最終更新日:2022-04-11
結婚祝いをいただいた方のなかには、結婚生活を始めたばかりで慌ただしかったり、新婚旅行に出かけたりして内祝いを届けることを忘れてしまったという方もいるのではないでしょうか。以下では、そんな場合に行うべき対処法をご紹介します。
遅れてお返しをするときに大切なこととは?
結婚祝いのお返しにあたる“結婚内祝い”は、結婚式や籍を入れた日から1ヶ月以内に返すのがマナーです。ただ、場合によってはこの期間内に返せないこともあるかと思われます。そういった場合は、気づいた時点で贈るようにしましょう。「どうせ遅れているから……」という気持ちでさらにお返しが遅くなるのは、NGです。
少し遅れて結婚内祝いを届ける際は、“相手に届く前”に電話でフォローを入れることも非常に重要です。遅れてしまっても、その後のフォローが丁寧であれば挽回することは十分に可能です。そのため、結婚内祝いを手配したら相手へ電話でお詫びを入れ、いつ頃届くかをお伝えするようにしましょう。
このとき、遅れた理由を正直に伝えるのではなく、「どんなものを贈ろうか悩んでいたら遅くなってしまって……」といったように、相手のことを考えて一言伝えることがポイントです。そうすると、相手の気分も少しは和らぐことが期待できます。
新婚旅行へ行くことが原因で結婚内祝いが遅れてしまうなら、内祝いの品とともに旅先のお土産も届けるようにしましょう。お詫びのメッセージとともに旅先での品を贈れば相手も喜びますし、お詫びの伝わり方もまた違ってきます。
ほかのお祝い事と一緒にすることは避けよう
結婚内祝いが遅れてしまったことで、お中元やお歳暮など違う贈り物の時期になったり、相手のお祝い事と重なってしまったりすることもあります。そんなとき、結婚内祝いを兼ねて贈り物を届けようと考える方もいるかもしれませんが、それは絶対に行ってはいけません。お祝い事の“ついで”のように結婚内祝いを贈ってしまっては、誠意を持って結婚をお祝いしてくれた相手に対して失礼にあたります。
そのため、お返しとその他のお祝い事が重なってしまっても、必ず分けて贈るようにしましょう。
お返しが遅れたときは気遣いも忘れずに
このように、結婚内祝いが遅れた場合は“早め”の行動がカギとなります。併せて、相手の気分を害さないよう気遣いのある対処を行うことも大切です。もしも遅れて結婚内祝いを届けることがある場合には、是非とも実践してみてください。