知らないと恥をかく?上司へ贈る新築内祝いのマナー

知らないと恥をかく?上司へ贈る新築内祝いのマナー

最終更新日:2022-04-22

新居に移ったことで、職場の上司から新築祝いをいただくことがあります。もし、“内祝い”をお返しするのであれば、恥をかかぬよう最低限のマナーを把握しておくことが大切です。 以下では、新築内祝いにおけるマナーをご紹介します。

上司への新築内祝いは絶対に必要?

上司から新築祝いをいただいた際、「お返しが必要かどうか」を悩む方は多いのではないでしょうか。実は、ケースによってはお返しが不要になることもあります。

例えば、新築祝いとして5,000円程度の金銭や品物をいただいた場合は、お返しする必要はないというのが一般的といわれています。この場合、相手の「お返し不要」の気持ちが込められているため、あまり高額な品を渡すとかえって嫌みと捉えられてしまう可能性があるのです。もし「どうしても」というのであれば、お返しの品は1,500円以内に抑えておくことをおすすめします。このほか、賃貸から賃貸への引っ越しでお餞別を頂いた場合や、同僚と連名の場合などもお返しは不要です。

上司へ新築内祝いを贈るときのマナー

最も無難な新築内祝いは、やはり新居に招待することだといえます。新居に招いて食事やお酒をふるまったり、帰り際にお土産を手渡したりなどの“おもてなし”を行い、感謝の気持ちをきちんと伝えることが大切です。その際、いただいた新築祝いの品を見えやすい位置に飾っておくことを忘れないようにしましょう。好みでないからと見えない場所にしまってしまうと、相手の好意を無駄にしてしまうばかりか、相手を不愉快にさせてしまう恐れがあります。
新築内祝いとして品を贈る際は、いただいた金額の3分の1~半額を目安にしましょう。いただいた金額が5,000~1万円なら、お返しは1,500~3,000円が目安となります。上司に渡す際、「ぜひ新居にお越しください」などと一言添えるとより好印象です。

上司への内祝いにNGの品として、現金や商品券、足元や床に敷くものなどがあげられます。靴下やスリッパなどはオフィスでも着用・使用するものなので知らずに贈ってしまいがちですが、これらは「上司を踏みつける」という意味に捉えられる恐れがあるため注意が必要です。ほかにも、いただいたものと同じ品や似ている品を贈るのもNGです。 相手に心から喜んでほしいのであれば、お米など誰からも喜ばれる品を選ぶのがおすすめです。

失礼のない新築内祝いにしよう 何も知らないまま内祝いの品を選ぶことで、相手を喜ばせるどころか逆に反感を買ってしまう恐れがあります。「礼儀を知らない」とオフィスでの自身の評価を下げてしまわないよう、マナーをしっかりと把握しておくことをおすすめします。

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