うるち米とはどんなお米?もち米との違いや語源とは

うるち米とはどんなお米?もち米との違いや語源とは

最終更新日:2022-04-24

うるち米とはどんなお米?もち米との違いや語源とは

うるち米という言葉を聞いた方は多いと思いますが、どのようなお米か説明することは難しいのではないでしょうか。お米には様々な種類があるので、それぞれの特徴を知ることが大切です。

今回はうるち米とはどんなお米なのかをご紹介します。

【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。全ての社員がお米マイスターの資格を持つ、お米のおいしさを追究するプロ集団(五ツ星お米マイスター9名在籍)。その技術と熱量は、ミシュランの星付き店などからも絶大な信頼を寄せられている。さらに、セブン-イレブンのおにぎり監修を2023年から務める。また、HITACHIや伊藤園といった大企業ともコラボを重ね、老舗ベンチャー”としてお米業界の常識を覆し続けるような取り組みを多数実現。メディア取材や出演も多く、テレビや雑誌・WEBでの注目度も高い。

うるち米とは

うるち米とは

うるち米とは、私たちが普段口にしているお米を指します。お米の袋を見ると、うるち米と書かれているものが多くあります。中には「精米」と書かれているものもありますが、正式には「うるち精米」なのでうるちが省略されている形になっています。

もち米との違い

見た目に関して言うと、もち米は白く不透明ですが、うるち米は半透明になっています。

また、お米の成分であるデンプンにも違いがあります。お米にはアミロペクチンとアミロースという2種類のデンプンが含まれており、うるち米はおよそ8割がアミロペクチン、2割がアミロースです。一方もち米はアミロースがほとんど含まれず、ほぼアミロペクチンで構成されています。

アミロペクチンは非常に粘度が高く、米が餅になるために必要な成分です。

白米との違い

白米は精米したお米を指します。うるち米を精米すると白米になり、精米をしていない段階では玄米になります。

白米とは精米の段階を指す言葉で、うるち米はお米の分類という違いがあります。そのため、精米はうるち米に含まれるものの、精米全てがうるち米というわけでありません。

なお、もち米にも白米と玄米が存在します。

うるち米の雑学

うるち米の語源

うるちという言葉の語源説には様々なものがありますが、有力とされているものの中にサンスクリット語が由来しているものがあります。お米の原産国であるインド最古の古典では、稲をサンスクリット語で「vrihi(ウリヒ)」と書かれていることが語源とする説です。ほかにも説はありますが、言葉の響きが似ていることから有力と考えられています。

サンスクリット語が語源の場合、うるち米は「米米」になってしまうので、もち米と区別をつけるために使われるようになったともいわれています。

うるち米で餅は作れる?

うるち米ともち米は先述したようにデンプンの成分量が異なります。そのため、うるち米で餅を作っても、もち米と同じ食感にはなりません。見た目は餅に似ていますが、餅よりも粘性が低いのでお団子のような食感になります。

ですが日本ではもち米ではなく、うるち米で餅を作る地域もありますので、興味がある方は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

うるち米がどのようなお米かお分かりいただけましたか?毎日食べるお米だからこそ、エピソードを知ればより愛着が深まります。是非お米のことをもっとたくさん知ってくださいね!

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