最終更新日:2020-11-23
海外には、何かしらサービスを受けたときにチップを払う習慣がありますよね? 実は日本にも似たような風習があります。それが「心付け」です。 今回は心付けについてのポイントをご紹介いたします。
心付けとは?
まずは心付けの基本的な知識をご紹介いたします。
心付けは日本風のチップ
心付けは旅館などに泊った際に、担当していただく仲居さんに「これからお世話になります」という意味を込めて渡す日本風のチップです。 他にも冠婚葬祭の現場でもよく渡されています。相手への感謝や期待を込めて渡すものなので、フォーマルな場では未だにマナーのような扱いをされていることがあります。
渡す必要はある?
「今まで渡したことがなかった、失礼なことをしてしまった…」と思っている方は安心してください。心付けはあくまでも気持ちで行うものですので、義務ではありません。 最近の旅館などは既にサービス料として心付け分のお金を会計に入れていることが多く、渡そうとしても断られることがあります。
基本の心得
心付けを渡す場合はどうすればいいのでしょうか? ここでは結婚式の例をご紹介いたします。
渡す相場
結婚式ではどれくらいお世話になるかで金額が決まります。相場として3,000~5,000円が多く、式の責任者やウエデイングプランナーなど重要な役割の場合は1万円前後を渡す方が多いようです。
渡す相手とタイミング
サービス後に渡すと「サービスの質で金額を決めた?」と思われてしまうので、サービスを受ける前に渡します。新郎新婦が現金を渡す現場はあまり見たいものではありませんので、できれば人目があまり多くない場所で渡すようにしましょう。
また、スタッフではなくても結婚式の手伝いをしてくれる友人には必ず渡すようにしてください。忙しい中、協力してくれた友人には感謝の気持ちとお礼を述べて渡すと、今後も円滑な関係が続けやすくなります。 ※心付けは第三者に渡すものなので、友人に渡す場合、正しくは『謝礼』となります。
場合によっては現金以外のギフトが喜ばれる
冠婚葬祭を取り仕切る会社では「心付けの受け取り禁止」とされていることがあります。そのため、渡そうと思っても拒否されることがあります。渡せても、上司や会場に報告されて受け取ってほしい本人には届かないことがあるので要注意。 心付けの受け取りを拒否された場合は無理に渡そうとせず、お礼の手紙や茶菓子など、受け取りやすいものを用意しましょう。受け取ってもらいやすく、喜んでもらえることが大切です。
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