お盆のお供えのマナーとは?お供え物の選び方・のし紙や表書きなどを解説

お盆のお供えのマナーとは?お供え物の選び方・のし紙や表書きなどを解説

最終更新日:2023-07-13

親族で集まってご先祖様を供養する、お盆。

お盆の風習やマナーは地域によってさまざまで、お供え物選びにもちょっと頭を悩ませてしまいますね。

「お供えはどんなものがいい?」「どんなのしを使えばいいの?」「関東と関西ではお盆にどんな違いがあるの?」…などなど、お盆にまつわる疑問や不安もあるかと思います。

皆さまにより良いお盆を迎えていただくために、この記事では、お盆の基礎知識や、お供え物のマナーについてご紹介していきますよ。

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【記事編集】

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江戸時代より続く、京都の米屋。風呂敷で包まれた「お米のギフト」やきめ細やかなサービスは、「贈ったら必ず褒められる贈りもの」と評判。慶弔問わず、人生の大切な日や大切な相手への贈りものとして高い評価を受けている。セブン-イレブンやHITACHI、伊藤園といった大企業ともコラボ実績多数。お米への深い愛情と知識、鍛え上げられた技術やノウハウに、メディア取材・出演も多く、テレビ・雑誌・WEBでの注目度も高い。

お盆ってなに?
お盆の時期はいつ?
 関東(主に東京)のお盆の時期
 関西のお盆の時期
 関東(東京)と関西で、お盆の時期が違うのはなぜ?
 地域によって、いつお盆を行うのか確認を
お盆には何をするの?
 忌明け後、初めてのお盆(新盆)の場合
 神式やキリスト教でもお盆はあるの?
  神式
  キリスト教
なぜお盆にはお供えをするの?
 「五供」のお供え物の意味
  
  
  
  浄水
  飲食
お盆のお供えのマナー
 お供えはどんな関係の相手に贈るの?
 お供えを直接渡すときのマナー
 お供えは配送でもいいの?
 お供えはいつまでに届けばいいの?
  お盆の法要を行う場合
  通常のお盆の場合
お盆のお供え物の選び方
 お供えにふさわしいもの
  ロウソク・お線香
  お菓子
  果物
  お花
 お供えしてはいけないもの
  四つ足生臭もの
  冷蔵品などの傷みやすいもの
  形に残るもの
  お祝いで贈られるもの
 お供え物の金額の相場
お盆のお供え用の”のし”はどんなものを使うの?
 お盆のお供えののしは「熨斗」ではなく「掛け紙」
 水引の種類と意味
  結び切り
  あわじ結び(あわび結び)
関東と関西で使われるのし(掛け紙)の違い
 関東のお盆で使われるのし(掛け紙)
 関西のお盆で使われるのし(掛け紙)
お盆のお供えののし(掛け紙)の書き
 表書きの書き方
神式の場合、のしはどうなるの?
掛け紙(のし紙)のかけ方
 内のし
 外のし
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お盆ってなに?

浄土から帰ってくるご先祖様の魂をお迎えし、供養する行事

毎年お盆の時期になると、ご先祖様や亡くなった方たちが、浄土から現世に帰ってきます。

故人やご先祖様の魂をお迎えしたら、お供えや法要などを行い、おもてなしをするのが一般的なお盆の過ごし方です。

お盆とは、もともとは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれる仏教行事のこと。

それが日本古来の農耕儀礼や先祖信仰と結びついて、現在のような形へと変わってきました。

日本全国にお盆の文化が定着するまでの間に、それぞれの地域によって、異なるお盆のやり方が生まれました。

そのため、お盆の時期や風習は、関東や関西などの土地柄によって、今でもさまざまな特色が見られるのです。

それぞれのご家庭でも、親族で集まって食事会をしたり、帰省してお墓参りをしたりと、固有のお盆の習慣があるかもしれませんね。

それではこれから、関東と関西での違いなどもふまえながら、お盆の時期や風習についてご説明していきます。

お盆の時期はいつ?

8月15日を中心とする13日から16日の4日間が、ほぼ全国的なお盆の時期です。

このタイミングで、会社やお仕事がお盆休みになる方も多いですね。

関東(主に東京)のお盆の時期

関東地方でもほとんどの地域では、お盆は8月に行うのが一般的です。

しかし、少数派にはなりますが、東京をはじめとした一部の地域では、7月にお盆を行うことがあるのです。

関西のお盆の時期

関西でのお盆の時期は、8月13日から16日が一般的です。

関東(東京)と関西で、お盆の時期が違うのはなぜ?

7月は新暦のお盆(新のお盆)、8月は旧暦のお盆(旧のお盆)

明治時代から、旧暦にかわって新暦が使われるようになりました。

旧暦の7月15日は、新暦に当てはめると8月15日となり、1か月のずれが生じることに。

東京やその周辺などの一部地域では、新暦の7月15日にお盆を行うことが受け入れられたため、現在まで7月のお盆の風習が続いているのだと考えられます。

7月のお盆は、「新のお盆」や「東京盆」と呼ばれることもあります。

しかし、関西を含む全国的には、旧暦の7月15日(つまり新暦での8月15日)のままお盆を行っていた地方の方が多かったため、8月にお盆を行う方が一般的となったようです。

こちらは「旧盆」「旧のお盆」と呼ばれることもあります。

地域によって、いつお盆を行うのか確認を

東京以外にも、一部の地方都市部などでは、7月にお盆を行う地域があるようです。

各ご家庭の考え方や出身地によっても、お盆の行事を行う時期が異なるケースがありそうですね。

お供え物を持参する場合などは、お相手先がいつお盆の供養を行うのかを、しっかりと確かめておくのをおすすめします。

お盆には何をするの?

地域やご家庭での違いはありますが、ご先祖様を供養するために、お盆には主に以下のようなことを行います。

●お墓参りをする
●盆棚(精霊棚)を用意し、お花やご先祖様の乗り物になる精霊馬(きゅうりの馬・なすの牛)などを飾る
●13日の夕方、「迎え火」を焚いてご先祖様をお迎えする。火を焚けない場合には、盆提灯を吊るす
●14日・15日はご先祖様がお家に滞在しているので、お供え物と祈りを捧げ、家族といっしょに過ごす。故人と近しい人たちで会食を行う場合も
●16日の夕方、送り火を焚いて、ご先祖様のお見送りをする

その他には、ご住職を自宅にお呼びしてお経をあげていただいたり、説法をしていただくこともありますよ。地域によっては、お盆のお祭りや盆踊りなどを行うことも。

忌明け後、初めてのお盆(新盆)の場合

故人の忌明けの後、初めて迎えるお盆のことを「新盆(にいぼん)」「初盆(はつぼん)」と呼びます。

新盆では、故人が仏様になって初めて自宅に帰ってくるので、供養のための法要を特に手厚く行います。

●近親者を招いて新盆の法要を行う
●法要の参列者との会食
●参列いただいた方に、新盆の法要の引き出物を渡す

お寺や斎場・自宅などで法要を行うのが、一般的な新盆・初盆のやり方です。

自宅に故人の魂をお迎えする場所が必要になるため、新盆・初盆用の白い提灯、お供え物や位牌などを安置するための盆棚(精霊棚)も、新盆・初盆を迎えるときに用意します。

神式やキリスト教式でもお盆はあるの?

さきほど、お盆とは、もともとは仏教行事であるとお伝えいたしました。

それでは神式やキリスト教式の場合は、お盆をどのように過ごすのでしょうか?

そちらについても、少しご説明いたしますね。

神式

神式でも、お盆に相当する供養の行事を行います。

神式の場合、「祖霊舎」という神棚が、仏壇と同じ位置付けとなります。お盆には、祖霊舎の前に祭壇を置いて、お供え物や榊を飾ります。

ご先祖様をお迎えする場所は異なりますが、お盆の時期にご先祖様を供養するのは、神式も同じです。宗教的な用語や細かいマナーを除けば、仏教のお盆との大きな違いはありません。

キリスト教式

キリスト教には、お盆という風習はありません。

キリスト教の教えでは、亡くなった方が神様のもとに召された後は、現世に帰ってくることはないとされているからです。

なぜお盆にはお供えをするの?

現世に帰ってきたご先祖様や故人を労い、もてなすため

普段は浄土で暮らしているご先祖様たちは、お盆になると、長旅をして現世へ帰ってきます。

お盆には、その道中の乗り物となる精霊馬、精霊牛を飾ったり、生前好きだったものや「五供」をお供えするのが一般的です。

お供え物によって、あの世とこの世への行き帰りの無事の祈願や、故人を大切に思う気持ちを表します。

「五供」のお供え物の意味

仏壇や盆棚に飾るお供え物は、「五供(ごく)」と呼ばれるものが基本となります。

五供のお供え物とは、以下の5つです。

お線香のことです。仏様は香りを召し上がるとされているので、香りの良いお線香を焚いてさしあげます。

お線香の香りによって、心身を清めることができるとも考えられています。

仏壇にお花をお供えすることを、「供花(くげ)」と言います。季節の花や、故人の好きな花を飾り、元気がなくなったら取り替えます。

トゲや毒のあるもの、首が落ちるもの、香りがきついもの、黒い花やつる性の花などは避けましょう。

ろうそくや提灯の灯りのことです。

仏様の慈悲の光で、迷いなく導いていただくという意味があります。

浄水

清らかな水のことです。仏様の喉の渇きを潤すため、飲水をさしあげます。

穢れなき水を捧げて、心を清めるという意味もあります。

飲食

私たちがいつも食べている主食、とくに炊き立てのごはんのことです。仏前にお供えするごはんのことを、「仏飯」「香飯」などと呼びます。

食べ物ではごはんの他に、だんご、素麺、季節の果物や頂き物のお菓子などをお供えすることもあります。

お盆のお供えのマナー

お盆には、自分の家のご先祖様以外にも、配偶者やパートナーの方の親戚などに、お供えの品物を贈ることも多いですよね。

「よかれと思ってお供え物を贈ったのに、逆に相手を困らせてしまった…」なんてことにならないために、お供えの贈り方にもいくつかのマナーがあります。

故人とそのご家族にも失礼にならないよう、お供えを贈る前には、きちんとマナーを確認しておくのがベストですよ。

よそのお宅にお盆のお供えを贈る場合には、どうしたら良いのかを見ていきましょう。

お供えはどんな関係の相手に贈るの?

お盆のお供えは、贈りたい方に向けて用意します。具体的には以下のケースが考えられます。

・新盆の法要に招かれた相手
・自分の親戚・友人・恩師
・配偶者やパートナーなどの親戚・友人・恩師 など

新盆の法要に参列できない場合でも、招かれたときにはお供え物を贈るようにしましょう。

お供えを直接渡すときのマナー

お供えを持参して訪問する場合には、あらかじめその旨を連絡をしておきましょう。

お宅に伺ったら、「御仏前にお供えください。」と、一言添えてお家の方にお供え物を手渡します。

そして、仏壇にお線香をあげて故人に御挨拶をします。

お供え物は、受け取った方が仏壇にお供えするものです。贈り主が直接仏壇にお供えするのは控えましょう。

お供えは配送でもいいの?

直接渡せないときには、お供え物は配送しても構いません。

ただし、お花などをクール便等で送るときには、受け取りになる方の都合がよい日時を確認してからにしましょう。

お供えを配送する際には、その旨を記した手紙を付けます。

お供えはいつまでに届けばいいの?

お盆の法要を行う場合

法要の日取りの1週間前から前日までに着くように送ります。

通常のお盆の場合

お盆入りの前日までに着くように送ります。

お盆を8月13日~で行うお宅には、8月12日までに届くようにするのがよいでしょう。

お盆のお供え物の選び方

お盆のお供えには、弔事であることや、気温の高い夏場であることから、ふさわしいものとそうでないものがあります。

故人にもそのご家族にも喜んでいただけるよう、心を込めて良いお供え物を選びたいですね。

では、どのようなお供え物を選ぶとよいのか、見ていきましょう。

お供えにふさわしいもの

お盆のお供えとしては、以下のようなものを選ぶのがおすすめです。

食べたり使ったりしたあとは消えてなくなる、「消えもの」を選ぶようにしましょう。

お供えは、お盆の間は盆棚にお供えしておくものなので、傷みにくいことも必須です。

ロウソク・お線香

ロウソクやお線香は、仏壇があるお宅ならば日常的に使うものです。

特に、贈答用のお線香とロウソクの詰め合わせなどは、新盆のお供えにはぴったりです。

お菓子

クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子、ゼリーの詰め合わせなど、小分けにされていて、日持ちがするお菓子を選びます。和菓子ならば、夏らしく水羊羹などもおすすめ。

ご年配の方や小さなお子さまは、おせんべいなどの硬いものは食べられないこともあります。ご家族みんなで楽しめるものを、受け取る方の家族構成を考慮して選ぶと良いですよ。

果物

果物の盛り合わせやフルーツバスケットは、盆棚を華やかに飾ることができます。

スイカやメロン、みかんにリンゴなど、丸い果物は「円=縁」を連想するため、特に好まれます。

傷みやすいものでなければ、故人の好きだった果物なども喜ばれます。

お花

花束やフラワーアレンジメントなど、仏壇にお供えするお花を贈ることも。

お花屋さんに「お盆のお供え用に」とお願いすれば、予算や故人の好みなども取り入れながら、お盆らしいイメージで作ってもらえますよ。

お供えしてはいけないもの

お盆は不祝儀であり、食べ物が傷みやすい真夏に行う行事なので、以下のようなものはお供えしてはいけません。

四つ足生臭もの

「四つ足生臭もの」とは、肉や魚などのことです。殺生を連想させるので、お供えには不向きです。

冷蔵品などの傷みやすいもの

傷みやすい要冷蔵の食べ物や、賞味期限が短い食べ物は、衛生的にもよろしくありません。

お菓子の場合、アイスクリームやチョコレートなどは、夏の暑さで溶けてしまうので避けましょう。

お供えしておいたら賞味期限切れに…、なんてことになったら、相手にも嫌な思いをさせてしまいますよね。賞味期限は、送る前にきちんと確認しておきましょう。期限まで1か月程度あると安心です。

形に残るもの

「縁起の悪さがあとを引く」と考えられるので、形に残るものはお供えしません。

お祝いで贈られるもの

お祝い事でよく贈られる昆布や鰹節などは、お盆には適していません。

お供え物の金額の相場

お供え物の値段は、一般的には、3000円から5000円が相場となります。

あまり高価なものは、かえって相手に気を遣わせてしまうかもしれないので、相場の金額に収めるのがよいでしょう。

「御供物料」「御仏前」としてお金を包む場合もあります。

その場合は、故人との関係や地域での慣習などによって差異はありますが、10,000円〜30,000円が相場となります。

地域によっては、御供物料のみの場合やお供え物のみの場合など、いろいろなパターンが考えられます。

どのようにお供え物や御供物料をお渡しするかは、ご家族や地域の年長者の方などにも相談してみてくださいね。

八代目儀兵衛のLINEチャットでも、お盆のお供えの金額や選び方などについてのご相談をお受けしております。

経験豊富なスタッフが皆さまのご不安に寄り添い、アドバイスをいたします。

より良いお盆をお迎えになるために、私たちがお役に立てたら幸いでございます。

八代目儀兵衛LINE公式アカウント

お盆のお供え用の”のし”はどんなものを使うの?

お供え物には包装紙とは別に、必ず掛け紙を付けましょう。

「掛け紙って、のしとは違うの?」「お供えにはどんな掛け紙を使ったらいいの?」「関東と関西では違うものを使うの?」などのポイントについて、これからご説明していきますね。

お盆のお供えののしは「熨斗」ではなく「掛け紙」

「のし」というと、なんとなく「贈り物に掛ける紙」のことを思いうかべる方も多いのではないでしょうか?

のしとは漢字では「熨斗」と書き、のしあわびを略してそう呼んでいます。

熨斗はお祝いで用いられる縁起物で、祝儀の贈り物にのみ添えるのが正式なルールです。

熨斗を印刷した紙のことを「のし」や「のし紙」と呼びます。

不祝儀の場合は、正確には「掛け紙」といいます。

小さなことではありますが、正しく使い分けられると、ご年配の方や目上の方から「礼儀がしっかりしているな」と思っていただけますよ。

水引の種類と意味

掛け紙には、水引(みずひき)という模様が描かれています。

水引とは、慶事や弔事の贈り物の包み紙に結ばれる飾り紐のことです。

お盆のお供え物では、以下の2種類の水引がよく用いられます。

結び切り

結び切りは、本結びやこま結び・真結びと呼ばれることもあります。

中央で固く結ばれ、一度結ぶと引っ張ってもほどけない結び方です。

「二度くりかえすことがありませんように」 という意味を込めて、弔事のお供え物などでよく用いられます。

あわじ結び(あわび結び)

あわじ結びは、あわび結びとも呼ばれます。

一度結ぶとなかなかほどくことができないので、結び切りと同じように「一度きりでありますように」といった意味が込められています。

関東と関西で使われるのし(掛け紙)の違い

関東と関西では、掛け紙に描かれる水引の色が異なります。

地域によっても水引の色が異なる場合がありますので、受け取る方のお住まいに合わせたものを選ぶようにしましょう。

関東のお盆で使われるのし(掛け紙)

関東では、水引の色は黒白が一般的です。黒銀や双銀の場合もあります。

黒白・黒銀・双銀のいずれかの水引が描かれた掛け紙を選びましょう。

関西のお盆で使われるのし(掛け紙)

関西では、水引の色が黄白のものが一般的です。

お盆のお供えののし(掛け紙)の書き方

掛け紙には、表書きと贈り主の名前を書きます。表書きとは、なんのための贈り物であるのか分かるように記載することです。

お盆のお供えの場合、表書きは「御供」となります。

毛筆か筆ペンを使い、薄墨ではなく濃墨で書きましょう。ボールペンや万年筆は避けるのがマナーです。

表書きの書き方

表書きは、のし紙の上部の中央に書きます。

水引の結び目の下には、贈り主の名前をフルネームで記載します。

神式の場合、のしはどうなるの?

神式の場合も、お供え物には掛け紙をかけてお渡しします

仏式の掛け紙と同様に、関東では黒白、関西では黄白の水引のものがよく用いられています。また表書きも仏教と同じく「御供」とします。

神式では仏式と異なり、お墓や仏壇にお線香をお供えしません。神式の方へのお供え物としては、お線香は適さないので注意しましょう。

掛け紙(のし紙)のかけ方

掛け紙(のし紙)の掛け方には、「内のし」と「外のし」の2種類があります。

それぞれの掛け方に意味合いやメリットがありますので、手渡しの場合と配送の場合、地域での慣例などに合わせて選んでみてください。

内のし

内のしとは、品物に直接のし紙を掛けてから、包装紙で包む方法です。

掛け紙ごと包装紙に包まれているので、掛け紙が汚れたり破れたりする心配がありません。

お供え物を配送する場合には、掛け紙がしっかりと守られている内のしを選ばれる場合もあるようです。

外のし

外のしとは、品物を包装紙で包んでから、掛け紙をかける方法です。

掛け紙がいちばん外側になりますので、表書きや贈り主の名前が一目で分かるようになっています。

親戚が多いお宅などでは、お盆には複数のお供えをもらうことも。そんな場合には、誰が贈ってくれたのか分かりやすい外のしのほうが喜ばれることもあります。

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八代目儀兵衛では、幅広いご予算に応じた、お盆のお供えに最適な法事専門のお米のギフトセット『偲シリーズ』をご用意しております。

色とりどりの風呂敷で一つ一つ大切に包んだお米が、お盆を美しく彩ります。さらに、このお米の風呂敷包みは、お供えした後のお裾分けにも便利です。

また、炊いてお仏飯としてお供えいただけば、甘くふくよかなお米の香りを、故人様にも楽しんでいただけることでしょう。

お供え物にお付けする掛け紙も、ごいっしょにお選びいただけますので、ぜひご相談くださいませ。

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