最終更新日：2024-11-20
比較的日持ちのする食材として知られるお米。「米袋には記載されていないけれど、お米にも賞味期限は存在するの？」と疑問に思ったことはありませんか？
この記事では、京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」が、お米の賞味期限・消費期限の目安についてご紹介します。古米をおいしく食べる方法や正しいお米の保存方法についてもまとめました。
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※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
京の米老舗 八代目儀兵衛
お米に賞味期限・消費期限はある？
●お米は「生鮮食品」。賞味期限や消費期限の記載はない！
賞味期限や消費期限は、食品が安全でおいしく食べられるかどうかの目安ですが、実は米袋には賞味期限や消費期限が記載されていません。
お米は、精米してから空気に触れることで少しずつ風味が落ちていくもの。法律上は、野菜や果物と同じ「生鮮食品」として位置付けられています。
スーパーに並んでいる生鮮食品は、早めに食べきることを前提に売られていますよね。これはお米も同じ。賞味期限が記載されていないからこそ、保存法や状態に気を配りながら、鮮度を見極める必要があるのです。
おいしく食べられる期間の目安は精米日から約1〜2ヶ月
賞味期限の代わりにチェックしたいのが、米袋に記載されている「精米年月日」です。お米はぬかをとった瞬間から酸化がはじまるため、おいしく食べられる期間の目安は、精米日から30日〜45日以内。精米日が新しいものほど新鮮です。
冷蔵庫で保存すれば3ヶ月持つことも
精米したお米を常温で保存しておくと、澱粉を分解するアミラーゼの働きが急激に低下し、食味がどんどん落ちてしまいます。おすすめの保存方法は、密閉容器に移し替え、冷蔵庫に入れておくこと。お米もほかの生鮮食品と同じように冷蔵庫で保存すれば、3ヶ月ほどおいしさをキープできますよ。
未開封と開封後でお米の賞味期限は変わる？
●未開封でも開封後でもおいしく食べられる期間に差はない
お米は空気に触れることで酸化が進むため「未開封なら、長期保存できるのでは？」と思われがちですが、残念ながらそうではありません。米袋には、荷崩れや破裂を防ぐために、小さな穴が開けられているため、未開封でも時間の経過とともにお米の味は落ちてしまうのです。
真空パックのお米の場合は？
●常温で約1年、冷蔵庫で約2年間
お米を長く保存したいときには、真空パックのお米がおすすめです。空気に触れにくいため、保管状況によっては長期保存も可能です。常温保存なら約1年、冷蔵保存なら約2年を目安に食べ切りましょう。小分けにして防災バックに入れておくのもよいですね。
精米日から数年経過した古米は食べられる？
まとめ買いしたり、人からたくさんいただいたり。何らかの事情でお米が古くなってしまうこともありますよね。精米日から数年が経過した古米は食べることができるのでしょうか？
精米日から半年経過している古米
精米日から半年が経過すると、お米の色に変化が見られることも。粉っぽさが感じられたり、色が濁ったりしている場合は、お米が古くなっている証拠。カビや虫が発生していなければ食べても問題ありませんが、風味や食感の劣化は避けられないでしょう。
精米日から1年経過している古米
精米日から1年が経ったお米は「絶対に食べられない」とは言い切れないものの、おいしさをキープするのは至難の業。見た目や臭いに大きな劣化が見られない場合は、しっかりと洗米してから炊飯しましょう。一口食べて、違和感を感じた場合はすぐに廃棄してください。
精米日から2年経過している古米
精米から2年経過している場合は、どれだけ保存状態に気を配っていてもカビが発生しやすく、虫もわきやすい状態になります。劣化があまりにも激しい場合は破棄したほうがよいでしょう。
消費期限切れ！？食べられないお米の見分け方とチェックポイント
賞味期限が記載されていないからこそ、古いお米は鮮度の見極めが大切です。食べられないお米の見分け方とチェックポイントをご紹介します。
お米にカビが生えている
まずはお米の色を確認しましょう。お米がほんのりにごっている程度であれば問題ありませんが、米粒に緑色などの細かい粉が見られた場合は、カビが発生している可能性があります。食中毒を予防するためにも、カビが生えたお米は絶対に食べないでくださいね。
お米に虫がわいている
お米を常温で保存していると、ノシメダラメイガやコクゾウムシなどの虫がわきやすくなります。毒性はないため、虫を取り除くことができれば食べられますが、人によっては稀にアレルギー症状を引き起こすことがあります。害虫の発生があまりにも多いときは、お米を破棄した方がよいでしょう。
米びつに虫が湧いてしまった時の対処法
1.米びつの蓋を開けて、成虫を追い出す
2.新聞紙の上に米を広げて幼虫を取り除く
3.目の細かいザルに米を移して汚れをふるい落とす
お米から変な臭いがする
最後は、香りです。お米を長期間保存していると、お米に含まれる脂質が酵素によって分解され、独特の「古米臭」を放つようになります。臭いが強い場合は、炊飯前にカビが生えている可能性も。炊飯前にお米の色を確認してくださいね。
古米をおいしく食べるための裏技
ちょっぴり古くなってしまったお米も、状態が悪くなければ捨てずにおいしくいただきたいもの。古米をおいしく食べるための裏技をご紹介します！
古米をにがりと一緒に炊く
にがりに含まれるマグネシウムが、古米の旨みを引き出しふっくらとした炊き上がりに。お米1合に対して、にがり1〜2滴が目安です。
古米をもち米と一緒に炊く
古いお米はパサパサと乾燥しがち。食感が気になるときには、お米1合に対し、大さじ1のもち米をプラスして見ましょう。もちもち感がアップしますよ。
古米を酒やみりんと一緒に炊く
もち米がないときには、酒や本みりんでも代用できます。1合あたり大さじ1杯が目安。ツヤや食感が改善されます。
炊き込みごはんやチャーハンにアレンジ
古米の臭いが気になるときは、炊き込みごはんやチャーハンにアレンジするのも一案です。食材に含まれる水分や調味料の旨みで、おいしさアップ。八代目儀兵衛では、いつものごはんに混ぜて炊くだけで、手軽に美味しい「炊き込みごはん」が楽しめる高級お供シリーズをご用意しています。「松茸」や「鯛」など高級食材も揃い踏みです。
おいしさを長期間保つ！お米の正しい保存方法
お米の酸化を防ぐカギは、購入後の保存方法にあります。おいしいお米を1日でも長く楽しむために、知っておきたいお米の保存方法をご紹介します。
冷蔵保存の場合は野菜室に入れる
生成食品であるお米は、高温多湿と乾燥を避けるのが基本。お米を米袋から出したら、ジップ付きの保存袋や乾いたペットボトルに移し替えて、冷蔵庫で保管しましょう。湿度や温度が一定の野菜室がおすすめです。
常温保存の場合は唐辛子を入れる
お米を常温で保管していると、しっかり密閉していても虫がわいてしまいます。どうしても常温で保存しなければならない場合は、密閉容器の中に乾燥した赤唐辛子を入れて防虫対策を。湿気の少ない涼しい場所で保存し、早めに食べ切るようにしましょう。
正しいお米の保存方法とは？おすすめの保存容器や最適な保存期間を解説！
いつでも精米したてのおいしいお米を食べられる！お米の上手な買い方
お米を最もおいしく食べられるのは、精米直後。いつでも新鮮なお米を食べるためには、お米の買い方にもちょっとした工夫が必要です。
家族の人数に合わせて少しずつ買う
大量にお米を購入すると、食べきれなくなってお米はどんどん古くなるばかり。家族の人数に合わせて1〜2ヶ月で食べきれる量をその都度購入するのがおすすめです。
自宅で精米する
お米好きの間で話題を集めているのが、自宅用の精米機。最近はファミリーサイズの精米機も登場しています。玄米を購入すれば、いつでも精米したてのおいしいお米が味わえます。
通販でお米を買う
「重たいお米を、その都度買いに走るのは大変」そんなときには、通販サイトを活用してみましょう。
自宅にいながら必要なときに必要な分だけ注文できるので、いつでも新鮮でおいしいお米が食べられます。忙しい方はもちろんのこと、車を所有していない方や近所にお米を買える場所がない方にもおすすめです。
八代目儀兵衛の定期便サービスでは、3〜10kgの新鮮なお米を毎月送料無料でお届けしています。
●八代目儀兵衛の定期便のメリット
| ・どのコースでも毎月の送料が無料！ ・6つから選べるお届け日 ・不要な月はスキップ可能 ・お届けする量はいつでも変更可能 ・定期便なら年間通して在庫を確保 ・お米以外の商品を送料無料（定期便と同梱）でお届け可能 ・会員限定商品や限定セールも開催予定 |
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
※お米の種類は2種類からお選びいただけます。
五ツ星お米マイスターが厳選！八代目儀兵衛の絶品米シリーズをご紹介
「新鮮でおいしいお米が食べたい！」そんなお米好きのみなさまへ。ここからは、京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」の通販サイトでご購入いただける絶品米をたっぷりとご紹介します。五ツ星お米マイスターが全国各地より厳選した、十人十色の「甘い」お米をぜひご自宅でお楽しみください。
五ツ星お米マイスターが厳選！八代目儀兵衛の自宅用米を一覧で見る
①星付き銘店米シリーズ
日本料理店「祇園 さゝ木」様をはじめとした名だたる銘店が太鼓判を押す、珠玉の銀シャリ。甘さ、粘り、つや、のどごし、香り、食感など細部までこだわった当店の自信作です。祇園一流料亭御用達の味わいを、ご自宅でどうぞ。
②番付受賞米シリーズ
お米番付は有名な産地や銘柄ではなく「人が食べて本当においしいお米」を発見するコンテスト「お米番付」。生産者の想いやこだわりが詰まった最高品質の選ばれしお米を厳選しました。
③厳選米シリーズ
おいしいお米の産地は、その年によって変化するもの。国内でも名高い銘米を、八代目儀兵衛が産地や品種ごとの旬を見極め「今、食べるのに最もおいしいお米」だけを厳選しました。「新潟県産 新之助」「京都府産 コシヒカリ」など、目利きに目利きを重ねたホットなお米が揃い踏み。
④料理米シリーズ
「その日の料理に合わせて、お米を選ぶ」新たな体験が楽しめるシリーズ。和食に合うお米、洋食に合うお米、中華に合うお米など、個性あふれる料理米が勢揃い。
自宅用のほか、贈り物にピッタリなギフトボックスもご用意。内祝いやお祝いにもおすすめです。
お米のおいしさは賞味期限ではなく精米日で決まる｜まとめ
お米は生鮮食品のひとつ。賞味期限の記載はないものの、おいしく食べられるのは、精米日から30～45日以内が目安。ついつい沢山ストックしたくなりますが、鮮度の高いお米を食べるためには、家族の人数に合わせたその都度買いがおすすめです。
「お米を何度も買いに行くのが大変」という人は、ぜひ八代目儀兵衛の通販サイトや定期便をぜひご活用ください！
