最終更新日:2020-11-21
御袴料(おんはかまりょう)とは、結納の際に男性側から贈られた結納金のうち、1割程度にあたる金額をお包みし男性側にお返しするものを指します。
全国的には1割程度となりますが地域によっては男性側から贈られた結納金のうち、半分(半返し)の金額をお包みする地域もございます。婚礼の儀式が武家から始まったことから、「御袴にかえる」という意味を持たせた言葉です。当日、もしくは後日にお贈りします。
受け取った金額のおおよそ1割であることから、1割返しと呼ぶこともあります。また金銭ではなく記念品のように品物をお送りします。地方によって違いますので、その点は確認しておくべきでしょう。自分の地域のならわしを優先するよりも、相手の地域の相場に合わせた方が安全です。
お役立ち情報
御袴料(おんはかまりょう)とは、頂いた結納品に対しての内祝いにあたる結納返しを行う際に、表書きの上書きに用いられる言葉です。婚礼準備の費用の一部として下さい、という意味合いで使われます。一般的に御袴料は頂いた結納金の一割程度の金額をとして包みますが、地方によって金額が異なったり、現金でなく品物を贈る事もあるので注意が必要です。近年では結納と結納返しを同時に贈る事も多いので、相手の結納品と同等か控めな品物を用意しておきましょう。