正しいお米の保存方法とは?おすすめの保存容器や最適な保存期間を解説!

正しいお米の保存方法とは?おすすめの保存容器や最適な保存期間を解説!

最終更新日 2022-10-24
公開日 2021-12-04

日本の主食といえばお米。日本にはたくさんの銘柄があり、旨味や甘みなどさまざまな個性をもつおいしいお米が数多く揃っています。しかしどれだけ素晴らしいお米を買っても、「保存方法」次第で「本来のおいしさが発揮されない……」なんてことも。
そこで今回は、京の米老舗八代目儀兵衛が「正しいお米の保存方法」をご紹介。プロの目線から、お米の保存に最適な保存容器・おいしく食べるための保存期間について解説します。

【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。全ての社員がお米マイスターの資格を持つ、お米のおいしさを追究するプロ集団。その技術と熱量は、ミシュランの星付き店などからも絶大な信頼を寄せられている。さらに、HITACHIや伊藤園といった大企業ともコラボを重ね、”老舗ベンチャー”としてお米業界の常識を覆し続けるような取り組みを多数実現。メディア取材や出演も多く、テレビや雑誌・WEBでの注目度も高い。

お米の保存期間はどれくらい?おいしく食べるための期間

みなさんは、お米の保存期間について考えたことはありますか?

日持ちのするイメージの強いお米ですが、実はお米も野菜や肉と同じ生鮮食品。精米日から徐々に味や風味が落ちていくため、できるだけ早めに食べきりたいものです。

では、お米が最もおいしく食べられる期間とは一体いつ頃までなのでしょうか。

保存期間|①いちばんおいしいのは精米したて

元々、田んぼで作られたお米は黄色い「籾(もみ)」に包まれています。この籾の殻を取り除いたものが「玄米」です。玄米はぬか層に包まれており、このぬかを取り除き「白米」にする工程を「精米」と呼んでいます。

お米がいちばんおいしいのは、精米したて。お米はぬかを取り除いた瞬間から劣化がはじまり、お米の酸化によって古米臭が強くなったり、もっちりとした食感が味わえなくなったりするのです。

日持ちの良さはお米の魅力ではありますが、「新鮮なうちが1番おいしい」のはあらゆる食品に通ずるポイントなのかもしれませんね。

精米日は米袋の裏側をチェック

スーパーや百貨店でお米を買う際には、米袋に書かれた情報を確認しましょう。米袋には「有機JAS認定シール」や「生産者情報」など、おいしいお米を見極めるためのヒントがたくさん詰まっています。

特にチェックしておきたいのが、米袋の裏側に書かれた「精米日」。おいしい白米のセオリーは、精米日が浅いこと。お米の種類が同じなら、できるだけ精米日が最近のものを選ぶようにします。

保存期間|②真夏は30日・真冬は45日を目安に食べきる

一度にたくさんの量を買い込むと、おうちでお米はどんどん古くなり味も落ちてしまいます。いつでも精米したてのお米を食べるためには、買い方や分量にも気を配ることが大切。

一般的にお米が最もおいしいのは、精米直後だと言われています。どれだけ遅くとも、精米後30〜45日以内には食べきるようにしましょう。お米は高温多湿に弱いため、夏よりも冬の方が保存期間が長い傾向にあります。

家族の人数やお米がなくなるスピードに合わせて、1ヶ月から1ヶ月半で食べきれる量だけを購入するのがベスト。「お米が重くて何度も買いに行けない」という場合は、宅配サービスやオンラインストアを活用してもよいですね。

八代目儀兵衛のオンラインストアでお米を購入する

お米を買ったらどう保存する?おすすめの保存場所を解説

みなさんはお米を買った後、どこで保存していますか? 

お米は空気に触れた瞬間から酸化がはじまるため、米袋のまま保管するのはNG。高温多湿などお米が苦手な環境で保存してしまうと、カビや虫が発生する危険性も。ここでは、お米の正しい保管場所について詳しくみていきましょう。

保存場所|①冷暗所の保存がベスト!おすすめは冷蔵庫の野菜室

お米の保存に適しているのは、「日の当たらない、風通りのよい涼しい冷暗所」。ひと昔前までは、シンク下やキッチンの床下に米びつを保管する家庭も多くありましたが、残念ながらこれらの場所は湿気が多くお米にとって心地よい環境とは言えません。気温が高くなる春先から夏場は、虫が発生する危険性も高まるため特に注意が必要です。

お家の中で最もお米の保管に適しているのは、ズバリ温度と湿度が一定に保たれた「冷蔵庫」。お米は匂いを吸着しやすいので、匂いの強いもののそばには置かないといった工夫も忘れずに。湿度や温度が安定した野菜室なら、食品の匂いもつきにくく安心です。

保存場所|②常温で保存する場合は「直射日光」「高温多湿」を避ける

22℃以上の環境でお米を保管すると、お米の劣化が早まると言われています。「冷蔵庫が小さくてお米が入らない」「どうしても常温で保存せざるを得ない」という場合は、できるだけ「直射日光」と「高温多湿」を避けた涼しい場所で保存しましょう。

「気温が高くなる4月から8月は、お米を買いだめしない」「冷蔵庫に入る量だけ購入する」などライフスタイルに合わせた工夫も効果的です。

保存容器は「密閉」できるものを。お米の保存に最適な容器とは?

お米をおいしく保存するためには、空気に触れさせないことが大切です。保存容器は、定番の米びつや手軽に入手できるタッパー、ジップロックなど「密閉」できるものなら、どんなものでもOK。毎日のお料理に取り入れやすいタイプを選んでみてください。

保存容器|①「米びつ」は素材しだいで湿気対策にも役立つ

お米専用の保存容器といえば「米びつ」です。最近では、プラスチックがメジャーになりつつありますが、デザイン性と密閉性を兼ね備えた「ホーロー」や洗いやすい「ガラス」など素材によってさまざまな個性が楽しめます。

中でも湿気を取り除いてくれる「桐」の米びつは、高温多湿で暮らす日本人の心強い味方。お米の保存は冷蔵庫が適していますが、古くから親しまれてきた「桐」の米びつなら、よほど温度の高いところでない限り常温でもおいしく保存できますよ。

保存容器|②「タッパー」は残量を確認しやすい

本体が透明になったタッパーは、お米の残量が確認しやすいというメリットがあります。サイズ展開が豊富で、冷蔵庫への保管も楽々。100円ショップやホームセンターなど、どこでも売っているので入手のしやすさも魅力的のひとつです。

食器と同じように洗剤で洗えたり、古くなったら新しいものに買い替えたりしやすいため、日常使いしやすい保存容器と言えるでしょう。

保存容器|③「ジップロック」は小分けにできて便利

一人暮らしの方や共働きで忙しい家庭には、1食分ずつ小分けにできるジップ付きの保存袋がおすすめです。袋に入れたら、空気を抜くように閉じて保存しましょう。この工程を踏むことで、袋の中の密閉性が高まりお米の酸化を防ぐことができます。

小分けにしたお米は、冷蔵庫の底に敷き詰めるように重ねて保存することで、冷蔵庫の中でかさばらず、野菜や果物が冷蔵庫の中で転がり傷つくのを防いでくれる役割も。1食ずつ小分けにしておけば、お米を図る手間も省けて一石二鳥ですよ。

保存容器|④「ペットボトル」は冷蔵庫に立てて保存可能

密閉性の高いペットボトルは、お米の保存に最適な容器です。醤油やみりんなど調味料と同じように立てて収納できるため、冷蔵庫のドアポケットや野菜室にも保存できます。先がすぼまっているので、軽量カップに移しやすいというメリットも。使用する前には、しっかりと汚れを落とし十分に乾燥させましょう。口径の小さい容器への移し替えに使用する「漏斗(じょうご)」があるとさらに便利です。

これだけで変わる!お米の正しい保存方法

お米の保存期間や保存場所が分かったら、さっそく正しい方法でお米を保存しましょう。ここからは、誰でもできる簡単なお米の保存方法を解説。一流ごはんに仕上げるポイントは、難しい専門知識ではなく、ちょっとした「保存の一手間」にあるのです。

保存方法|①袋のまま保存はNG!購入後はすぐ密閉容器に

ついつい手軽だからとやってしまいがちなのが、米袋にお米をそのまま保存してしまうこと。

米袋の中には、通気性をよくするために小さな穴があいている場合があり、袋のまま保存していると湿気や気温によるダメージを受けやすくなります。特に湿気の多い場所ではカビや虫が発生しやすく不衛生。お米を購入したら、素早く密閉容器に移し替えましょう。

保存方法|②容器はこまめに洗って清潔を保つ

どれだけ密閉性に優れていても、容器の中が不潔な状態だとせっかくのお米が台無しに。

残った古いお米や、古いお米から落ちたぬかが混ってしまうのを防ぐためにも、保存容器はこまめに洗って清潔な状態を保つことが大切です。

「同じお米だから……」と古いお米と新しいお米を一緒に混ぜるのも避けたいところ。精米したてのおいしいお米の風合いを損なわないためにも、新しいお米は古いお米を食べきってから移し替えることをおすすめします。

八代目儀兵衛流!お米をおいしく食べるための豆知識

お米の保存方法が分かったらいよいよお米を炊きはじめましょう。「毎日炊いているから大丈夫」と思っているあなたも、ここで一度立ち止まってみて。がお米のプロならではの視点で、京の米老舗八代目儀兵衛がお米をおいしく食べるための豆知識を紹介します。

豆知識|①お米の量は正確に計量する(1合150g

お米を美味しく食べる最初のポイントは、お米の量を正確に計量すること。お米のはかり方には実はちょっとしたコツがあるのをご存知ですか?

まずは計量カップを用意し、山盛りのお米をガサッと入れます。ペットボトルから流し込んだり、タッパーなどの保存容器からすくい入れてもOK。最後は指やお箸を使って、しっかりとすりきりを。

ご自宅にキッチンスケールがある場合は、ボウルに移し替えて1合150gを目安に重さをはかるとより正確です。

豆知識|②炊飯に使う水は「軟水」がおすすめ

「お米を炊くお水はどんなものがいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。八代目儀兵衛のアンサーは、硬度30度前後の軟水。どれほど高品質でも硬水ではお米の食感がボソボソになってしまうもの。市販のミネラルウォーターなら、手に入りやすく手軽においしいごはんに仕上がります。

豆知識|③余ったごはんはアツアツのうちに冷凍庫へ

「ごはんを多めに炊いて余らせてしまった」そんな時には冷凍保存でおいしさをキープしましょう。炊き上がったごはんは、1食分ずつ小分けにしてラップに薄く広げます。さらに上からアルミホイルで包み込んだら、急いで冷凍庫へ。アルミホイルの遮熱性が、炊き立ての味を丸ごと保存してくれます。

冷凍した時に形がゆがむと、ダマの原因になるため要注意。解凍時に熱ムラが生じることで、レンジの時間が長くなり、余分な水分を奪い取ってしまうのです。

ちなみに、冷蔵庫で保存する場合は、半日から1日を目安に食べきることが大切。冷蔵保存は味や品質も落ちやすくなるため、余ったごはんはできるだけ冷凍保存を心がけましょう。

正しく保存することでお米は「おいしいごはん」になる

おいしいごはんは、正しいお米の保存方法から。日常の中でできるちょっとした一手間で、いつものごはんは見違えるほどにおいしくなるものです。

取り入れやすいものからチャレンジして、自宅にいながら本格的な「プロの味」を体験してみませんか?

また京の米老舗「八代目儀兵衛」のオンラインストアでは、和食に合うお米・冷めてからおいしいおむすびに合うお米など、そのお料理がさらに美味しくなるよう選び抜かれた特別な「料理米」やお米のギフトを多数取り揃えております。

大切なあの人への贈りもの選びから、毎日のおいしいごはんまで。八代目儀兵衛のオンラインストアを活用して、新鮮なお米の味わいを感じてみてください。

八代目儀兵衛のオンラインストアでお米を購入する

内祝いやお祝いに。京都のお米ギフト通販。
内祝いやお祝いに。京都のお米ギフト通販。
ミシュラン店御用達。ご自宅用のお米通販。
ミシュラン店御用達。ご自宅用のお米通販。