最終更新日:2021-01-12
成人式というのは、新しく大人への第一歩を踏み出す大事な式です。そのことを意識している新成人はそれほど多くないでしょうが、徐々に大人へなっていくのを意識していきます。
新成人への内祝いですが、多いのは商品券などの金券となっています。これは、贈る方にとっては一番無難で一番喜んでもらえるものになります。なかには、万年筆などの文具や、かばんを贈る人もいます。
これは、大人いわゆる社会へ出た時に役に立つものという、意味合いが大きいのでしょう。事実、これらのものは社会に出て時に役に立ちます。商品券を贈って、自分の趣味のものを買われるよりは、より意味のある贈り物でしょう。いい大人になってほしいという意味も当然あるでしょう。
お役立ち情報
成人式と言われるようになったのは戦後で、満年齢の20歳で社会人として認められるようになったのもこの頃からです。それまでは、宮中や公家、武家などの位の高い家の行事で、15歳前後の男の子は元服の儀、女の子は裳着と言われ、大人になるための通過儀式として行われていました。その際に開かれるお祝い事の食事会などに参加した方には、お祝い返しは必要ありませんが、遠方で出席できなかった方や何らかの理由で欠席の場合などには、成人式の写真と一緒に内祝いを贈る方が良いでしょう。また、お祝い返しも大切ですが、新社会人として本人からのお礼を伝えることは絶対に忘れてはいけません。