最終更新日:2024-08-27
赤ちゃんが食べるものには気を遣いますよね。軟飯を食べさせていると、いつまで軟飯にすればいいのか悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
今回は、軟飯をいつまで食べさせれば良いのかについてご紹介いたします。
軟飯はいつまで?
軟飯とは
「軟飯」とは離乳食のことを指し、噛む力が未熟な赤ちゃんに合わせて水の量を調整したご飯のことです。お米1に対して水2~3くらいの割合で炊きますが、お粥よりも水分が多いので流動食のような見た目をしています。
軟飯を食べさせることで徐々に噛む力を養い、消化に負担がかからないよう少しずつ慣らすことを目的としています。
軟飯の水加減
軟飯は赤ちゃんの状態に合わせて水の量を調整します。
離乳食を始めた頃は米1に対して水を2以上の割合になるようにすると、赤ちゃんにとって負担が少なく済みます。
その後しばらく軟飯を続け、赤ちゃんがバナナくらいの硬さを噛めるようになったら、奥歯で潰せるくらいの硬さまで水を減らしましょう。
急に水を減らすのではなく、少しずつ減らしてあげると赤ちゃんもご飯を食べやすくなります。
いつまで食べさせる?
軟飯は離乳食の後期から完了期に食べさせ始めることが多いですが、赤ちゃんの発達度合いには個人差があります。そのため、離乳食完了期に軟飯を始めてもおかしいことではありません。
軟飯をいつまで食べさせるかは赤ちゃんによって異なりますが、目安の基準として「消化吸収がきちんと行えているか」が挙げられます。もし普通のご飯を食べさせて、いつもより便が緩いなと感じた場合は、もう少し軟飯を与えて消化器官が発達するのを待ちましょう。
幼児食に切り替えるポイント
いつまで軟飯を食べさせれば良いのかを判断するには、食事の切り替え時期を見定めることが大切です。こちらでは2つのポイントについてご紹介いたします。
歯で噛むことができるか
赤ちゃんは噛む力が弱く、最初のうちは軟飯でも上手く噛むことができません。そのため、舌と上あごで潰しながら軟飯を食べます。
1歳ではまだ歯が生え揃っておらず、噛むことができないので消化器官への負担も大きくなってしまいます。そのため、まだ歯で噛めない状態にもかかわらず普通のご飯を食べさせてしまうとお腹を壊す可能性が高くなります。
歯でしっかり噛むことができるようになるまで様子を見て、問題なく消化吸収が行われるようになるまで待ちましょう。
切り替えは徐々に行う
離乳食期の初期に軟飯を与える場合は十倍粥をさらに裏ごしした状態のものを与えて様子を見ましょう。慣れてきたら潰すのをやめ、お粥の状態で与えます。
中期は徐々にお粥の水分量を減らし、後期になったら五倍粥からスタートできるようにするのがポイントです。焦ると消化器官に負担をかけてしまいます。
後期も同様に、五倍粥から少しずつ水分を減らしていきましょう。
赤ちゃんの身体はとてもデリケートなので、きちんと食べられても次の日にお腹を壊してしまうこともあります。体調に合わせて、無理なく軟飯を食べさせてあげてください。
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