水引

水引

最終更新日:2020-11-23

水引は、飛鳥時代の遣隋使小野妹子が帰朝時に隋の答礼使が持参した朝廷への献上品に、海路の安全祈願の為に結ばれていた紅白の麻紐に由来するとされ、語源には和紙を縒り合わせて糊水を引いて乾かし固めたする説と紙縒りを着色水に浸して引きながら染めたとする説があります。

水引は、贈答品や金封の全面中央にかけられる結び目の有る紐の事であり、慶弔の用途に応じて紐の色や本数、結び方が異なります。慶事には金色や銀色、紅白の紐を使用し、弔事や不祝事には銀色や白黒の紐を使用します。

結び目の種類は、一度切りが望ましい結婚式や快気祝い、葬儀などに使用されるかた結びや複数回望まれる出産祝いや卒業祝い、内祝いなどに用いられる蝶結び、鮑結びなどがあります。一般的に紐の数は、陰陽五行由来や双方の手が中央で手を握り合う形を表す5本の紐が主流ですが、結婚式には本人を含めた両家の結びつきを表す10本を使用する場合もあります。

お役立ち情報

水引はその色と結び方で、贈る人の気持ちを表しています。祝儀の際には紅白や金銀、不祝儀の際には黒白や黒銀、黄白が使われます。室町時代に明から渡ってきた荷物に赤と白の縄が掛けられていたことが起源となっています。主に二つの結び方があります。蝶結びは何度も繰り返したい事の時に結びます。繰り返したい事ですから一般的には内祝いなどの祝儀の場合です。反対に繰り返したくないことの時は、結び切りで結び目がほどけないように固く結びます。祝儀の婚礼、不祝儀の香典などが一例です。

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