最終更新日:2024-01-11
取引先との会食の締めくくりに差し上げる「手土産」。せっかくなら間に合わせではなく、お相手の心に残るものを贈りたいですよね。
会食の手土産は、どんなことに注目して選べば良いのでしょうか?
この記事では、会食でお渡しする手土産の選び方やマナーについてまとめました。記事の後半では、大手コンビニエンスストアチェーン「セブン-イレブン」おにぎりの監修を勤める食のプロ「八代目儀兵衛」が、会食におすすめの手土産を厳選。ぜひ、最後までご覧ください。
セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
失敗しない「会食の手土産」の選び方
ある程度仕事で責任のある立場になると、仕事でお世話になっているお客さまを食事に招待する機会が増えきます。
会食の目的は、食事を共にすることで仕事上の人間関係をより良いものにしていくこと。
会食後にお渡しする手土産も、また同様の目的で用意します。会食の手土産は必ずしも必要ではありませんが、食事会の締めくくりにお渡しすることで「あなたのことを大切に思っています」「これからも良い関係を築きたいと思っています」というメッセージが伝わりやすくなるはずです。
とはいえ、場面に応じた的確な手土産を用意するのは、そう簡単なことではありません。ここでは、会食の手土産の選び方の基本を確認していきましょう。
会食の手土産の選び方|①コンパクトかつ高級感のあるものを選ぶ
会食の手土産は大きい方が見栄えがすると思われるかもしれませんが、迷ったらコンパクトで高級感のあるものを選びましょう。
通常、会食はディナータイムやランチタイムに開かれるもの。電車が混む時間帯に、手土産を会社や自宅まで持ち帰ることを考えると、大きいものはやはりお相手の負担になってしまいます。
会食の手土産は「量」よりも「質」で勝負。「自分ではもったいなくて買えないもの」「なかなか手に入らない貴重なもの」だと一層喜ばれますよ。
会食の手土産の選び方|②日持ちのするものを選ぶ
お渡しする相手が誰であっても、できるだけ日持ちのするものを選びたいものです。
本日中に食べなければならないフルーツやケーキは、お相手の負担になってしまうことも。特に湿気の多い夏場は、常温保存ができない生物は避けるようにしましょう。
また、お相手が会食後に手土産をそのまま会社に持ち帰る場合は、オフィスでも食べやすい個包装になったものが喜ばれます。切り分けが必要なお菓子は、取り分ける手間やお皿を洗う手間がかかりますから、お相手が会社に戻るランチタイムの会食では注意が必要です。
会食の手土産の選び方|③相手の好みや家族構成に合うものを選ぶ
日頃からお世話になっている相手の情報は、こまめにキャッチしておきます。結婚されている場合は、その奥様やお子さまに喜ばれるものは何かと考えてみましょう。お相手だけではなく、その家族も大切に思っている気持ちが伝われば、会食後の印象は格別によくなるはずです。
会食の手土産の選び方|④取引先の近くでは購入しない
会食の手土産は、会食の日程が決まったと同時に考えはじめたいものです。ギリギリになって、会食の会場や取引先の会社の近くで購入すると「間に合わせで用意した」という印象を与えかねません。手土産は、時間に余裕を持って、会場とは別の場所で購入しましょう。
会食の手土産の相場は?
●会食の手土産の相場は3,000円〜5,000円
会食の手土産の相場は3,000円〜5,000円が1つの目安となります。一対一の会食であれば、3,000円が妥当。送別会や誕生日会など特別な食事会では、5,000円程度の手土産を用意することもあります。「食事をご馳走した上で、さらに手土産も」となると、お相手が恐縮してしまうかもしれません。先方が気を遣われることがない範囲で、ベストな予算を検討してみてください。
会食の手土産の渡し方・渡すタイミングは?
●手土産を渡すタイミングは、会食が終わってから。お見送り時に渡す。
会食の手土産は、食事会が終わって、先方がお帰りになるタイミングでお渡しします。「手土産は部屋に通された後、名刺交換のタイミングで渡すもの」と覚えている方も多いかもしれませんが、これは取引先の会社を訪問した場合に限ります。
会食が始まる前に渡してしまうと、食事の邪魔になってしまうためです。
会食が終わるまでこちらで持っておくか、先方よりも早めに到着した場合は、お店の方に手土産を預かっておいておいてもらいましょう。
支払いを済ましたタイミングで手土産を出してもらい、別れ際に渡せば、思わぬサプライズになりますよ。
上司が同席している場合
手土産は受け取る側も、渡す側も、その場で最も立場が高い人同士で行います。
そのため、会食に上司が同席している場合、手土産を渡すのは上司の役割。部下の役目は手土産を手配するところまでです。うっかり自分で渡してしまわないように注意してくださいね。
先方の人数が多い場合は、1人ずつ渡せるように小さな袋を用意しておきます。上司がスムーズに渡せるよう、早めに店側から手土産を受け取り、お渡し用の小さい袋にセッティングしておきましょう。
上司が同席していない場合
会食に上司が同席していない場合は、支払いの際に店側から手土産を受け取り、先方に渡します。一対一の食事の場合も、お渡し用の紙袋に入れ「本日はありがとうございました」とお礼を述べて両手でお渡しします。
マナー本では「手土産は紙袋から出して渡す」と書かれていますが、こちらも状況に合わせるのがスマート。レストランの出口でお渡しする場合は、紙袋のまま渡した方が先方も受け取りやすいこともあるでしょう。紙袋の取手と下側に手を添え「袋のままで失礼します」と述べればマナー違反になりません。
会食で渡す手土産の熨斗の書き方
会食の手土産に用いる熨斗紙のマナーについても確認しておきましょう。熨斗紙は「表書き」「水引」「署名」によって構成されており、それぞれ書き方のルールがあります。
表書き | ・初めての会食:「粗品」「御挨拶」 ・2回目以降:「御礼」 |
水引 | ・紅白蝶結び |
署名 | ・贈り主のフルネーム |
表書きは、贈り物の目的を表すものです。初めてお会いする場合は「粗品」もしくは「御挨拶」と記載します。2回目以降は日頃の感謝を込めて「御礼」に。署名は贈り主のフルネームを記載するのが一般的ですが、手土産の場合は空欄でもマナー違反にはなりません。先方との関係を踏まえた上で検討しましょう。
八代目儀兵衛では、会食の手土産にふさわしい熨斗紙を無料でご用意しています。こちらもあわせてご利用ください。
【会食のお相手別】おすすめの手土産を紹介
ここからは、八代目儀兵衛のオンラインストアでご購入いただけるギフトの中から、会食の手土産におすすめの品物をご紹介します。持ち帰りのしやすい、コンパクトで高級感のある手土産が続々登場。気になる手土産があればぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。
目上の男性に渡す会食の手土産
「流行りもの」よりも「品質のよさ」を重視して選びましょう。持ち帰った際に、奥さまやお子さまに喜んでいただけるものだと、なお素敵です。
会食におすすめの手土産|①十二単「五分咲き」2,800円(税込)
色鮮やかな風呂敷包みに、5種類のお米を大切に包みました。濃厚な甘みが上品なおもてなし用米「極」、冷めてからもおいしさが続く「結」、出汁の味を引き立てる「和」、洋食のしっかりとした味付けにも負けない「洋」、雑穀のおいしさを引き出す「健」など、それぞれのお米に名前がついているのもユニーク。
現役秘書の厳正かつ公平な審査による「接待の手土産」セレクションにも入賞した間違いのない一品です。
●ギフト内容 ・料理米2合×5個(極、結、和、洋、健) |
目上の女性に渡す会食の手土産
人生経験が豊富な年上の女性には、五感を刺激する美しい手土産を贈りましょう。食べておいしい、見て楽しいとっておきのギフトをご紹介します。
会食におすすめの手土産|②良縁米「恋」3,300円(税込)
鼻に抜ける甘い香りと弾力のある粒が印象的な「殿米」、淡雪のような上品な口溶けの「姫米」に、縁起の良い「赤飯米」をプラスしました。お米単品でのおいしさはもちろんのこと、掛け合わせるとまた違った味わいに出会えます。
金彩友禅の美しい風呂敷や黄金米入りの良縁お守り、おみくじなど女性の心をくすぐる仕掛けがいっぱいです。
●ギフト内容 ・良縁米3合×2個(殿、姫) ・赤飯米×1個 |
一人暮らしの若い男性に渡す会食の手土産
賞味期限が長く、常温保存が可能なお米は、一人暮らしの男性にも喜ばれる贈り物。普段の食事はもちろん、晩酌のお供にもピッタリなグルメギフトをご紹介します。
会食におすすめの手土産|③祇園料亭米「高瀬」2,200円(税込)
ミシュラン星付き店御用達の「翁霞」と「神楽」の本格的な味わいを自宅でお楽しみいただける美食セット。ごはんのお供には、手軽につまめる「しおのり」をセレクトしました。米油の香ばしい風味が食欲をそそる一品。お酒のお供にもなりますよ。
●ギフト内容 ・祇園料亭米2合×2個(翁霞、神楽) ・しおのり×1個 |
一人暮らしの若い女性に渡す会食の手土産
日持ちがするもの、見た目が美しいものを差し上げたいところ。シンプルでありながらも気持ちが伝わる上質な手土産をご紹介します。
会食におすすめの手土産|④はじまりの白「Haku」2,800円(税込)
タオルとお米の組み合わせが新しい実用的な一品。タオルには八代目儀兵衛が目利きした「今治浴巾」のプレミアムタオルを採用しました。世界3大高級綿のひとつエジプト綿GIZA(ギザ)をたっぷり使用したタオルは、肌触り・吸水性も抜群です。一般的なハンカチよりも少し大きめのウォッシュタオルは(約34×34cm)お出かけやアウトドアオフィスなど幅広いシーンで活躍してくれます。
●ギフト内容 ・料理米2合×2個(結×2) ・約34×34cm(ウォッシュタオルサイズ) |
会食の手土産も八代目儀兵衛にお任せください|まとめ
会食の手土産は、お相手の荷物にならないコンパクトなものを選ぶことが大切です。会食の後に先方が会社に戻られる場合は、オフィスで食べやすい個包装のもの、ご自宅に戻られる場合は、奥さまやお子さまなどお相手のご家族に喜んでもらえるものを選びます。
間に合わせではなく、お相手の顔を思い浮かべながら、その人にピッタリのものをセレクトしたいものです。できれば、普段はなかなか手に入らない目新しさのあるもの、高級感が感じられるものが好ましいでしょう。予算は状況によって異なりますが、3,000円〜5,000円前後を目安にします。
京都発・お米のギフトショップを営む八代目儀兵衛では、今回ご紹介した他にも会食の手土産にふさわしいコンパクトなギフトを豊富にご用意しております。
オンラインストアでしか手に入らない特別なお米なら、お相手にもきっとその心遣いが伝わるはず。「いつもとは違った手土産を用意したい」「季節を問わず差し上げられる手土産を探している」という方はぜひ八代目儀兵衛のオンラインストアをご覧ください!