最終更新日:2020-11-21
水引の色は、金、銀、紫、赤、藍、黄、黒の格式が高いとされ、格式の高い色ほど慶事に用いられ、格式の低い色ほど弔事に用いられます。
黄白結び切りは、1度きりが理想とされる慶弔事に用いられる解け難い結び目の結び切りが用いられていますが、格式の低い色の黄色の水引が用いられているので葬儀関連に用いられます。一般的に黄白結び切りは、初七日以降の法事等に用いられますが、地方によっては葬儀の際の香典にも用いられるケースがあります。
現在では、火葬後のお骨上げの際に初七日を行うケースが一般化しているので、以降の法要の御供物や法事のお返しの熨斗として用いられています。しかし、彼岸などの住職へのお礼には、熨斗鮑付きの紅白蝶結びの熨斗を使用します。
お役立ち情報
黄白結び切りは、使用される地域によって大きく用途が異なります。一般に関西地方や北陸など日本の大部分で初七日法要を以降の法要時に用いられていますが、京都では葬儀の際にも使用します。又、熨斗の表書きに志と書き記して、香典や御供えのお返しなどの内祝いに用いられています。結び切りは、結婚式や葬儀、法要など1度切りが望ましい慶弔時に用いられる解け難い水引の結び目です。水引の色のランクは、金、銀、紫、赤、藍、黄、黒となっています。