
最終更新日:2020-11-21
赤口とは、六曜のうちの1つで、「しゃっこう」または「しゃっく」と読みます。
六曜のうちでは決して縁起の良い日ではありません。午前11時から午後1時だけが吉で、それ以外の時間は凶という一日。また、赤に関連する火事や刃物による傷害に注意しなければならない日とされています。
そんなことから、昔から結婚式、地鎮祭や棟上げ式といったおめでたい日には、赤口は避けられてきました。内祝いのお返しを送る日にも気を配って、あえてその日を敬遠する人もいます。
昔と違って、六曜による吉凶を気にする人は少なくなってきましたが、年配者など気にする人は気にします。社会的にも未だ定着しているので、マナーとして身につけておきたいものです。
お役立ち情報
赤口は、三国志演義に登場する諸葛亮孔明が考案したとされる六輝の日柄の一つであり、このお日柄の名を冠した鬼が人々を悩ませた事から厄日とされ、仏滅>赤口>先負>先勝>友引>大安でお日柄が悪いとされています。このお日柄は、牛の刻に当たる昼11時から13時までの正午前後1時間は吉ですが、それ以外は凶とされています。更に、赤は火や血を連想させる為に、結婚式や新築祝い、上棟式などの内祝いは避けた方が良い厄日とされています。