贈り分け

贈り分け

最終更新日:2020-11-21

贈り分けとは、結婚披露宴の招待客に渡す引出物の中身を、相手によって分けることを言います。披露宴に出席できない人には、引出物ではなく別途内祝いを贈るのが一般的です。

以前は全ての招待客に対し、分け隔てなく同じ引出物を渡されていましたが、不要と思えるものよりは、貰って嬉しいものが良いということもあり、受け取り手が自由に選択できるカタログギフトが主流となっていきました。

しかし、カタログギフトでは新郎新婦の気持ちが反映されないほか、欲しいものが必ずしもカタログの中にあるとも限らないなどの問題があり、更に2010年に施行された資金決済法により、有効期限の切れた物は申し込みできなくなってしまいました。このような経緯もあって、年代や性別、家族構成や趣味嗜好によって、贈答品を変えられる贈り分けが支持を集めるようになっています。

お役立ち情報

結婚式などでご祝儀を頂いた時、その金額に合った引出物を渡す場合、ご祝儀の予算に合わせて贈り分けをするスタイルが増えています。内祝いは頂いた品物の半分の予算で贈るのがマナーとされているため、引出物でもそれに合わせて、友人や同僚などの若いゲスト用、上司や親戚用、仲人や両親・祖父母などの特別なゲスト用を用意しておくと便利です。また、同じ金額でも男性のゲストと女性のゲストで、それぞれのライフスタイルに合った品物を贈ると喜ばれます。

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