最終更新日:2022-05-07
子どもに関する内祝いは、出産内祝いや初節句内祝いなどさまざま。それぞれの内祝いを気持ちよく行うためには、マナーの把握は必要不可欠です。そこで今回は、出産内祝いと初節句内祝い、入学祝い内祝いのマナーについてご紹介します。
品物、時期、相場……それぞれのマナー
内祝い各種には、贈る品物や相場、贈るタイミングなどにマナーがあります。それは、子どもに関する内祝いにもいえること。以下では、それぞれの内祝いの基本的なマナーをご紹介します。
出産内祝い
出産内祝いは、いただいた出産祝いに感謝の気持ちを込めてお返しする贈り物のこと。出産内祝いを贈るタイミングは一般的に赤ちゃんの生後1カ月あたり、ちょうどお宮参りの前後が目安といわれています。しかし、慣れない育児にバタバタしたり体調がなかなか回復しなかったりして、出産内祝いを贈るのが遅くなってしまうことも。その場合は、遅くても生後2カ月以内には出産内祝いを贈るようにしましょう。なお出産内祝いの相場は、いただいた品の半額程度が一般的。品物はお米などの食品をはじめ、洗剤やタオルなど毎日使う消耗品が適切です。
初節句内祝い
初節句は、その名のとおり赤ちゃんが初めて迎える節句のことを指します。初節句内祝いは、いただいた初節句祝いへお返しする贈り物のこと。初節句内祝いを贈るタイミングは、初節句を終えてから3週間~1カ月が適切です。相場は出産内祝いと同じく、いただいた品の半額程度といわれています。ただし、地域や相手との間柄によって差異があるので注意しましょう。なお、品物はお米やお菓子などの食品の他、タオルなどの実用品がおすすめです。
入学内祝い
入学内祝いは、いただいた入学祝いに「ありがとう」の気持ちを込めてお返しする贈り物のこと。本来入学祝いへのお返しは必要ないといわれていますが、地域や相手との間柄によってはお返しが必要になることがあります。そんな入学内祝いは、子どもの入学後1カ月以内に贈るのがマナーです。品物は日持ちするお米やクッキーなどの食品、洗剤やタオルなどの生活用品が適切です。小学生であれば、子どもが書いた手紙や絵を贈り物に添えるのもおすすめです。なお、相場はいただいた品の半分もしくは3分の1程度といわれています。
マナーを守った上で感謝の気持ちを届けよう
子どものお祝いをいただいたら、心を込めてお返しをしたいもの。相手に喜んでもらうためには、基本的なマナーを守ることが大切です。特に出産内祝いや初節句内祝い、入学内祝いは、子どもの節目を祝福してくださった方への大切なお返し。贈るタイミングや相場、品物に関するマナーを把握して、相手が心から喜ぶような内祝いにしましょう。