最終更新日:2022-04-23
食と美は深くつながっているもの。心を癒やすおいしい食事で、身体の内側から、もっとキレイになってみませんか?
今回八代目儀兵衛は、世界の美容情報を発信するビューティーサイト「キレイノート」様とコラボし、食から生まれる美しさについて教わってきました。
教えてくれたのは木下あおいさん。身体の内側から美があふれ出す「インナービューティー」の第一人者です。
疲れは美の大敵。木下さんオリジナルの疲労回復レシピで、心も身体も、キレイに磨きをかけましょう。
※この記事は2019年の取材をもとに構成されています
木下あおい
(社)日本インナービューティーダイエット協会 代表理事。インナービューティープランナー®︎・管理栄養士をはじめ、様々な食と美容に関する資格を所有している。「美腸栄養学®︎」を提唱し、キレイと幸せを食から実現するライフスタイルを研究・発信中。当たり前の日常を丁寧に暮らすことで、心も整った前向きな毎日を過ごすことを大切にしている。
Blog:「木下あおいのキレイになるインナービューティーダイエット」
Instagram: aoi_kinoshita
美肌の鍵は腸にあり。まずは腸を健康に!
―――食べ物と肌って、直につながっている気がします。美肌について教えてもらえすか?
肌には体調が出やすいもの。管理栄養士でもある私からは、美肌を叶えるために、まず「腸を整える」ことをおすすめします。
私は、腸を整えて美を生み出す「美腸栄養学®︎」を提唱しています。私がインナービューティープランナーとして活動する中でも、特に重視している要素ですね。美腸を実現するには、食物繊維の摂取が重要なカギとなります。毎日きちんと食物繊維が摂れる食生活にしたいところです。
玄米の食物繊維が、腸と肌のキレイを叶える
―――食物繊維が重要、ですか。毎日必ず食べる主食で補うことってできますか?
主食には玄米がおすすめです。私も普段から玄米を炊いています。
疲労回復についてお話した際にも、主食を含め「栄養をしっかり頂く食事」の大切さをお伝えしました。玄米は、いわばお米の赤ちゃんです。精製工程で糠や胚芽が取り除かれていない分、栄養が多く残っています。もちろん、食物繊維もたっぷり含まれていますよ。
食物繊維は便秘解消に役立ち、腸のデトックスをしてくれます。老廃物を排出することが、美肌の実現につながるんです。更に、美腸を保つことで、美肌に効く栄養も吸収されやすくなるんですよ。
私自身、肌荒れが気になるときは玄米を中心とした食事を意識的に取るようにしていますね。私の肌には、効果テキメンなんです。
ただ、毎日摂る「主食」だからこそ、無理はNG。白米にもたっぷり栄養が含まれていますし、食の好みは千差万別です。「心も体も満たされる食事」を意識して、自分に合ったスタイルを見つけてみてください。
―――絶対にこれじゃなきゃダメってことはないんですね。
何事も無理しては続きません。毎日楽しめてこそ、その習慣がつく。その楽しい習慣によって美が生まれる。このサイクルが、インナービューティーにおいて重要なんです。味付けも自分好みで。肩肘張らず、好きなことからトライしてみてください。
―――無理せず、おいしく、楽しく…。それなら続けられそうです! お話、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。毎日の食を一緒に楽しみましょうね。
木下さん直伝 肌に磨きをかけるインナービューティーレシピ
ここからは、木下さんに教わった美肌に効くインナービューティーレシピをご紹介します。彩りも鮮やかな和え物は、どれもこれも美肌にアプローチする食材ばかり。
メインで使うかぼちゃやブロッコリーには、美肌に効くビタミンエース(A・C・E)が含まれています。ビタミンAで粘膜の修復。ビタミンCでコラーゲン生成に加えて、シミ・シワ対策。ビタミンEの抗酸化作用で活性酸素の除去。この2つの野菜に含まれるビタミンが、あらゆる角度から美肌を生み出してくれます。
また、鰹節にはカルシウムやマグネシウム・ビタミンなど、女性が不足しがちなミネラルがたっぷり。もしお味噌汁などに使った「だしがら」が残っていれば、それを活用してもOK。
ブロッコリースプラウトには、高い抗酸化作用を持つスルフォラファンが含まれています。また、亜麻仁油には、体内で生成できないオメガ3が含まれています。こちらはお肌の粘膜・潤いに貢献してくれる食材です。
それでは、作り方をごらんください♪
≪季節野菜の美肌和え≫
【材料】
かぼちゃ:150g
ブロッコリー:8 房
ブロッコリースプラウト:適量
鰹節:4 g
亜麻仁油:大さじ1
醤油:小さじ2
塩:ひとつまみ
- 鍋に大さじ3の水、かぼちゃを入れ、塩をふるう。ブロッコリーを重ねる。かぼちゃが甘くなるまで弱火で蒸し煮する。ブロッコリーは青々としたら取り出す。
- ボウルにかぼちゃ、お好みの大きさに切ったブロッコリーを入れ、醤油を加え、全体を軽く潰すように混ぜる。鰹節、ブロッコリースプラウト、亜麻仁油を加え、全体をさっと和える。
汁物をプラスするなら、乾燥シイタケを。ビタミンDがカルシウムの吸収を補助して、気持ちを安定させてくれます。ますます笑顔美人になれちゃいますよ。
プレミアム玄米「金のいぶき」で美容と健康にアプローチ♡
私たち八代目儀兵衛でも、美容と健康に効く玄米をご用意しています。
玄米は炊き方が難しいとよく言われますが、この「金のいぶき」は、炊飯器で簡単に炊ける優れもの。玄米にありがちな糠のにおいも少なく、甘い香りと芳醇な甘みが特長。通常の玄米よりも3倍大きな胚芽部分には、ビタミンEやGABAが多く含まれています。
簡単に炊けて、おいしくて、栄養もたっぷり。初めての玄米には、ぜひ「金のいぶき」を選んでくださいね。
キレイを生み出す主食を取り入れて、毎日をもっと笑顔に、もっと美しく! 八代目儀兵衛もお役に立てたら嬉しいです。
取材協力