お彼岸・初彼岸のお返しの品物は何がいい?金額や熨斗などマナーを解説

お彼岸・初彼岸のお返しの品物は何がいい?金額や熨斗などマナーを解説

最終更新日:2022-11-05

春と秋に訪れるお彼岸。中でも故人が亡くなって初めて迎えるお彼岸を「初彼岸」と言います。一般的に「お彼岸にいただくお供えにはお返しは不要」とも言われますが、いただきっぱなしは何だか気が引けてしまいますよね。

そこでこの記事では、京都初・お米のギフトショップを営む「八代目儀兵衛」がお彼岸のお返しマナーをご紹介。お彼岸・初彼岸のお返しにおすすめの品物についてもまとめました。

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【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。風呂敷で包まれた「お米のギフト」やきめ細やかなサービスは、「贈ったら必ず褒められる贈りもの」と評判。慶弔問わず、人生の大切な日や大切な相手への贈りものとして高い評価を受けている。セブン-イレブンやHITACHI、伊藤園といった大企業ともコラボ実績多数。お米への深い愛情と知識、鍛え上げられた技術やノウハウに、メディア取材・出演も多く、テレビ・雑誌・WEBでの注目度も高い。

お彼岸とは?

お彼岸とは、日本に古くから伝わる雑節の一つで、毎年3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」を挟んだ7日間のことを言います。雑節とは、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた特別な暦日のことで、お彼岸の他に「節分」「八十八夜」「土用」「半夏生」などが該当します。

お彼岸は日本独自の仏教的習慣です。仏教では、極楽浄土の世界は西に位置すると考えられています。「春分の日」と「秋分の日」は、太陽がちょうど真西から上り真西に沈む日です。そこで、昼と夜の長さが同じになる「春分の日」と「秋分の日」を「極楽浄土とこの世が最も近づく日」として、祖先を敬い墓参りをするようになったのが現在のお彼岸の始まりだと言われています。

お彼岸はいつからいつまで?

お彼岸の時期は、毎年春と秋の2回です。春分の日を挟んだ前後3日間の計7日間を「春彼岸」秋分の日を挟んだ前後3日間の計7日間を「秋彼岸」と呼んでいます。

●春彼岸

彼岸入り彼岸入り彼岸入り春分の日(中日)彼岸明け彼岸明け彼岸明け

●秋彼岸

彼岸入り彼岸入り彼岸入り秋分の日(中日)彼岸明け彼岸明け彼岸明け

お彼岸の期間はどちらも1週間。それぞれの始まりの3日間を「彼岸入り」、春分の日と秋分の日当日を「中日」、終わりの3日間を「彼岸明け」と言います。

初彼岸とは?

故人が亡くなり、四十九日後に初めて迎えるお彼岸のことを「初彼岸」と呼びます。なお、四十九日よりも前に「春分の日」や「秋分の日」を迎えた場合、初彼岸には該当せず、四十九日が過ぎた次のお彼岸が初彼岸となります。

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お彼岸や初彼岸には何をする?事前の準備も紹介

故人が亡くなって初めて迎えるお彼岸は、何をすれば良いのか戸惑ってしまいますよね。通常のお彼岸も初彼岸も基本的な流れは同じです。ここではお彼岸の時期に向けてやるべきことを確認しておきましょう。

お彼岸・初彼岸にすること|①仏壇・仏具の掃除

お彼岸が近づいてきたら、仏壇や仏具を綺麗に掃除します。毛ばたきで埃をはらったり、柔らかい布で乾拭きをしたりしましょう。金仏壇は表面が剥げやすいため、濡れ雑巾の使用は控えてください。

お彼岸・初彼岸にすること|②お墓の掃除

清々しい気持ちでお彼岸を迎えられるように、汚れや落ち葉は事前に掃除しておきましょう。お墓まわりの雑草やごみを取り、古いお花や線香の灰も取り除きます。墓石は水を含ませたスポンジで優しく擦って汚れを落としましょう。

お彼岸・初彼岸にすること|③お墓参り

お墓が綺麗になったら、家族や親族と一緒にお墓参りをします。お墓参りのタイミングは、極楽浄土とこの世が最も近づく「春分の日」「秋分の日」の前後が目安です。お彼岸の期間であれば、お墓参りはいつ行っても問題ありません。

お墓参りの手順

お墓参りの基本的な流れをご説明します。

①お墓の掃除

②柄杓に水をくみ、墓石に打ち水をする

③花立にお花を供える

④半紙にのせてお供え物を供える

⑤線香をあげて合掌する

⑥火の始末をしてお供え物を持ち帰る

お墓にはお花と一緒に、果物やお菓子、故人の好きだった物をお供えします。お供え物をそのままにしておくとカラスなどが寄り付く原因となるため、お供えはお参りが終わったら持ち帰り、自宅でいただくのがマナーです。

お彼岸のお供え

お彼岸のお供えには、「ぼたもち」や「おはぎ」が用いられます。材料は同じですが、春彼岸では牡丹の花にちなんで「ぼたもち」、秋彼岸では萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ばれています。

お彼岸・初彼岸にすること|④彼岸会

彼岸の期間に行われる仏事を「彼岸会」と言います。地域や宗派によってはお坊さんを招いて、お経を唱えてもらう家庭もあるようです。

お彼岸・初彼岸のお返しは必要?

お彼岸や初彼岸には、遠方から親族がお供え物を持ってお参りに来てくれます。一般的には「お彼岸のお返しは不要」とも言われていますが、遠方からお参りに来てくださった方々に感謝の気持ちを伝えるためにも、その場でお渡しできるような簡単なお礼の品を用意しておくのが好ましいでしょう。


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お彼岸・初彼岸のお返しの品物は何がいい?喜ばれる品物とは?

お彼岸や初彼岸のお参りのお返しには、すぐに消えてなくなる「消耗品(消え物)」が喜ばれる傾向にあります。また、持ち帰りの負担を減らすためにも、できるだけ軽い品物を選ぶと良いでしょう。

お彼岸のお返し|①お米のギフト

ぼたもちやおはぎの原料となるお米は、お彼岸・初彼岸のお返しにも最適です。少量ずつ包まれたギフトタイプなら、持ち帰りの負担も心配なし。八代目儀兵衛ではお彼岸・初彼岸のお返しにふさわしい落ち着いた色合いの「偲シリーズ」をご用意しています。

八代目儀兵衛の偲シリーズの詳細を見る

お彼岸のお返し|②タオルギフト

いくつあっても困らない「タオル」もお返しの定番です。素材にこだわった上質な品物を選びましょう。八代目儀兵衛では、今治タオルブランドでお馴染みの「今治浴布」とのコラボギフトをご用意しています。

八代目儀兵衛のタオルギフトの詳細を見る

お彼岸のお返し|③ごはんのお供

お茶や海苔、調味料などさまざまな種類から選べる「ごはんのお供」。弔事専用ギフトなら、ギフトマナーも安心です。八代目儀兵衛では、京都の地で磨かれたごはんのお供の詰め合わせギフトをご用意しています。

八代目儀兵衛の偲 ごはんのお供詰め合わせの詳細を見る

八代目儀兵衛厳選!お彼岸・初彼岸のお返しにおすすめの品物

ここからは、八代目儀兵衛のオンラインストアで実際にご購入いただけるお彼岸・初彼岸におすすめのギフトをご紹介します。八代目儀兵衛の自慢は、おいしいお米をかけ合わせることで、至極の味わいを生み出す究極のブレンド技術。毎年全国各地200種以上のお米を自分たちの五感で確かめ、本当においしいお米だけを厳選しています。

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お彼岸・初彼岸のお返しにおすすめの品物|①「偲 三分」| 1,900円(税込)

「弔事や香典返し用に落ち着いた彩りのものが欲しい」というお客様の声から生まれた、八代目儀兵衛の偲シリーズ。「偲 三分」には、強い粘りと甘みが凝縮したおもてなし用米「極」、おむすびにぴったりな「結」、大粒のふんわり食感が和食の味を引き立てる「和」の3種類の料理米をセレクトしました。ささやかでありながら、感謝の思いがしっかりと伝わる逸品です。

●ギフト内容
・料理米2合×3個(極、結、和)

「偲 三分」| 1,900円(税込)を購入する

お彼岸・初彼岸のお返しにおすすめの品物|②「偲 白山」|2,900円(税込)

お彼岸・初彼岸のお返しの定番である「お米」と「タオル」の詰め合わせギフトです。お米には八代目儀兵衛の料理米の中でも特に人気の高いおむすび専用米「結」をセレクト。日常使いに最適なウォッシュタオルには、今治ブランドでお馴染みの「今治浴布」のプレミアムタオルを採用しました。「お返しには、お米だけでなく他に何か加えたい」という方におすすめの一品です。

●ギフト内容
・料理米2合×2個(結×2)・約34×34cm(ウォッシュタオルサイズ)

「偲 白山」|2,900円(税込)を購入する

お彼岸・初彼岸のお返しにおすすめの品物|③【季節限定】秋の京御膳「撫子」|4,000円(税込)

八代目儀兵衛の料理米に秋の味覚をたっぷりと詰め込んだ季節限定ギフト。ほっくりと口の中に広がる優しい甘みの「栗ごはん」、ごはんの甘みを引き立てる「ごま塩」がセットになった「秋の京御膳撫子」は、秋彼岸のお返しに最適です。八代目儀兵衛では、春夏秋冬、季節の旬を取り入れた限定ギフトを随時販売しています。ぜひオンラインストアをチェックしてみてください。

●ギフト内容
・料理米2合×4個(和×2、煮×2)
・炊き込み「栗ごはん」×1個 / ごま塩×1個

【季節限定】秋の京御膳「撫子」|4,000円(税込)を購入する

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お彼岸・初彼岸のお返しの基本マナー

お彼岸や初彼岸のお返しは、いつどんなタイミングで渡せばよいのでしょうか?

ここでは、お返しの時期や相場、熨斗の書き方など基本のマナーをご紹介します。

お彼岸・初彼岸のお返しを渡す時期・タイミング

お彼岸や初彼岸のお返しは、お参りに来ていただいた方がお帰りになるタイミングでお渡しするのが一般的です。なお、お供えを郵送でいただいた場合は、お供えをいただいてから1ヶ月以内にお礼状と供に郵送します。

お彼岸・初彼岸のお返しの相場

お彼岸や初彼岸のお返しの相場は、いただいたお供え物の半額(半返し)〜3分の1程度が目安です。お彼岸のお供え物は3,000円〜5,000円程度が一般的な相場ですので、当日にお返しをお渡しする場合は事前に1,500円〜2,500円程度の品物を用意しておくと良いでしょう。なお、高額なお供え物をいただいた方には、後日改めてお礼の品を送るようにします。

2,000円以内で購入出来るお返しを見る

3,000円以内で購入出来るお返しを見る

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お彼岸・初彼岸のお返しの掛け紙(熨斗)

お彼岸や初彼岸のお返しには、必ず掛け紙をかけましょう。弔事では「熨斗紙」の代わりに、熨斗のついていない「掛け紙」を使用します。

表書き「志」「粗供養」「彼岸供養」
水引「黒白結び切り」「黄白結び切り」
署名贈り主の苗字・フルネーム

表書きは、「志」「粗供養」が一般的です。水引は「黒白結び切り」または「黄白結び切り」のいずれかをお選びください。「黄白結び切り」は主に関西で利用されます。

掛け紙のかけ方は、包装紙の下に掛け紙をつける「内熨斗」と包装紙の上に掛け紙をつける「外熨斗」があります。八代目儀兵衛では弔事の贈り物は全て「外熨斗」でご用意しております。

八代目儀兵衛の掛け紙(熨斗)のご案内を見る

お彼岸・初彼岸でお供えをいただいたらお返しを|まとめ

お彼岸・初彼岸のお返しには、お参りくださった方々へのお礼や感謝の気持ちを伝える役割があります。お返しの相場は、いただいたお供えの半額〜3分の1程度と言われていますが、大切なのは金額よりも、遠方からお参りに来てくださった方々をねぎらう気持ちです。

お彼岸の時期は「春分の日」「秋分の日」を挟んだ1週間。直前になって慌てることのないように、

お墓や仏壇、仏具は日頃からこまめに掃除しておきましょう。

京の米老舗八代目儀兵衛では、お彼岸・初彼岸のお返しにふさわしい感謝の心が伝わるギフトを豊富にご用意しております。公式LINEやお電話でも、お品物選びやマナーに関するご相談を承っておりますので「お彼岸・初彼岸のお返しの品物は何がいいの?」と迷ったらお気軽にご相談ください。

お返しの品物はもちろん、掛け紙や一筆箋のご用意もございます。ぜひオンラインストアから心温まるお返しの品を探してみてください。

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高品質で美味しい業務用米・お米の卸・仕入れの通販
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ミシュラン店御用達。ご自宅用のお米通販。
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