では、フルーツジュースなど、相手の家族構成を考えながら選ぶのがポイントです。実用的なものだと、外出先でも汗を拭くのに役立つタオルや手拭いが見受けられます。