最終更新日:2022-05-07
内祝いを手渡ししたい方は、相手の都合や、家庭の事情などもあることですので、突然尋ねて行くというようなことはご法度です。
必ず事前に連絡をとり、お伺いしたい旨を伝えて許可をいただきましょう。
手渡しギフトとして内祝いをお渡しする際にお勧めとなる形式は、外包み風呂敷や手提げ袋などが良いでしょう。手提げ袋も贈り物として喜んで頂けるよう高級感ある素材を使用した厚手の手提げ袋をご用意すると、尚更気持ちが伝わりお勧めとなります。
お渡しする相手との親密度にもよりますが、基本的にはお礼のご挨拶という程度の認識で、玄関先で内祝いの品をお渡しし、その日はそのまま失礼します。
品物は外包み風呂敷や紙袋に入れて持参しますが、お渡しする時には取り出して、のしなどの表書きが相手の方の正面を向くようにして、両手で持ってお渡しします。
最近は、結婚や出産の内祝いは、カタログなどを郵送で送って済ませてしまおうというような風潮が見られます。
しかし、本当に感謝の気持ちを伝えるなら、訪問してお礼の品を手渡し、近況を報告するほうが丁寧です。
内祝いの品は、頂いたお祝いの半分くらいのものが妥当といわれていますが、貰ったものの値段がわからないこともあり、多少巾をもって選んでも大丈夫です。
品物は相手に喜んでもらうことを考えて、縁起のいいものをセンス良く選べば、特別な約束事はありません。
しかし、目上の方に肌着や靴下などのじかに身に付けるもの、あるいは現金や金券などを贈るのは失礼にあたるのでさけましょう。