最終更新日:2020-11-23
落慶記念とは神社、仏殿などの新築または修繕工事の落成を祝う行事のことです。落慶はらっけい、らくぎょうとよびます。
落慶供養、落慶式が神社やお寺で盛大におこなわれます。地域によっては、内祝いとして記念品が贈られる風習もあります。落慶記念行事として稚児行列などがおこなわれ、子ども達が地域を行列します。稚児行列は神社、お寺の落慶行事で美装した男の子や女の子が練り歩き日本の風物詩でもあります。子どもの成長を祝う行事です。
他にもさまざまな落慶を祝う記念の行事があります。東大寺などの日本の歴史をしめす世界遺産でもあるお寺では歴史に残るような記念の式典も開催されています。日本の神社、お寺の地域社会ではたす役割は大きく、大切です。
お役立ち情報
落慶記念とは神社や寺の完成、改修のお祝いのことを言います。ちなみに、「落」とは「落成」のことで、中国で宮廷ができた時のお祭りのことでしたが、転じて寺院などを建築し新しく完成した時の慶事に転用されるようになりました。なお、内祝いを持参する場合の「のし」の水引は、結び目が何度も結びなおせることから、何度あってもよい慶事などのに使う「紅白蝶結び」にします。水引の本数は、五本のものを使い「祝落慶」「祝○○落慶」と表書きをします。なお、慶事ですから濃い墨を使って書きます。