結婚祝いと出産祝いは同時にまとめて贈ってもいい？授かり婚のお祝いマナーも解説

「結婚してすぐに赤ちゃんを授かった」「子どもを授かって、近々結婚する予定」

大切な人の結婚と出産。そんな嬉しい知らせを一度に受けたとき、「お祝いってまとめて贈ってもいいの？」「いくらくらい包めばいいのかな？」と、迷ってしまうこともあるかもしれません。

そこでこの記事では、京都発・お米のギフト専門店「八代目儀兵衛」が、結婚と出産の報告を同時に受けた際のお祝いのマナーや相場、贈り方のコツについて、わかりやすくご紹介します。

【八代目儀兵衛】結婚祝い・出産祝いに喜ばれるギフトを一覧で見る

セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】

※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。

【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。風呂敷で包まれた「お米のギフト」やきめ細やかなサービスは、「贈ったら必ず褒められる贈りもの」と評判。慶弔問わず、人生の大切な日や大切な相手への贈りものとして高い評価を受けている。セブン‐イレブンやHITACHI、伊藤園といった大企業ともコラボ実績多数。お米への深い愛情と知識、鍛え上げられた技術やノウハウに、メディア取材・出演も多く、テレビ・雑誌・WEBでの注目度も高い。
【受賞歴】「楽天EXPO賞」「フォーマルギフト大賞」「OMOTENASHI Selection 2金賞」など多数

www.okomeya.net

結婚祝いと出産祝いは同時にまとめて贈ってもいい？

結婚祝いと出産祝いは、それぞれ意味の異なるお祝いごと。本来は、贈るタイミングも分けるのが基本的なマナーですが、授かり婚などで結婚と出産の報告を同時に受けた場合は、赤ちゃんが既に生まれているかどうかによって、お祝いの渡し方が変わってきます。

赤ちゃんが生まれていない場合は別々に渡す

報告を受けた時点で赤ちゃんがまだ生まれていない場合は、まずは結婚祝いだけを先にお渡しするのがマナーです。妊娠中はとても繊細な時期。見た目では順調そうに見えても、思いがけないトラブルが起きることもあります。出産祝いは赤ちゃんが誕生し、母子共に体調が落ち着いた生後1週間〜10日前後に贈るのが良いでしょう。

授かり婚で赤ちゃんが生まれている場合は同時に渡してOK

すでに赤ちゃんが生まれている場合は、結婚祝いと出産祝いを一緒に贈っても失礼にはなりません。ただし、どちらも大切なお祝いごとですので、贈る際にはそれぞれに合った熨斗紙や贈り分けを意識することが大切です。

結婚祝いと出産祝いを同時に贈る場合「熨斗」は別々に用意する

「せっかくなら、結婚祝いと出産祝いをひとつにまとめて贈りたい」と思う方もいるかもしれません。でも実は、それぞれのお祝いには込められた意味が違うため、できればプレゼントや熨斗紙（のしがみ）は分けて用意するのがおすすめです。

というのも、結婚祝いと出産祝いでは、熨斗紙に使う「水引（みずひき）」の結び方が異なります。それぞれのお祝いにふさわしい形で気持ちを伝えるためにも、熨斗紙の正しい書き方を確認しておきましょう。

結婚祝いの水引は、紅白の「結びきり」「あわじ結び」

結婚祝いの祝儀袋や熨斗紙には「結びきり」や「あわじ結び」を使用します。これらの水引は、飾り紐を引っ張っても結び目は解けず、むしろ固くなるように結ばれているのが特長です。「一度結ぶと解けない」という意味から、結婚祝いなど一度切りであって欲しいお祝い事に用いられます。

●結婚祝いの熨斗紙・ご祝儀袋の書き方

出産祝いの水引は、紅白の「蝶結び」

一方、出産祝いでは、飾り紐を引っ張ると簡単に解ける「蝶結び」が用いられます。「結び直しができる」ことから、出産・新築・入学など、人生に何度あっても嬉しいお祝い事に使用されます。

●出産祝いの熨斗紙・ご祝儀袋の書き方

結婚祝いと出産祝いの熨斗紙を同じにすると縁起が悪くなる

結婚祝いには、「一度きりであってほしい」という意味を込めた「結びきり」の水引、出産祝いには「何度あっても嬉しいこと」を表す「蝶結び」の水引を使うのがマナーです。

しかし、結婚祝いと出産祝いをひとつの贈りものにまとめてしまうと、どちらの水引を使うべきか判断が難しくなってしまいます。たとえば、出産祝いに「結びきり」を使うと、「次の出産は望んでいない」と受け取られてしまうかもしれませんし、結婚祝いに「蝶結び」を使うと、「何度でも結婚していい」と受け取られかねません。

こうした日本古来の縁起や意味合いを大切にするためにも、結婚祝いと出産祝いは、それぞれに合った熨斗紙を別々にかけて贈るのが望ましいとされています。

それでも「結婚祝いと出産祝いのプレゼントを1つにまとめたい」という場合は、あえて熨斗紙はつけず、ギフトラッピングを華やかに仕上げる方が良いでしょう。

結婚祝いと出産祝いを同時に贈る場合の相場は？どっちが高額になる？

結婚祝いと出産祝いを選ぶ際に、やはり気になるのがそれぞれの相場です。「どちらにどれくらいの金額をかければいいのかな？」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

一般的には、結婚祝いの方が出産祝いより少し高めになる傾向があります。もちろん、お相手との関係性にもよりますが、結婚式を挙げない場合は、結婚祝いは1万円〜3万円程度、出産祝いは5千円〜1万円程度がひとつの目安です。

友人に結婚祝い兼出産祝いを贈る場合

友人に贈る結婚祝いと出産祝いの相場は、1万3千円〜2万円程度が目安です。内訳の例は以下のとおりです。

関係性によっては、結婚祝いを現金で、出産祝いをプレゼントで贈るという形もよく見られます。もちろん、熨斗紙を分けたうえで、両方とも品物で贈っても問題ありません。

また、以前ご自身の結婚や出産時にお祝いをいただいていたなら、そのときと同じ金額を目安にしましょう。反対に、「特にお祝いをもらっていない」という場合には、無理のない範囲で、菓子折りや赤ちゃん向けのちょっとしたギフトを贈るのも一案です。

いとこ（親戚）に結婚祝い兼出産祝いを贈る場合

いとこへのお祝いは、親戚付き合いや地域の習慣によって金額に幅があるため、まずはご両親などに相談して、親族間の相場を確認するのが安心です。

一般的な目安は以下のとおりです。

また、友人の場合と同様に、過去に自分がお祝いをもらっていた場合は、その金額を参考にするのがマナーです。結婚祝いを現金で、出産祝いを品物で贈ると、熨斗紙の扱いや贈り分けのバランスがとりやすくなります。

【八代目儀兵衛】結婚祝いや出産祝いにおすすめのプレゼント5選！

結婚祝いと出産祝いを同時に贈る場合、両方、あるいはどちらかを品物で贈るケースが多く見られます。ここでは、八代目儀兵衛のオンラインストアで購入できる、結婚祝い・出産祝いにおすすめのギフトを厳選してご紹介します。

日本の主食であるお米は、「末広がり」で縁起が良く、昔からお祝いの品として重宝されてきました。特に、最近はお米の価格も上昇傾向にあるため、実用性が高く、もらって嬉しいギフトとして注目されています。それでは早速、おすすめのギフト5選をご覧ください！

【八代目儀兵衛】結婚祝い・出産祝いに喜ばれるギフトを一覧で見る

気を使わせないプレゼントに｜① いろあそび「みぃちゃん」3,300円（税込）

八代目儀兵衛で人気のお米3種をキュートなガーゼハンカチでふんわりと包んだお祝いギフト。おもてなし用の「極」、おむすび用の「結」、和食用の「和」など、個性豊かな料理米の食べ比べが楽しめます。お包みに使われているガーゼハンカチはお肌に優しい綿100％。食べ終わった後は、赤ちゃんのスタイやお口拭きとしてリユースできます。3,000円台の出産祝いをお探しの方にぴったりの、可愛らしくて実用的な一品です。

いろあそび「みぃちゃん」3,300円（税込）の詳細を見る

当店人気No1ギフト｜②十二単お供詰合せ「醍醐」5,500円（税込）

おいしいものが大好きなカップルには、人気のお米6種とごはんのお供3種がセットになった「十二単お供詰合せ 醍醐」がおすすめです。

和歌山県産の肉厚な「梅干し」、米料亭でも愛用される「塩」、お茶漬けとしても楽しめる香ばしい「ほうじ茶（華かをり）」など、普段使いしやすく、ちょっと特別感のあるラインナップが勢揃い。毎日の夕食作りが楽しくなること間違いなしの、当店人気No.1ギフトです。

十二単お供詰合せ「醍醐」5,500円（税込）の詳細を見る

結婚祝い・出産祝い両方におすすめ｜③はじまりの白「Pure」5,500円（税込）

今治タオルブランドで知られる今治浴巾のミニバスタオルと、当店自慢のお米2種をセットにしたギフト「はじまりの白 Pure」。軽やかなのにしっかりとしたボリューム感があり、ふわっとなでるだけでやさしく水分を吸収してくれるのが特長です。

敏感肌の方はもちろん、生後まもない赤ちゃんのデリケートなお肌にも安心して使えるやさしさ。結婚と出産、ふたつの門出を祝うのにふさわしい、真っ白なギフトシリーズです。

はじまりの白「Pure」5,500円（税込）の詳細を見る

お祝いの気持ちが伝わる｜④日比谷花壇コラボレーション 花箱「トパーズ」11,000円（税込）

美しさとおいしさを兼ね備えた、八代目儀兵衛×日比谷花壇のコラボレーションギフト。当店で人気のお米3種と日比谷花壇フラワーボックスがセットになりました。ピンクのバラとイエローの花を主体としたアレンジがお祝いムードを盛り上げます。プリザーブド加工が施されているから、お手入れ不要で長くお花の美しさを楽しめますよ。

日比谷花壇コラボレーション 花箱「トパーズ」11,000円（税込）の詳細を見る

ボリューム満点｜⑤十二単お供詰合せ「鞍馬」11,000円（税込）

厳選したお米6種とごはんのおいしさを引き立てるお供7種の贅沢な詰合せ。「しおのり」「ゆずのり」「わさびのり」、「竹の子ごはん」など、八代目儀兵衛でしか味わえない厳選美味が揃い踏みです。実用性はもちろん、華やかな見た目も人気の秘密。

十二単お供詰合せ「鞍馬」11,000円（税込）の詳細を見る

結婚祝いと出産祝いを同時に贈るときは、タイミングや熨斗紙のマナーを守ろう｜まとめ

結婚祝いと出産祝いは、それぞれ意味や目的が異なる大切なお祝いごとです。授かり婚などで同時に報告を受けた場合でも、基本的には別々に贈るのがマナーです。ただし、贈るタイミングや熨斗紙の使い方に配慮すれば、同時に贈ることも可能です。

最後に、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。

・赤ちゃんが生まれていない場合は、出産祝いは後日。まずは結婚祝いだけを贈る。
・赤ちゃんがすでに生まれている場合は、同時に贈ってOK。熨斗紙はそれぞれ別に用意する。
・水引は、結婚祝いは「結びきり」／出産祝いは「蝶結び」と使い分けが必要。
・金額は、結婚祝いの方が高額になるケースが一般的。
・過去にお祝いをいただいた場合は同額のお祝いを用意する。

八代目儀兵衛では、今回ご紹介した他にも結婚祝いや出産祝いにふさわしいおしゃれなギフトを豊富にご用意しています。熨斗紙やメッセージカードなど、想いが伝わるギフトサービスも充実。「どんなギフトがあるの？」と気になった方は、ぜひオンラインストアをチェックしてみてくださいね。

八代目儀兵衛の結婚祝い特集を見る

八代目儀兵衛の出産祝い特集を見る