お見舞いのお返しは必要?熨斗やお礼、「いつ贈るか?」などのマナーをご紹介

お見舞いのお返しは必要?熨斗やお礼、「いつ贈るか?」などのマナーをご紹介

最終更新日:2024-09-25

快気を願っていただくお見舞い。無事に元気になると、見舞っていただいた方へ感謝の気持ちを込めて「快気祝い」を贈ります。

「快気祝い」は、お見舞いに対するお返しやお礼の側面を持つものですが、その言葉自体をあまり聞き慣れないという方もいるかもしれません。そのため、お返しやお礼の際に基本的なマナーについて悩んでしまうことも考えられます。

今回は、そのような方々に向けて、お見舞いのお返しを贈る上で押さえておくべき点として、正しい熨斗(のし)の選び方や「お礼をいつ贈るべきか」といった点について詳しくご紹介します。また、お返しの際のおすすめとして、お米の目利きや精米方法、そしてブレンド米づくりでセブン‐イレブンのおにぎりの監修を通じて「圧倒的なごはんのおいしさ」を実現した、八代目儀兵衛のお米ギフトも併せてご紹介します。

セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】

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※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。

【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。風呂敷で包まれた「お米のギフト」やきめ細やかなサービスは、「贈ったら必ず褒められる贈りもの」と評判。慶弔問わず、人生の大切な日や大切な相手への贈りものとして高い評価を受けている。セブン‐イレブンやHITACHI、伊藤園といった大企業ともコラボ実績多数。お米への深い愛情と知識、鍛え上げられた技術やノウハウに、メディア取材・出演も多く、テレビ・雑誌・WEBでの注目度も高い。
【受賞歴】「楽天EXPO賞」「フォーマルギフト大賞」「OMOTENASHI Selection 2金賞」など多数
eギフト・ソーシャルギフト

目次

お見舞いのお返しは必要?

お見舞いのお返しは、その必要性について疑問を持たれることもあるようです。お見舞いはケガをしたり病気を患ったりと、これまでのような日常生活を過ごせなくなったときにいただくもので、たとえば入院などがその例のひとつです。お見舞いはつらいときに早期の回復を願っていただくものであることから、回復した際には想っていただいたことに対するお礼を、お返しという形で贈るのは大切な礼儀といえるでしょう。こうした観点から、お見舞いのお返しは「必須」ではないにせよ、あるべき人間関係や礼節を重んじるという意味で、可能な限り贈ることが望ましいと考えられています。

なお、症状の回復や退院を経て贈るお返しは、「快気祝い」と「快気内祝い」に大別することができます。

「快気祝い」は、ケガや病気が治ったことを祝って贈るものであり、「全快の報告」という意味を持ちます。入院の必要がなくなり、これまでの日常生活に戻れる「完治」を意味するものです。これに対して「快気内祝い」は、「大きな山場を越えた」という意味を持ちます。すなわち、一般的には退院後も通院や療養が続くことが前提と考えられています。

お見舞いのお返しの必要性に関してはいずれの場合も上述の通りですが、これとは別に「身内の場合でもお見舞いのお返しは必要か?」という疑問を持たれる方も少なくないようです。友人や知人、または職場の上司・同僚・部下からいただいたお見舞いであればお礼を贈るのは礼儀・礼節として違和感のないものといえますが、親族や身内からお見舞いをいただいた場合には、それに対してお返しを贈ることに関して「他人行儀」や「堅苦しい」といった違和感を覚える方も少なくありません。

もっとも、「親族」や「身内」と一口にいっても親や兄弟姉妹のように関係性が深い場合と、叔父や叔母、または遠縁の親戚など関係性がそれほど深くない場合など様々なケースが想定されます。両親や兄弟姉妹のように近い関係の場合はお見舞いのお返しの必要性が高くないとしても、ある程度の距離がある親族や身内であれば、知人や友人と同様にお返しを贈るというのが一般的です。

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お見舞いのお返しを贈る際の、時期や金額に関する基本マナー

お見舞いのお返しを贈るにあたって、押さえておきたいのが基本的なマナーです。以下では、様々なマナーの中から時期や金額に関する基本的なものについてみていきます。

お返しはいつ贈るのが正解?

お返しを贈る適切な時期としては、たとえば入院中にいただいたお見舞いであれば、退院の1ヶ月以内に贈るのが目安と考えられています。ケガや病気が治った場合の「快気祝い」であれ、大きな山場を越えた場合の「快気内祝い」であれ、退院から1ヶ月以内をひとつの基準と考えましょう。「退院はしたけれど、まだ完治はしておらず自宅でしばらく療養を続ける必要がある」というケースもありますが、自宅での完治を待つとお返しまでの期間が長くなってしまうこともあるので、原則としては「退院から1ヶ月以内」と考えるとよいでしょう。

お世話になった病院のスタッフにお礼は贈るべき?

親族や身内をはじめとする、入院(または療養)中にお見舞いをいただいた方へのお返し(お礼)は基本的なマナーのひとつですが、医療機関などでお世話になった医師や看護師などのスタッフへのお返しについては、その必要性に悩んでしまうというケースもみられます。「退院後はお世話になった方々へのお返しを贈りたい」という想いは大切ですが、一般的にはスタッフ等へお礼の品を贈る必要はないと考えられています。

こうした考えの背景には、「治療費を支払っているのでお礼は不要(=支払いがお礼の役割を果たしている)」という考えや、「施設や医療機関によってはお礼を受け取らない決まりがある」という事情があるようです。個人的に親しくなったスタッフに対して個人的にお礼を贈ることが必ずしも禁止されているというわけではありませんが、施設や医療機関そのものに対して贈ることは稀といえるので、こうした点も併せて覚えておくとよいでしょう。

お見舞い金をいただいた場合はどうする?

お見舞金をいただいた場合のお返しで迷うことのひとつが、その金額です。これに関しては厳密な決まりがあるわけではありませんが、一般的にはいただいた金額の半額〜1/3が目安と考えられています。

なお、これはいただいた金額が高額過ぎない場合であり、あまりに高額の場合は必ずしもこの基準通りにはならないというのが一般的な考え方です。

大金をいただいた場合のお返しの相場

お見舞い金に関して、大きなケガや病気の場合は親族や身内から多くの金額をいただくことがあります。この場合、上述したように半額~1/3を目安とすると、 お返しの金額も多額のものになります。親族や身内などから入院中にいただく高額なお見舞金は、「少しでも入院費用の足しにしてほしい」という想いが込められていることが多いため、このようなケースでは相手の想いや善意を尊重し、高額なお返しやお礼を避けるというのもひとつのマナーです。

高額なお見舞金をいただいた場合に、同じく高額なお返しでお礼ができないということにもどかしさを感じることがあるかもしれませんが、このような場合は挨拶状などで感謝の気持ちを伝えつつ、場合よって相手の自宅に訪れて直接お礼を伝えるといった方法などで想いを伝えることが大切です。

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お見舞いのお返しを贈る際の、品物に関するマナー

お見舞いのお返しについて、時期や金額に関するマナーを押さえた後は、品物・贈りものに関するマナーを押さえておくことが大切です。

お返しの品物に付ける熨斗(のし)について

お返しを贈る上で迷うことが多いのが、品物に付ける熨斗(のし)についてです。熨斗には、大きく分けて「内熨斗」と「外熨斗」のふたつがあります。

「内熨斗」は主に内祝いで用いられ、品物(贈答品)に直接のしを掛けて上から包装紙で包みます。これに対して「外熨斗」は主に結婚祝いや出産祝いなどで用いられ、包装紙の上からのしを掛けます。

上述したように、お見舞いのお返しには完治した場合の「快気祝い」と、山場を越えた場合の「快気内祝い」のふたつがあります。お返しの品に付ける熨斗紙に関しては、完治(すなわち全快)の場合は熨斗のついたものを、これに対して退院後も療養や通院が必要な場合は、熨斗のついていない白地の紙を用います。

水引については、退院はおめでたいことであるものの、何度も繰り返すことは望ましくない事柄であるため、「再び同じことが起こらないように」という意味を込めた紅白で5本の「結び切り」を選びます。

表書きには、退院時の状態に合わせて「全快祝」や「快気祝」、または「快気内祝い」「御見舞御礼」などを使い分けます。表書きの下部には、退院した本人の名前を記載します。

お見舞いのお返しの品物選びの際は、縁起が良いものと悪いものを区別する 

お返しの品を選ぶ際には、「縁起の良いもの」と「縁起の悪いもの」の区別が重要です。「縁起が良いもの」としては、食べものや飲みもの、またはケガや病気という災難を洗い流すという意味を持つ洗剤や石けん、入浴剤、タオルなどがあります。こうした「ゲン担ぎ」の贈りものが、お見舞いのお返しとして選ばれる傾向にあります。

一方、お見舞いのお返しとして相応しくない「縁起の悪いもの」と考えられているものとしては、病床を連想させる寝具やパジャマ、シーツなどが挙げられます。

「縁起」という観点以外で注意するべきなのは、商品券やギフトカードなどの「金額が明確に分かるお返しは贈らない」という点です。お見舞いのお返しに限らず、冠婚葬祭のお返しでは金額の分かるものは相手の善意の一部を「そのまま返している」とも受け取られかねないため、マナー違反と考えられています。

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相手別の、お見舞いのお返しの相場は?

お見舞いのお返しの金額の相場は、上述のようにいただいた金額の半額〜1/3が目安と考えられています。いただいた相手によって多少の違いがあるため、以下ではいただいた相手(=お返しを贈る相手)ごとにみていきます。

両親・兄弟姉妹へのお返しの場合

両親や兄弟姉妹は関係性が近いことが多いため、いただいたお見舞いには甘えてお返しは少額で済ませることが多いようです。そのため、いただいた金額の1/3がひとつの目安といえます。

遠縁の親戚・親族へのお返しの場合

両親や兄弟姉妹以外の遠縁の親戚や親族の場合、お見舞いには回復を祈る気持ちと併せて、久しい挨拶の意味を込めて贈られるケースも考えられます。その場合は、こちらも挨拶を返すという意味を込めて半額をひとつの目安とするとよいかもしれません。

友人・知人、職場の上司や同僚へのお返しの場合

友人や知人、または職場の上司や同僚の場合、両親や兄弟姉妹ほどには甘えてお見舞いを受け取れる(いただける)関係性ではないことも多いため、礼儀としていただいた金額の半額を目安と考えるとよいでしょう。

このように、お見舞いのお返しの相場は一般的に半額〜1/3が目安と考えられていますが、相手との関係性によって多少の違いがあるという点を覚えておくとよいでしょう。

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お見舞いのお返しにおすすめの品物

お見舞いのお返しに関するマナーや相場を知ることも大切ですが、相手が喜ぶような贈りものを選ぶこともまた同じくらい大切です。そこで以下では、何を贈ればよいかで迷ってしまう方に向けて、おすすめの品物についてみていきます。

お見舞いのお返しにおすすめの品物①:食べもの・飲みもの

お見舞いのお返しとして多く選ばれているのが、食べものや飲みもの類です。食べものや飲み物は消費することでなくなることから、「厄をなくす」という意味があると考えられています。また、消費によってなくなることから場所をとらないため、相手の負担にならないという点でも選ばれています。特に焼き菓子などは賞味期限が長いものが多く、老若男女を問わず喜ばれるので、多くの方に選ばれる贈りものとなっています。

お見舞いのお返しにおすすめの品物②石鹸・洗剤類

食べものや飲みもの以外で多く選ばれるのが、石鹸や洗剤などの日用品です。毎日の生活で欠かさず使うものであるため、使い道や保管に困ることがありません。また、食べものや飲みものと異なり使用の期限がないことから、一人暮らしの方に贈る場合も消費ペースを考える必要がないという点が特徴です。

お見舞いのお返しにおすすめの品物③:お米

「縁起の良いもの」という観点で選ばれているのが、お米です。お米はその漢字に末広がりを表す「八」という文字が用いられていることから、古くから縁起物と考えられています。また、お米は多くの方にとって主食であるため、もらって困ることはありません。喜ばれるお返しを選ぶのであれば、お米に加えて、美味しく食べるためのお供なども添えたお返しがおすすめです。

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お見舞いのお返しに。八代目儀兵衛のお米のギフト

お米は、縁起物であることからもお見舞いのお返しにぴったりの贈りものです。八代目儀兵衛では、経験豊富な職人が厳選したお米ギフトを豊富に取り揃えています。以下では、そんな八代目儀兵衛がお届けする自慢の贈りものをご紹介します。

十二単「満開」(お米2合×12個)【7,000円(税込)】

十二単「満開」は、八代目儀兵衛が誇る経験豊富なお米マイスターが選び抜いたお米の詰め合わせギフトです。個性あふれる12種類のお米を、歴史ある十二単になぞらえた彩りあふれる風呂敷で包んでお届けします。

商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)

十二単「満開」(お米2合×12個)の詳細を見る

十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)【11,000円(税込)】

十二単お供詰合せ「鞍馬」は、お米選びの経験が豊富な職人が厳選した6種のお米に、京の美食のおもてなしである相性抜群のごはんのお供を添えた詰め合わせギフトです。京都の地で磨き上げられた美味は、どなたにでも喜ばれる八代目儀兵衛自慢の逸品です。

商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個

十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)の詳細を見る

十二単お供詰合せ「貴船」(お米2合×12個・お供)【16,500円(税込)】

十二単お供詰合せ「貴船」は、十二単になぞらえた華やかな彩りに包まれたお米と、美味しさをどこまでも追い求めた「ごはんのお供」の詰め合わせギフトです。お重仕立ての自慢の贈りものが、お世話になった相手に感謝の想いを届けます。

商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 赤飯米×1個

十二単お供詰合せ「貴船」(お米2合×12個・お供)の詳細を見る

星付き銘店米「翁霞」(お米5kg)【5,500円(税込)】

星付き銘店米「翁霞」は、数々の名店の匠をも虜にする八代目儀兵衛自慢の最高峰米のひとつです。ひと口食べるだけでその違いが分かる厳選米は、食にこだわる方にこそ届けたい、ここでしか味わえない特別な贈りものです。

内容:星付き銘店米 翁霞 5kg

星付き銘店米「翁霞」(お米5kg)の詳細を見る

十二単「六分咲き」(お米2合×6個)【3,800円(税込)】

十二単「六分咲き」は、八代目儀兵衛のお米職人がこだわり抜いた自慢のお米6種の詰め合わせギフトです。思わず見惚れる色とりどりの和のグラデーションが、お世話になった相手に心からの感謝の気持ちを伝えます。ほどよいサイズで、手渡しにも喜ばれるのが特徴です。

商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)

十二単「六分咲き」(お米2合×6個)の詳細を見る

お見舞いのお返し選びは八代目儀兵衛にお任せください

ケガや病気を患った際にいただくお見舞いへのお返しは、マナーや相場で迷うことも多いかもしれません。お世話になった方に贈るお返しの品選びでお悩みの方は、ぜひ八代目儀兵衛にご相談ください。ご予算に応じて、職人が厳選したお米の詰め合わせギフトをさまざまなオプションと併せてご案内いたします。感謝の想いを伝える手段として、ぜひ喜ばれる贈りものを選びましょう。

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