お年賀はいつまでに?渡し方のマナー解説!喜ばれるギフトも紹介!

お年賀はいつまでに?渡し方のマナー解説!喜ばれるギフトも紹介!

最終更新日:2022-11-08

新年のご挨拶に持参するお年賀。いつまでに渡せば良いのかご存知でしょうか?

本記事では、お年賀を渡す適切な時期や、渡し方や「のし」の選び方など、お年賀にまつわるマナーについてマナー講師が解説。お年賀に喜ばれる八代目儀兵衛のおすすめギフトも紹介します。

そもそも「お年賀」とは?

お正月には、門松を立て、しめ飾りをかけ、鏡餅を準備します。これは、新しい年を迎え、その年の歳神様をお迎えするためのもの。家族がそろって、お屠蘇やおせち料理で1年の健康と幸せを願います。お正月は、数ある年中行事の中でも、日本人にとって最も大切な行事のひとつではないでしょうか。

そんな1年の始まりに、親戚や日頃お世話になっている方、勤務先の上司などのお宅にご挨拶に伺う習慣があります。「お年賀」は、この年始回りにお持ちする手土産のこと。元々は、歳神様へのお供え物「御歳魂(おとしだま)」を分け合ったのが、現代の「お年賀」「お年玉」に変化してきたといわれています。

「旧年中はお世話になりました」という感謝の気持ちと、「今年もどうぞよろしくお願いいたします」というご挨拶の気持ちを伝えるのが年始回りの目的です。「お年賀」はその気持ちに添えるちょっとしたギフトと考えれば良いでしょう。

お年賀のマナー

「お正月に縁起でもない」や「お正月早々、気分が悪い」などといった言葉を聞くことがありますが、お正月には昔からの習慣やしきたりを尊重する人が多いように感じます。それは、お正月が1年の始まりだからでしょう。「1年の計は元旦(または元日、正月)にあり」ということわざがあります。「物事は最初に計画を立てることが大事」という意味ですが、まさに1年の始まりを肝心要と考える日本人の心を表しています。

さて、そのような新年のギフトである「お年賀」では、せっかくのご挨拶が無礼になってしまうことは避けねばなりません。ご挨拶する相手に対して失礼のないよう、しきたりを守って贈りましょう。

新年の挨拶はいつまでに?

新年の挨拶は、基本的には3が日の間に伺います。ただし、1月1日の元日は、どの家庭も家族で過ごすのが一般的と心得ましょう。そのため、1月1日は外すのが礼儀です。

毎年、年始回りを受けているお宅では、あらかじめ2日と3日を年始回り用に空けているケースもあります。そのような場合でも、突然伺うのではなく、年末にアポイントを取っておきましょう。何日の何時ごろ、何人で伺うかをあらかじめ知らせておくのがマナーです。

お互いの都合がつかず、3が日に伺えなかった場合は、松の内までに伺います。これはお正月に関わることは、すべて松の内までという風習によるものです。松の内は地方によって異なり、関東地方や東日本では1月7日まで、関西地方や西日本では1月15日までが一般的に該当します。それ以外にも地域で違う場合もあるので、ご自身の地域の松の内を確認しておきましょう。

また、お年賀にも例外があります。例えば、先方やこちらが喪中、あるいは双方が喪中といった事情があり、松の内までにご挨拶できないケースがあるかもしれません。その場合は、名目を「寒中お見舞い」に変えて、松の内を過ぎてからギフトを送る方法があります。あらかじめ電話や手紙で事情をお伝えしておくと、お年賀の気持ちが伝わるでしょう。

お年賀の渡し方

 お年賀は、1年の最初の挨拶に持参するギフトです。親戚や日頃お世話になっている方、勤務先の上司など、基本的には目上の方へお持ちするものですから、服装や訪問時のマナーにも心配りが必要です。

よほど親しいお宅を訪問するのでなければ、到着後、玄関先で服装を整えます。コートや手袋、マフラーといったいわゆる防寒着を脱ぎ、片手にまとめてから、チャイムを鳴らします。玄関先では簡単なご挨拶にとどめ、通されたお部屋で改めて、年始のご挨拶をします。お年賀をお渡しするのは、その直後です。

その際、持参したお年賀は、紙袋や風呂敷から出した状態でお渡ししてください。日本では謙遜の美徳から、つい「つまらないものですが」という言葉をギフトに添えてしまいます。しかし、お年賀は新年のご挨拶。この常套句を避けてはいかがでしょう。「お気に召すといいのですが」や「ほんの気持ちです」などの方が、1年の始まりに相応しいのではないでしょうか。

お年賀には「のし紙」を

日本の贈り物は、「紙で包む」「水引で結ぶ」「表書きを書く」の3つが基本です。お年賀も「のし紙」をかけてお持ちしましょう。お年賀では、紅白の水引を使った蝶結び(双輪結び)を使います。ただし、関西地方では、同じ紅白の水引でも、結び切りの一種であるあわじ結び(鮑結び)を使うこともあります。

「表書き」には、「御年賀」「御年始」「新年ご挨拶」と書きます。水引の下部分には贈る側の苗字を書き入れてください。

「のし紙」は、外掛け(外のし)で用意しましょう。贈り物に必要な掛け紙(のし紙を含む)、水引、表書きの役割のひとつは、ひと目見ただけでどのような種類の贈り物かがわかること。お年賀の場合も、年始挨拶に持参したとわかるように外掛け(外のし)で準備してください。

お年賀に喜ばれる八代目儀兵衛のギフト

ここからは、お年賀に喜ばれる八代目儀兵衛のギフトを見ていきましょう。友人やご近所さん、職場の上司、親や親戚など、お年賀を渡すシーン別におすすめのギフトをご紹介しますので、お年賀選びの参考にしてください。

友人やご近所さんに喜ばれるお年賀ギフト

友人やご近所さんに渡すお年賀は、きちんと感がありながらも相手に気を遣わせないことがポイントです。八代目儀兵衛のギフトの中でも、気心の知れた友人やご近所さん向けに喜ばれる商品をご紹介しましょう。

祇園料亭米 高瀬<たかせ>

お米と海苔という絶妙な組み合わせが、気心の知れた友人やご近所さん向け。お年賀だからと気負わず、それでいてきちんと感を伝えられる年始に相応しいギフトです。

祇園料亭米「高瀬 <たかせ>」の詳細を見る

十二単 三分咲き <さんぶざき>

3種類のお米を食べ比べる楽しさをお届けするギフトです。友人やご近所さんとの話題作りにも最適。親しい方々に差し上げるのにちょうどいい金額も嬉しい一品です。

十二単 三分咲き <さんぶざき>の詳細を見る

職場で喜ばれるお年賀ギフト

日頃から職場でお世話になっている上司へのお年賀は、上品さも欠かせない要素。感謝の気持ちをしっかりと表現できる八代目儀兵衛のギフトはこちらです。

十二単詰合せ「三条<さんじょう>」

職場でお世話になっている上司のご家庭には、上品で格のあるものをお持ちしたいもの。三種類のお米に加え、選び抜かれたご飯のお供が喜ばれること請け合いです。

十二単詰合せ「三条<さんじょう>」の詳細を見る

十二単六分咲き<ろくぶざき>

お年賀という「ハレ」のギフトを表現する、華やかで贅沢なお米のギフトです。「今年もよろしくお願いします」という気持ちを伝えるのは、中身だけではありません。6種類のお米をひとつひとつ丁寧に手包みで包んだ風呂敷もまた、職場の上司への日頃の感謝を表現するのにぴったりです。

十二単 六分咲き <ろくぶざき>の詳細を見る

親や親戚に喜ばれるお年賀ギフト

親や親戚に贈るお年賀には意外にも気を遣い、どんなものを選べば良いのか悩むかもしれません。おめでたい1年の始まりを喜び合うのにふさわしい八代目儀兵衛のギフトを選んでみました。

十二単シリーズ 満開<まんかい>

義両親や親戚などへのお年賀は、他人ではないだけ余計に気を使うものです。箱を開けた瞬間目に入る、色とりどりの風呂敷包み。その後も使えるため、年配の方々へのアピールポイントになるでしょう。センスが良く、かつ実用的と褒められるおすすめの一品です。

十二単シリーズ 満開<まんかい>の詳細を見る

祇園料亭米シリーズ 翁霞<おきなかすみ>

とにかく美味しいものを召し上がっていただきたい。その気持ちがまっすぐに伝わるお年賀です。最高の料理人が最高と認めたお米は、味の違いがわかる人生の先輩方にもきっと満足いただけるはず。

祇園料亭米シリーズ 翁霞<おきなかすみ>の詳細を見る

まとめ

古くから日本には、「ハレ」と「ケ」という考え方があります。日常生活や空間を表す「ケ」とは逆に、お祭りや儀式、年中行事など、普段とは違う場面を表す「ハレ」。お正月は、言うまでもなく、日本人にとって「ハレ」の最も代表的な行事です。

そのお正月のギフトとしてのお年賀は、伝統的に受け継がれてきた“しきたり”を尊重することが求められます。何よりお年賀は、松の内に持参するものと心得ましょう。外のしで、紅白のおめでたい水引。そして、のしの表書きには「御年賀」か「御年始」。このようにきちんと整えられたお年賀のたたずまいは、それだけで新年の晴れ晴れしさを表現します。

長い人生、毎年のようにいろいろなことが起こるでしょう。良いことばかりではない1年だったとしても、新年は誰にも等しく訪れるリセットのタイミングです。新しい年の始まりを祝うギフトとして、お年賀を効果的に贈ってはいかがでしょうか。

八代目儀兵衛のお年賀の詳細はこちら

【執筆者プロフィール】

城戸景子
STUDIO STELLA代表
イメージコンサルタント/ビジネスマナー講師

神戸女学院大学文学部英文科卒業。コンピュータソフトウエア会社に就職後、営業秘書、営業に従事。その後転職、退職、結婚、子育てを経て、イメージコンサルタント資格を取得。外見のイメージ作りによる印象戦略の次は、内面を表すマナーが重要と考え、ビジネスマナー講師資格を取得。特にマンツーマンでのビジネスマナー研修は、内容が充実、日常のささいな疑問も解決できた、分かり易い上に印象に残ると人気。ビジネスマナー、生活マナー等マナー全般についてのオンラインコンサルティングも実施。お問合せ、ご相談はHPのお問合せから。

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