
最終更新日:2020-11-23
産院をはじめ、病院へ入院した際に医師や看護師に贈り物をするという風習がかつての日本ではありましたが、現在は多くの病院でこのような贈り物は禁止されています。産院も同様で、出産内祝いを医師や看護師に贈ることは基本的にはありません。
特に公立の病院では金品の授受は御法度であり、感謝の気持ちで送るのだとしてもかえって相手方に迷惑をかけることになりますので、贈り物をすることはまず避けたほうがいいでしょう。
ただそうはいっても、どうしても感謝の気持ちを表したいと考える人もいるかもしれません。
出産やそれまでの過程で、個人的にとてもお世話になったという医師や看護師がいる場合は、何かしらの贈り物をしたいと考えてもおかしくはないでしょう。

そこでそのような場合は出産内祝いという形式にとらわれないで、御礼の気持ちを表すという方法があります。
たとえば看護師や医師などがみんなで分け合って食べられる菓子折りなどを持参して、退院時に手渡しするという方法だと、相手方も受け取りやすくていいかもしれません。
ただし病院によってはこれらの簡易な贈り物も禁止しているところがありますので、そのあたりは事前に調べておいたほうがいいでしょう。