最終更新日:2024-04-08
好きなものを自由に購入できる商品券。「結婚祝いにもらって助かった」という方も多いのではないでしょうか?
何かと重宝する商品券ですが、結婚祝いのお返しの品としてはマナー違反にならないか心配になりますよね。そこで本記事では、
・結婚内祝いに商品券を贈ってもいいのか
・贈る場合はどのようなことに気をつければいいのか
など気になる商品券の送り方やお返しのマナーについて京の米老舗 八代目儀兵衛がご紹介します。
結婚祝いのお返しに商品券を贈ってもいいの?
①1番のデメリットはお返しの金額が相手にわかってしまうこと
②無機質で冷たい印象になる
③商品券使う習慣がない人にとっては不便
④オンラインギフトカードは印象が良くない
結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈らない方がよいケースとは?
①結婚祝いで商品券をいただいた場合
②職場の上司など目上の方に贈る場合
③いただいたお祝いの金額がわからない場合
結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈るメリットはある?
結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈ってもよいケースとは?
①お返しに商品券をリクエストされた場合
②相手の好きなブランドや生活に適したものを贈る場合
結婚祝いのお返しに商品券・ギフトカードを贈るときのマナーやポイント
①結婚内祝いの相場の範囲で贈る
②商品券に熨斗をつけて贈る
③お菓子やお米など他の商品と一緒に贈る
④お礼状やメッセージカードを添えて贈る
結婚内祝いに贈る商品券はどこで買う?
【結婚内祝い】商品券・ギフトカードの安全な送り方
①購入店に郵送を依頼する
②一般書留か簡易書留で郵送する
商品券の発送に使えない発送方法もあるので注意
商品券の代わりになる内祝いギフトはある?
結婚内祝いには商品券の代わりに「八代目儀兵衛のお米券シリーズ」がおすすめの理由
①金額を伏せて贈ることができる
②好きなお米をもう1度選べる
③注文方法がとにかく簡単!
④配送手続き・お礼状・熨斗のマナーなど専任スタッフがお返し選びをサポート
結婚内祝いで商品券・ギフトカードを贈るときのマナー|まとめ
結婚祝いのお返しに商品券を贈ってもいいの?
結婚内祝いは、結婚祝いをいただいた方にお礼と感謝の気持ちを込めて贈るギフトです。
「せっかくなら相手がほしがっているものを贈りたい。だけど相手の好みがわからない」「それなら実用的な商品券を贈ろう」と考える方も少なくないかもしれません。
しかし、商品券は贈り方を間違えると失礼な印象を与えてしまうこともあるのです。
①1番のデメリットはお返しの金額が相手にわかってしまうこと
商品券の1番のデメリットは贈り先にお返しの金額が知られてしまうことです。現金と同じように使える分、お相手の価値観によってはお祝いを現金で返されたようで気分を害してしまうかもしれません。
②無機質で冷たい印象になる
自分のためを思って贈られたギフトは、どんなものでも嬉しく感じるものですよね。たとえば、自分の好きなお菓子を覚えてくれていたり、前から欲しいと言っていたものをプレゼントしてくれたりすると「一生懸命考えてくれたんだな」と心があたたかくなるはずです。
一方、商品券やギフトカードは贈られた側が自分で好きなものを購入するため、少々手抜きで冷たい印象を与えてしまいます。お返しは価格以上に相手を思いやる気持ちが大切。たとえ好みがわからなくても、相手の顔を思い浮かべながら一生懸命選んだギフトは喜ばれるに違いありません。
③商品券使う習慣がない人にとっては不便
結婚内祝いのギフト選びのコツは、「相手の立場に立って考える」ということです。当たり前のことですが、普段使い慣れていないものをもらってもお相手は困ってしまいます。
・田舎に住んでいて近くに商品券が使えるお店がない
・高齢で商品券の使い方がわからない
など、お相手のライフスタイルに合わない場合は別の品物を贈る方が賢明でしょう。
④オンラインギフトカードは印象が良くない
最近では、スマートフォンを使って簡単に贈れるオンラインギフトが数多く登場しています。商品券のように実態がなく、その多くがバーコードやアプリを通じて決済を行います。中にはおしゃれなデジタルカードでメッセージを贈れるものもあるようですね。
こうした新しいギフトは若い世代からは支持を集める一方、年配の方からは「使い方がわからない」「フォーマルなお返しにはふさわしくない」などあまり評判はよくないのだとか。あくまでも仲のよい同世代の間のみにとどめておくのがよさそうですね。
結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈らない方がよいケースとは?
商品券やギフトカードは、相手を見極めて贈らないと「常識がない」と思われてしまうかもしれません。せっかくの内祝いがきっかけでお相手との関係性が崩れてしまうなんてことは、避けたいものです。では、何を基準にして判断すればよいのでしょうか?
①結婚祝いで商品券をいただいた場合
結婚祝いに商品券をもらった場合は、お返しに商品券を選ぶのはマナー違反です。結婚内祝いは、お祝いをいただいてから1ヶ月以内に贈られるもの。
自分がプレゼントしたものと全く同じものが翌月に届くのは、なんだか奇妙な感じがしますよね。加えて、お祝いを突き返すような印象を与えてしまうかもしれません。
②職場の上司など目上の方に贈る場合
現金と同じように使える「商品券」。新婚生活は何かと物入りな時期なので「結婚祝いにもらって家計が助かった」という方も多いでしょう。
しかし、職場の上司や親族など目上の方に贈るのはタブー。「家計が苦しそうに見えるのか」など、余計な誤解を招いてしまうかもしれません。
③いただいたお祝いの金額がわからない場合
結婚内祝いの相場は、いただいたお祝いの半額から3分の1程度が目安です。たとえば、3万円の結婚祝いをもらった場合は1万円〜1万5千円の間でお返しの品を選びます。
結婚祝いを現金でもらった場合は、お返しの目処が立ちやすいものの、品物など現金以外でもらった場合ははっきりとした金額が割り出せませんよね。
内祝いでは相場よりも多いお返しはマナー違反とされているため、曖昧な認識で相場とかけ離れた金額の商品券を贈ってしまうとお相手に違和感を与えてしまいます。
中には「『いただいた物の価値や金額を品定めして、お返しさせていただきました』と言われている気がする」なんて声も。
お祝いの金額がわからないときこそ、商品券ではなく内祝いの品物を選ぶのが賢明ですね。
結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈るメリットはある?
ここまで、結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈るデメリットばかりをお伝えしてきましたが、もちろん悪いことばかりではなく、商品券ならではのメリットも存在します。
・かさばらない
・相手の好きなものを選んでもらえる
紙でできた商品券はかさばらずコンパクトに贈ることが可能です。財布に入るサイズのものが多いため、お相手の居住スペースを圧迫しません。好きなときに、ほしいものを買えるのは商品券ならではのメリットだと言えるでしょう。
結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈ってもよいケースとは?
「結婚内祝いに商品券は失礼」と考える人がいる一方で、「いらないものをもらうより実用的で嬉しい」「全く気にならない」という人もいるようです。
では、どのようなケースであれば結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈っても良いのでしょうか?
①お返しに商品券をリクエストされた場合
友人や兄弟など親しい仲であれば、お相手に欲しいものをリサーチすることも可能ですよね。そんなとき「お返しに物は必要ない」と言われたり商品券をリクエストされることもあるでしょう。この場合「お相手の欲しいもの」=「商品券」となるため、内祝いの品として贈っても問題ありません。
ただ「物は必要ない」と言われた場合は、あくまでも「形に残る物はいらない」というだけであって「商品券がほしい」とは限りません。お菓子や食品・日用品など「消耗品」を贈った方が喜ばれる可能性もあるでしょう。
②相手の好きなブランドや生活に適したものを贈る場合
何かと便利な商品券は、手軽さゆえそっけない印象を与えてしまう可能性があります。少しでも相手のことを考えるなら、お相手が好きなブランドや店舗で使えるものを選びましょう。
たとえば、旅行が好きな方には旅行券が、お酒が好きな方には、全国の酒屋さんで使えるビール共通券・清酒券などが喜ばれるかもしれません。「以前〇〇がお好きだと伺いましたので」など理由を添えると、心のこもった印象になるはずです。
結婚祝いのお返しに商品券・ギフトカードを贈るときのマナーやポイント
結婚内祝いに商品券やギフトカードを贈ることには、贈り物の基本を理解しておく必要があります。ここでは、非常識と思われないために知っておきたいマナーをご紹介します。
①結婚内祝いの相場の範囲で贈る
先ほども述べたように、多すぎるお返しはマナー違反です。品物を贈る場合と同様に、商品券を選ぶ際もいただいたお祝いの半額から3分の1程度の金額でお返しをするのが基本です。
とはいえ人によって価値観はさまざまです。「1万円のお祝いを渡して、5千円の商品券が贈られてくるのはなんとも言えない寂しさがある」「きっちり半返しは複雑」なんて声も。相手の性格や関係性をしっかりと見極める必要がありそうですね。
②商品券に熨斗をつけて贈る
結婚内祝いはフォーマルな贈り物です。商品券をそのまま贈るのではなく、必ず熨斗をつけるようにしましょう。
結婚内祝いは夫婦にとって一生の誓いを表す行事であるため、一度結んだら簡単には解けない「結び切り」を選びます。水引の本数は「10本」、色は「紅白」または「金銀」です。
表書きは「寿」または「内祝」とします。黒の毛筆で濃く太く、力を入れて書きましょう。
名前の書き方はいくつかパターンがあるため、夫婦の意向にあったものを選んでください。
①結婚後の新姓のみ
②新姓の下に新郎新婦のフルネームを連名で書く
③新郎新婦の名前のみを連名で書く
④「○○家」「▲▲家」と両家を連名
職場などで結婚後も旧姓を名乗る場合でも、結婚内祝いの熨斗は「新姓」を記入するのがマナーです。どうしても旧姓を書きたい場合は、両家の苗字を連名で書くとよいでしょう。
商品券と一緒に品物を贈る場合は、商品券の方に熨斗をつけます。
③お菓子やお米など他の商品と一緒に贈る
「商品券だけで贈るのは気が引ける」という場合は「お菓子+商品券」「お米+商品券」「タオル+商品券」など他の品物と一緒に贈ってみましょう。結婚内祝いの額面をぼかせるだけでなく、相手を思う気持ちが伝わりやすくなります。日持ちのする食品や日用品など、もらって困らない品物を選ぶとよいでしょう。
④お礼状やメッセージカードを添えて贈る
商品券やギフトカードだけ贈られてくると、「お祝いが気に入らなかったの?」「気持ちがこもっていない」など不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。結婚内祝いの本質は、2人の門出を祝ってくれた大切な人たちに感謝の気持ちを届けること。ぜひ、心のこもったメッセージカードやお礼状を添えてください。
結婚内祝いに贈る商品券はどこで買う?
結婚内祝いに贈る商品券はどこで買えるのでしょうか?商品券には種類があるため「ここに行けば買える」とは言い切れませんが、一般的には購入したい商品券のサイトや実店舗で手に入るようです。熨斗や名入れなどのオプションサービスも充実している店舗も多いので、積極的に活用したいですね。
【結婚内祝い】商品券・ギフトカードの安全な送り方
直接手渡しする場合を除けば、商品券やギフトカードは郵送で贈ることになるでしょう。発送する前には、商品券が折れたり汚れたりしないように丁寧な梱包を心がけます。ここでは、商品券・ギフトカードの安全な送り方について確認しておきましょう。
①購入店に郵送を依頼する
安全かつ丁寧な配送を望むなら、迷わず購入店に依頼しましょう。商品券を販売しているお店やオンラインストアが配送の手続きを行なってくれます。この場合、商品券の代金のほかに送料が必要になります。
②一般書留か簡易書留で郵送する
商品券やギフトカードを自分で購入して送る場合は、「一般書留」か「簡易書留」のどちらかを利用します。
一般書留 | 引き受けから配達までの送達過程を記録。郵便物等の破損・紛失に対する実損額が賠償される。 |
簡易書留 | 一般書留に比べて料金が割安。原則5万円までの実損額が賠償される。 |
誤配や紛失を防ぐためにも、補償や追跡サービスのある方法を利用するのがベストです。
商品券の発送に使えない発送方法もあるので注意
商品券やギフトカードの配送に使えない方法もあります。誤って贈らないように注意しましょう。
現金書留 | 商品券は現金ではないため使用できません。 |
ゆうパック以外の宅配便 | 法律上、日本郵便以外の運送会社以外の業者が商品券を贈ることはできません。 |
商品券の代わりになる内祝いギフトはある?
商品券の代わりとしては、カタログギフトが挙げられます。
商品券のように額面がわかりにくくなるため、比較的どの世代にも受け入れられやすい傾向にあります。結婚式の引き出物としても人気の高いアイテムですが「相手のために品物を選んでいない点は商品券と同じ」と考える人もいるようです。
内祝いなど、お相手と1対1でやり取りをする場合は、お相手との関係性や価値観に合わせるのが無難かもしれません。
結婚内祝いには商品券の代わりに「八代目儀兵衛のお米券シリーズ」がおすすめの理由
「結婚内祝いにどのようなものを贈っていいのか迷っている」「お相手の好みがわからずに困っている」そんなお悩みを抱えているなら、商品券やギフトカードの代わりに「八代目儀兵衛のお米券シリーズ」を贈ってみませんか?
毎日食べるお米は、好みが分かれにくく内祝いにも最適なギフト。シンプルな食材だからこそ、素材のよさや味わいの違いを感じていただけるはずです。
①金額を伏せて贈ることができる
八代目儀兵衛のお米券シリーズは、お米マイスターが厳選した「料理米」と「お米券(商品券)」がセットになったギフト。お米券には金額が記載されていないので、お相手に内祝いの額面が知られることはありません。
②好きなお米をもう1度選べる
和食に合うお米、中華に合うお米など、その日のお料理に合わせて選べる料理米の中から、贈り先が気に入ったお米をもう一度お取り寄せできる新しい内祝いの形。お米が足りなくなったときや誰かをもてなしたいときなど、お好きなタイミングで精米したてのお米をお届けします。
③注文方法がとにかく簡単!
注文は引換はがきに気に入ったお米とお届け先を記入するだけの簡単ステップです。商品券を使い慣れていない方やパソコンでの手続きが苦手な方にも喜ばれるギフトです。
④配送手続き・お礼状・熨斗のマナーなど専任スタッフがお返し選びをサポート
迷いがちな配送の手続きも、八代目儀兵衛の専任スタッフにお任せください。結婚式の写真が添えられる「メッセージカード」や結婚内祝いにふさわしい「熨斗」など各種無料サービスも豊富にご用意しています。
おしゃれなテンプレートを活用して、世界にたったひとつだけの内祝いを贈りませんか?
結婚内祝いで商品券・ギフトカードを贈るときのマナー|まとめ
お相手に内祝いの額面がわかってしまう商品券。いただく分には気にならなくても、いざ贈る側になると色々と迷ってしまいますよね。
実用的で便利な分、相手への思いやりの気持ちが伝わりにくいといったデメリットがあるのも事実。
代目儀兵衛では「相手に好きなものを選んでもらいたい」という気持ちを大切にしながら、特別感や感謝の気持ちが伝わる「お米券シリーズ」を展開しています。
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