
最終更新日:2022-01-06
健康に良いお米として玄米などが人気になっていますが、胚芽米も人気があります。
今回は胚芽米がどのようなお米なのかをご紹介しますので、これから胚芽米を食べようと考えている方、あまり胚芽米について知らないという方は是非ご一読ください。
胚芽米とは
胚芽米とは
胚芽米は特別な精米方法により、栄養価の高い胚芽(お米の種子部分)を残したお米を指します。
胚芽米は普通の白米に比べてビタミンや食物繊維などを多く含んでいます。
特に、ビタミンB1とビタミンEは白米と比較して4倍ほど多いのに、カロリーは白米と同じくらいなので、健康に配慮しながらより高い栄養を手軽に取り入れることができます。
胚芽米に含まれる栄養と特徴
胚芽米に多く含まれているビタミンについてご紹介いたします。
<ビタミンB1>
水溶性のビタミン。糖質をエネルギーに変える働きや、粘膜・皮膚を健康に保つ役割を持つ。脳神経を正常に働かせる機能もあり、疲労回復の効果が期待できる。
<ビタミンE>
脂溶性のビタミン。高い抗酸化力を持つ。免疫機能の向上や、血管拡張、血液の凝固を止める役割を持ち、健康や美容に効果があると注目を集めている。
気を付けたいこと
どちらのビタミンも、水溶性(水に溶ける性質)と脂溶性(油に溶ける性質)なので一度に大量摂取しても体外に排出されてしまいます。体内に溜めておくことができないので、毎日少しずつ摂取することが大切です。
胚芽米を上手に炊く方法

胚芽米をおいしく食べるには炊き方にポイントがあります。
研ぎ方の注意
力を入れて研ぐと、せっかくの胚芽部分が取れてしまいます。また、お米が割れやすくなるので味も落ちてしまいかねません。
胚芽米を洗うときは、できるだけやさしく洗うことを心掛けてください。
手早く混ぜるように研ぎます。ステンレス製のザルは胚芽部分が引っかかって取れてしまいやすいため、胚芽米を洗うときは使用を控えるようにしましょう。
水加減はどうする?
胚芽米は白米に比べて水分含有量が少ないため、白米と同じ量の水で炊くとパサパサした食感になってしまいます。ふっくらおいしい胚芽米を炊くためには、白米よりも少しだけ多めの水で炊きましょう。
また、浸水時間は夏で1時間、冬なら2時間程度がおすすめです。蒸らす時間は10~15分ほどを目安にしてください。
胚芽米とは高い栄養価を持つお米ですが、精米方法が特殊なため、白米に比べて流通量が少なくなっています。貴重な種類のお米なので、見つけた方は是非一度胚芽米を味わってみてくださいね!
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