
最終更新日:2025-02-05
香典返しをいただいたら、お礼はどう伝えるのが適切なのでしょうか?故人が亡くなり、 悲しみの渦中にいたり、落ち着かない状況にあったりするご遺族に対し、どのようにお礼の気持ちを伝えれば良いのか迷われる方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、香典返しをいただいた際のお礼の伝え方について、マナー講師が解説します。
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そもそも香典返しにお礼は必要?
●基本的に香典返しへのお礼は、必要ありません。
香典返しとは、故人にたむけて頂いた香典に対し、「お礼の気持ち」と「忌明けのご報告」にお送りするもの。忌明けから1か月を目途に、本来は直接訪問してお届けします。しかし昨今では、配送するのが一般的。「手元に届いたことを伝えたほうがいいのではないか」と思われるのも無理はありませんが、香典返しへのお礼はしないものです。
なぜなら、香典返しがそもそも「香典へのお礼」であるからです。お礼に対して物を贈るなどしてお礼をするとなれば、お礼のループになってしまいます。これでは、いつまでも忌が明けないことにもなりかねません。弔事をひと区切りする意味でも、香典返しにお礼は不要なのです。
香典返しのお礼を伝えたい場合
●「香典返しが届いたこと」と「ご遺族への労いの気持ち」を簡潔に伝えましょう。
ただ、香典返しのお礼は不要といっても、故人やご遺族との関係によっては、お礼を伝えたいという方もいらっしゃるでしょう。その場合は、香典返しに頂いた品物へのお礼ではなく、香典返しをお送りくださったという行為に対してのお礼という考え方をしてはいかがでしょう。
つまり、「〇〇を頂き、ありがとう」「結構な〇〇をありがとう」ではなく、香典返しを送ってくださった「お気遣い」や法要が無事に済んだ「ご報告」に対するお礼ということです。その気持ちで、「香典返しが届いた連絡」と「労りの言葉」を簡潔にお伝えする。お礼を伝えたいならば、この2点が肝心です。
さて、その伝え方ですが、手紙・葉書、電話、メールが考えられます。先方との関係性によって、適切な手段を選びましょう。お礼を伝える際に注意するべきことは、どの手段においても共通しています。次にまとめましたので、確認してください。
香典返しのお礼を伝えるマナー(1)「ありがとう」はNG
代わりに「恐れ入ります」「恐縮です」を使いましょう。「ありがとう」という言葉には、どうしても喜びや嬉しさが滲みます。弔事において「ありがとう」を使用しないのは、ご遺族への思いやりと言えるでしょう。
香典返しのお礼を伝えるマナー(2)重ね言葉は使わない
「いよいよ」「ますます」「重々」「くれぐれも」「わざわざ」という重ね言葉は、不幸を重ねることに通じます。手紙・葉書やメールであれば見直しができますが、電話の場合は口から出てしまったら取り消す事ができません。特に注意が必要です。
香典返しのお礼を伝えるマナー(3)頂いた品物を褒めない
「いい物を頂いて」「大好物です」「素敵な物を頂き」など、頂いた品物を褒めたり、喜んだりしてはいけません。忌明けのお知らせとはいえ、あくまでも弔事です。ご遺族の気持ちを慮ることが大事です。
香典返しのお礼を伝えるマナー(4)簡潔にまとめる
伝えることは「香典返しが届いたこと」「ご遺族への労りの気持ち」の2点です。長々と書き連ねたり、おしゃべりに興じたりするのは相応しくありません。
手紙や葉書での香典返しのお礼の伝え方
手紙や葉書で香典返しのお礼を伝えるメリットは2点あります。ひとつは、先方の時間を取らないこと。そして、礼を失することなく気持ちが伝わることです。弔事では、日本古来の習慣にのっとった丁寧なやり方がことさら尊重されます。その意味で、手紙や葉書は最も丁寧に心配りをお伝えできる方法と言えます。PCや携帯メールの普及で、画面に入力された文字を目にすることが多い昨今、手書きの文字が綴られた手紙や葉書はご遺族への慰めにもなるでしょう。
デメリットとしては、手紙や葉書の到着までに時間がかかることです。香典返しが届いた翌日には投函できるのが望ましいでしょう。
香典返しのお礼で使用する手紙や葉書に、特に決まりはありません。ただし、赤やピンクなどおめでたいイメージの色は避けましょう。また、便箋の2枚重ねや2重封筒は「重ねる」ことから、避けたほうが無難です。
とはいえ忌が明け、普段の生活になっていく過程ですから、薄墨を使う必要はありません。この時期、無事に忌明けを迎えたご遺族は、法要を終えた安堵感と共に改めて寂しさを感じる頃でもあります。無地の白一色のレターセットは一般的ですが、相手の気持ちを想像して手紙や葉書を選んでみてはいかがでしょう。薄紙のブルーの便せんに手触りの良い上質な封筒、あるいはたった一輪、控えめに季節の花があしらわれた便せんなど、自分のために選んでくれた気持ちが感じられる特別なレターセットがおすすめです。
葉書も同様ですが、絵手紙などの心得があるのであれば、それもご遺族への大きな慰めになるのではないでしょうか。
手紙・葉書で香典返しのお礼を伝える際のメッセージ例文
手紙や和葉書で香典返しのお礼を伝える際の注意点と送り先に応じたメッセージの例文をご紹介します。
●手紙・和書でお礼を伝えるポイント
1. 頭語・結語は入れなくても良いですが、入れる場合はセットで入れます。 2. 時候の挨拶 3. 香典返しが届いたことへのお礼 4. 相手を気遣う言葉 |
※親しい相手の場合は 頭語・結語は入れなくてもOK
※縦書きで書く場合は句読点を使わないようにしましょう。
香典返しへのお礼のメッセージ(1)一般的な手紙の例文
●一般的な手紙の例文
拝啓 穏やかに秋が深まる頃〇〇様(ご家族様)におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 さて本日、お返しのお品を頂戴しました。 大変な中、このようなお気遣いに恐縮しています。 お疲れの出る頃と存じます。 どうぞご自愛くださいませ。 略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。 敬具 |
香典返しが届いたことへの報告と、相手を気遣う言葉を盛り込んだシンプルな手紙の例文です。頭語・結語や時候の挨拶も使用しているため、幅広いお相手に活用いただけます。
香典返しへのお礼のメッセージ(2)親戚に送る手紙の例文
●親戚に送る手紙の例文
拝啓 立春とは名ばかりの厳しい寒さが続きますが、〇〇様(ご家族様)におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 このたびはご供養のお品をお送りいただき、誠に恐れ入ります。 まだお疲れも多い時期かと存じますが、どうかご無理をなさらずにお身体を大切になさってください。 失礼ながら書中にてご挨拶申し上げます。 敬具 |
親戚への手紙は、適度なフォーマルさを大切にしながらも、温かみが伝わる表現を心がけましょう。「お身体を大切になさってください」など、相手を労う一言を添えると丁寧です。
香典返しへのお礼のメッセージ(3)友人に送る手紙の例文
●友人に送る手紙の例文(丁寧さを重視した内容)
前略 今日ご供養のお品が届きました。 お心配りを頂き、恐れ入ります。 季節の変わり目、どうぞ健康に留意してお過ごしくださいませ。 落ち着かれたらまた、お茶でもご一緒しましょうね。 草々 |
●友人に送る手紙の例文(ややカジュアルな内容)
前略 ご供養のお品を受け取りました。 お気遣いをいただき、恐れ入ります。 まだ心身ともに疲れが残っている頃かと思います。 どうか無理をせず、ゆっくり過ごしてね。 何かあれば、いつでも声をかけてください。 草々 |
友人など、親しい相手の場合は、頭語・結語を省略して問題ありません。「お茶でもご一緒しましょう」「何かあれば、いつでも声をかけてください」など、友人の気持ちに寄り添う姿勢を示しましょう。
香典返しへのお礼のメッセージ(4)家族(親・兄弟姉妹・子ども)に送る手紙の例文
●両親に送る手紙の例文
前略 今日、忌明けのお品物が届きました。 こんな時にも気を遣ってくれて、本当に恐縮です。 まだ心身ともに疲れている頃だと思うけれど、どうか無理をしないで、体を大事にして過ごしてください。また近いうちに顔を見に行くから、何か必要なことや手伝ってほしいことがあれば、遠慮なく教えてね。 草々 |
●兄弟姉妹や子どもに送る手紙の例文
前略 今日、ご供養のお品が届きました。 その後、少しは落ち着いて過ごせているかな? まだ寂しさや心の疲れが残っていると思うけれど、どうか無理をしないで、自分を大切にね。 何か困っていることや話したいことがあれば、いつでも連絡してね。 草々 |
両親や兄弟姉妹、子どもへの手紙への例文です。「何かできることがあれば遠慮なく言ってください」など、協力を申し出る言葉を添えましょう。
香典返しへのお礼のメッセージ(5)上司など目上の方に送る手紙の例文
●上司など目上の方に送る手紙の例文
拝啓 朝夕の寒さがひときわ身にしみる季節となりましたが、〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 さて、本日ご供養のお品を頂戴いたしました。 ご丁寧なお心遣いを賜り、誠に恐縮しております。 ご多忙の日々が続いておられることと存じますが、 どうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます。 略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます。 敬具 |
目上の方への手紙には、頭語・結語、時候の挨拶を添えましょう。「ありがとうございます」など感謝を述べる言葉や「重々」「くれぐれも」などの重ね言葉は使わないように注意します。
電話での香典返しのお礼の伝え方
ある程度親しい間柄の相手には、電話で香典返しのお礼を伝えるのも良いでしょう。電話で伝えるメリットは、なんといってもそのスピードと生の声が持つ親近感です。香典返しが届いたことを迅速に報告できることはもちろん、遺族にとって、例えば親戚や親しい友人からの電話はそれだけで慰めや励ましになるでしょう。
ただし、電話はやり直しができません。失礼なことや思ってもいないことを口に出してしまう危険性もはらんでいますので、十分な注意が必要です。伝えたいことやNGワードをあらかじめメモしておくなど、事前にしっかりと準備して電話をかけましょう。また、電話は相手の時間を奪ってしまうことを忘れてはいけません。電話をかけた際にはまず、「今、お話しても大丈夫ですか?」と確認するようにしましょう。
●電話でお礼を伝えるポイント
1. 伝えたいことやNGワードをあらかじめメモしておく 2.「今、お話ししても大丈夫ですか?」と相手の状況を確認する |
メールやLINEでの香典返しのお礼の伝え方
普段からメールでやり取りしている友人であれば、香典返しのお礼をメールで伝えても問題はないでしょう。ただし、これは本当に親しい間柄のみ。年配の方の中には、軽すぎる・失礼だという印象を持たれる方も少なくありません。
メールのメリットは、相手の都合の良いタイミングで読んでもらえたり、返信してもらえたりすることです。最も簡潔にやり取りできる手段ですが、あくまでも簡易な方法であることを踏まえて、最初か最後に「メールで失礼します。」「メールで失礼しました。」と入れておくと良いでしょう。また、「返信をしなくては」という相手の気持ちの負担を減らすため、「返信は不要です。」の一文を添えることも忘れずに。
メール・LINEで香典返しのお礼を伝える際のメッセージ例文
メールやLINEで香典返しのお礼を伝える際の注意点と送り先に応じたメッセージの例文をご紹介します。
●手紙・和書でお礼を伝えるポイント
1. 最初か最後に「メールで失礼します(しました)」などの一文を添える 2. 相手の負担を減らすために「返信は不要です」の一文を添える 3. 親戚や職場の上司など目上の方には手紙か電話で連絡をする |
<h4>香典返しへのお礼のメッセージ(1)一般的なメール・LINEの例文
●一般的なメール・LINEの例文
件名:ご供養のお品を頂戴し、恐れ入ります 〇〇様 ご無沙汰しております。〇〇(自分の名前)です。 メールにて失礼いたします。 先ほど、ご供養のお品を頂戴いたしました。 大変な中、このようなお心遣いを賜り、誠に恐縮しております。 何かとご心労も多い頃かと存じますが、どうかご無理なさらず、ご自愛くださいませ。 ご返信はどうぞお気遣いなさいませんようお願い申し上げます。 〇〇(自分の名前) |
基本的な構成は、手紙と変わりません。香典返しが届いたことへの報告と、相手を気遣う言葉を添えましょう。
香典返しへのお礼のメッセージ(2)家族(親・兄弟姉妹・子ども)に送るメール・LINEの例文
●両親に送るメール・LINEの例文
件名:ご供養のお品を受け取りました お母さん(お父さん)へ 今日、忌明けのお品が届きました。 こんな時まで気を遣ってくれて、本当に頭が下がる思いです。 体調を崩しやすい季節でもあるから、少しでもゆっくり休んで、自分の体を大事にしてください。 また近いうちに顔を見に行くつもりなので、 何かできることがあれば遠慮なく言ってほしいな。 取り急ぎ、メールにて失礼しました。 忙しいと思うから、返信は気にしないでね。 〇〇(自分の名前) |
●兄弟姉妹・子どもに送るメール・LINEの例文
件名:ご供養のお品を受け取りました 〇〇へ 今日、ご供養のお品が届きました。その後の体調や気持ちはどうかな。まだ落ち着かない日が続いていると思うけど、まずは自分の体を一番に大切にしてね。 取り急ぎ、メールでお知らせしました。また落ち着いた頃にゆっくり会おうね。 何かあればいつでも力になるから、遠慮せず言ってください。返信は気にしないでね。 〇〇(自分の名前) |
家族を労う気持ちを表現した例文です。「返信は不要です」だと少し冷たく感じる場合は「返信は気にしないでね」などと言い換えても良いでしょう。
香典返しへのお礼のメッセージ(3)友人に送るメール・LINEの例文
●友人に送るメール・LINEの例文(丁寧さを重視した内容)
件名:ご供養のお品を受け取りました 〇〇さん 本日、ご供養のお品が届きました。 丁寧なお気遣いをいただき恐縮しております。 何かとご心労が続く時期かと存じますが、どうぞご無理なさらず、少しでもお身体を大切にお過ごしください。取り急ぎ、メールにて失礼いたしました。 なお、ご返信はお気遣いなさいませんようお願いいたします。 〇〇(自分の名前) |
●友人に送るメール・LINEの例文(ややカジュアルな内容)
件名:ご供養のお品を受け取りました 〇〇さん こんにちは、〇〇です。メールで失礼します。 今日、忌明けのお品物が届きました。お気遣いにかえって恐縮しています。 その後どうしているかと思い、メールしてみました。 いろいろと大変かもしれませんが、無理せずお体を大切にね。 返信は不要です。 〇〇(自分の名前) |
友人へのメールやLINEは、丁寧さを保ちつつも簡潔で相手への気遣いが感じられる内容を意識します。「返信は不要です」は「返信はお気遣いなく」「返信は気にしないでね」としても良いでしょう。
直接香典返しをもらった場合のお礼の言葉は?
●「ご丁寧に恐れ入ります」「恐縮です」などが一般的です。
香典返しをご葬儀の当日に直接いただくこともあるでしょう。このような場合、お礼の言葉は簡潔かつ丁寧に、弔事にふさわしい表現を心がけることが大切です。
直接渡してくださるご遺族の心情に配慮し、「ありがとう」や過剰に恐縮する表現は避けるのがマナーです。語尾が消え入るくらいの声量で「このたびはご丁寧にご供養のお品をいただき、恐れ入ります」「恐縮です」などと述べると良いでしょう。
香典返しのお礼を伝えておくべき相手
前述した通り、香典返しのお礼は、しなくても失礼にあたるものではありません。しかし、「香典返しを送ったのに連絡もしてこない」と思う人がいるのも事実です。
「届きました」とお伝えしておいたほうが良い相手としては、第一に「親戚」が挙げられます。特に目上の親戚や義理の両親などには連絡をしておきましょう。この場合は電話で構いません。
次に職場関係の方々です。上司の場合は手紙や葉書で連絡するのをおすすめします。同僚や仕事相手であれば、メールなどの通常連絡で互いに使用しているツールが良いでしょう。
香典返しを辞退する場合の適切な伝え方
香典返しを辞退するケースとしては、2パターンが考えられます。故人やご遺族ととても親しく、多少なりともこれからのご遺族の生活がたちゆく手助けになるようという考えから辞退する場合。もうひとつは、連名で香典を包んだため、ひとり当たりの金額が少額である場合です。
いずれの場合も、香典の内袋に「香典返しはご辞退申し上げます」や「お返しのご配慮は不要でございます」などと書いた紙を入れておく、あるいは自分の名前のヨコに添えるなど、口頭ではなく文字でお伝えすることが大事です。
香典返しを辞退した場合のお礼状に対する連絡
香典返しの辞退を受けたご遺族は、お礼状のみお送りするのが一般的です。そのお礼状を受け取っても、それに対してのご連絡は不要です。
ただ、これまでお伝えしてきたことと同様、お礼状を受け取ったことをご報告したい、ご遺族へ慰めの気持ちを伝えたい場合はご連絡すると良いでしょう。
香典返しの辞退。失礼にあたらない伝え方は?遺族側の対応も解説。
八代目儀兵衛の弔事・香典返し専用ギフト「偲」シリーズのご案内
弔事は、ある日突然訪れるものです。大切な人とのお別れに際し、故人を偲ぶ気持ちを込めて、ご遺族として丁寧な対応が求められます。その中でも香典返しは、弔問いただいた方々への感謝を表す大切な役割を担っていると言えるでしょう。
最後に、京都発のお米ギフトショップ「八代目儀兵衛」の弔事・香典返し専用のギフト「偲」シリーズをご紹介いたします。
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まとめ
日本では古くから、冠婚葬祭におけるしきたりが大切にされてきました。その中でも「葬」に関するしきたりには、故人を偲び、遺されたご遺族の気持ちに寄り添う心にあふれています。香典返しへのお礼も然りでしょう。香典返しへのお礼は、お礼を伝えるという本来の役割だけでなく、ご遺族の様子を伺うきっかけにもなります。だからこそ、「香典返しが届いたこと」に加え「ご遺族への労りや慰め」を伝えるという2点がポイントです。
世の中の流れにより、マナーも時代に合わせて変わりゆく部分があるのは事実です。しかしその本質は変わることはありません。マナーは思いやり。相手への気持ちを表現する形式なのです。
八代目儀兵衛では、香典返しに纏わるさまざまなマナーについてやお客様の香典返し選びを、経験豊富な専門スタッフが丁寧にサポートいたします。
▼香典返しのマナーについての相談はLINEでも受け付けております
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【執筆者プロフィール】 城戸景子 STUDIO STELLA代表 イメージコンサルタント/ビジネスマナー講師 神戸女学院大学文学部英文科卒業。コンピュータソフトウエア会社に就職後、営業秘書、営業に従事。その後転職、退職、結婚、子育てを経て、イメージコンサルタント資格を取得。外見のイメージ作りによる印象戦略の次は、内面を表すマナーが重要と考え、ビジネスマナー講師資格を取得。特にマンツーマンでのビジネスマナー研修は、内容が充実、日常のささいな疑問も解決できた、分かり易い上に印象に残ると人気。ビジネスマナー、生活マナー等マナー全般についてのオンラインコンサルティングも実施。お問合せ、ご相談はHPのお問合せから。 www.stella.image-consulting.jp |