
最終更新日:2021-12-14
相手側が喪中である場合でも、基本的には内祝いを贈ってもかまいません。
しかし喪中の場合は相手方もいろいろと忙しく、精神的にもデリケートな状態にあることが多いため、お返しを贈る際にもそれなりの気遣いが必要になります。
喪中の相手に内祝いを贈る際は、最低でも四十九日の法要を終えてからというルールは守らなければいけません。
出産祝いのお返しなど一ヶ月程度を目安に贈るものとされているものでも、四十九日が終った頃に贈るというのが基本になります。
また品物にも注意が必要です。

最近はタブーに関する考え方も柔軟になっていますが、やはり白いハンカチなど死を連想させるものや、緑茶など葬儀の引き出物によく使われるものは避けたほうが無難です。
さらに包装やのしにも気を配らなければいけません。
喪中の相手方に対して祝という文字を使うのは禁物です。ですからのしには内祝いと書かず、御礼と書くのが基本です。
のしや水引が気になる場合は、それらを省いてもかまいません。使われる包装紙も地味なものを利用するようにします。
このように、喪中の相手先にお返しを贈る場合はそれなりの配慮が必要です。お祝いやマナー・商品のことなど、不安な方は京の米老舗 八代目儀兵衛までお気軽にご相談くださいませ。