
最終更新日:2024-12-26
季節の変わり目のお祝いを意味する「節句」。1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日を合わせて「五節句」と呼び、江戸時代からさまざまな行事が行われてきました。
そんな節句の中でも特に重要といわれるのが、「初節句」です。初節句は生まれた子どもが節句を初めて迎える際に、それまでの成長を祝い、そしてこれからの健康を祈るひとつの節目です。女の子であれば3月3日、男の子であれば5日5日が初節句となります。3月3日は上巳の節句にあたり、桃の季節であることから「桃の節句」とも呼ばれています。これに対して5月5日は端午の節句にあたり、「菖蒲の節句」とも呼ばれています。
生まれてから初めての節句を初節句といいますが、例外的に、たとえば2月に生まれた女の子や4月に生まれた男の子のように生まれてから初節句までの期間が短い場合には、翌年を初節句とすることもあります。とはいえ、「初節句まで○○日しかないから翌年にする」という厳密なルールはありませんので、当事者で話し合って決めることになります。
初節句には、両親や祖父母、または親しい友人・知人などからお祝いをいただきます。そんなとき、内祝い(お返し)について迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで以下では、初節句祝いをもらった際の内祝いについて、その必要性や贈る時期、相場、マナーなどについて、おすすめの贈りものと併せて詳しくご紹介します。
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両親や祖父母への初節句祝いのお返しは必要?
両親や祖父母へ初節句内祝いを贈る時期はいつ?
両親や祖父母への初節句内祝いの相場はいくら?
初節句内祝いを贈る際のマナーは?
内祝いのマナー①:お礼状を出す
内祝いのマナー②:贈る時期が遅れる場合は事前に伝える
内祝いのマナー③:内祝いが高額過ぎない
内祝いのマナー④:縁起の悪いものは贈らない
内祝いのマナー⑤:正しい「のし紙」の組み合わせにする
初節句内祝いで喜ばれるポイントは?
喜ばれるポイント①:名入れグッズ
喜ばれるポイント②:メッセージ
内祝いに添えるメッセージの文例
両親・祖父母への初節句内祝いでおすすめは?
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両親や祖父母への初節句祝いのお返しは必要?
初節句の内祝い、つまりお返しは、基本的にはお祝いの場で提供される食事の席がそれにあたると考えられています。すなわち、両家の両親や祖父母、または兄弟姉妹を招いて食事の席を設けることで、それが内祝い(お返し)にあたるという考え方です。
しかし一方で、遠方に住んでいる親族や食事の席に参加しない友人・知人などから初節句の祝いをいただいた場合には、お返しを贈ることになります。その意味で内祝いは、必要なお返しであると考えるのが慣例となっています。
両親や祖父母へ初節句内祝いを贈る時期はいつ?
初節句の内祝いを贈る時期については、食事の席(お祝い膳)への招待の有無によって異なります。両親や祖父母であれば食事の席に招待するケースが多いので、こうした場合には上述のようにその場が内祝いの意味も併せ持っているため、別途に内祝いを贈る必要はありません。
一方で、食事の席に参加されなかった場合には、結婚祝いや出産祝いと同様に祝いの品やご祝儀をいただいてから遅くとも一ヶ月以内にお返しを贈るのが一般的です。具体的には、女の子の桃の節句の内祝いは3月下旬までに、男の子の端午の節句の内祝いは5月下旬までに贈るのが目安といえます。
両親や祖父母への初節句内祝いの相場はいくら?
両親や祖父母から初節句のお祝いをいただくと、内祝いの金額に迷ってしまうかもしれません。内祝いの相場としては、いただいた金額の半額~1/3が一般的です。ただし、関係性などによっては高額なお祝いの品やご祝儀をいただくこともあります。この場合は、必ずしも半額~1/3ではなく、1/4~1/5(すなわち、いただいた金額の20%~25%)程度となることもあります。高額すぎる内祝いはかえって相手に気を遣わせてしまうこともあるので、5万円以内なら半返し~1/3返し、5万円以上なら1/4返し、10万円以上なら1/5返しを目安にするとよいかもしれません。
初節句内祝いを贈る際のマナーは?
初節句祝いをいただいた際に内祝いを贈るにあたっては、守るべきマナーがいくつかあります。
内祝いのマナー①:お礼状を出す
上述したように、初節句の内祝いは祝いの場を兼ねた食事の席に招くことでそれをもってお返しとするのが一般的ですが、その席に参加されない方からは郵送などで祝いの品やご祝儀をいただくことがあります。その場合、すぐに内祝いを返すのが難しいときは、まずはお礼状を贈るというのがマナーです。慣習として、いただいてから3日以内に送ることが多いようです。その後、あらためて内祝いの品を贈ります。内祝いの品を贈る際には、初節句が無事に終わったことやこれからの挨拶などを含めたメッセージを添えるとよいでしょう。また、併せて子どもの写真も贈ると喜ばれること間違いありません。
内祝いのマナー②:贈る時期が遅れる場合は事前に伝える
内祝いはお祝いの品やご祝儀をいただいてから1ヶ月以内に贈るのが一般的ですが、状況によっては1ヶ月以内に贈れないことも考えられます。このような場合には、事前に挨拶状などで遅れる旨を伝えておくことがマナーです。
内祝いのマナー③:内祝いが高額過ぎない
内祝いの金額に関しては、上述した「いただいた額の半額~1/3」という相場とは別に、覚えておきたいマナーがあります。それは、いただいた金額が少額だった場合、その金額を上回る内祝いは贈らないというものです。たとえば、いただいたご祝儀が5,000円だった場合に、6,000円の内祝いを贈ることはマナー違反となります。現実にはあまりないケースかもしれませんが、内祝いの品を一律で用意している場合などでは注意が必要です。
内祝いのマナー④:縁起の悪いものは贈らない
初節句の内祝いに限ったことではありませんが、冠婚葬祭の贈りものは総じて「縁起の悪いものを避ける」というマナーがあります。たとえば、苦しさや死を連想させる語呂の「櫛(くし)」や、縁を切ることを連想させる包丁やハサミなどは贈りものとしては不適切とされています。ただし、近年では包丁やハサミなどは「未来を切り開く」という意味で良いものと考えられるようになっているともいわれています。
内祝いのマナー⑤:正しい「のし紙」の組み合わせにする
初節句内祝いを贈る際には、「のし紙」が不可欠です。初節句の内祝いの水引には、結び目が解けても結び直せるという意味を持つ蝶結び(花結び)を選びます。これは、「おめでたいことなので何度繰り返してもよい」という意味が込められているためです。この蝶結びは、初節句の他にも出産や進学など、何度繰り返してもよいとされる祝い事に使用されます。
これに対して、結び直すのが難しい「結び切り」は、葬儀などの「繰り返すことが望ましくない事柄」で用いられます。水引を間違えることはマナー違反となるため注意が必要です。
表書きは、「初節句内祝」または「内祝」として、水引の下側には子どもの名前を記載します。子どもの名前を書くのは、祝いの品をもらうのが両親ではなく子どもであるためです。両親の名前でない点に注意しましょう。
初節句内祝いで喜ばれるポイントは?
初節句の内祝いを贈るのであれば、喜ばれるポイントを押さえておくことが大切です。以下では、特に喜ばれる2つのポイントについてみていきます。
喜ばれるポイント①:名入れグッズ
初節句は、誕生日とは異なり一人につき一生に一度しかありません。そんな初節句にいただいたお祝いには、ちょっとした工夫を加えて少しでも喜んでもらいたいもの。そこでおすすめなのが、内祝いの贈りものを「名入れグッズ」にするというものです。たとえば、節句を迎えた子どもの写真と併せた名入れのフォトフレームや、子どもの手形と名前がパッケージに印刷された洋菓子なども人気です。子どもの写真と名前を添えることで、両親や祖父母は孫やひ孫がそばにいるように感じることができます。
喜ばれるポイント②:メッセージ
写真や名前と同じくらい大切なのは、感謝の気持ちを表すメッセージです。メッセージを添えるカードには、かわいいデザインからシンプルなデザインまでさまざまな種類があります。両親や祖父母など、贈る相手に合ったメッセージにするとよいでしょう。メッセージの文例には、以下のようなものがあります。
内祝いに添えるメッセージの文例
【文例①】
拝啓 この度は○○の初節句に際し過分なお心遣いをいただきまして心より御礼申し上げます おかげさまをもちまして○○は日々健やかに成長しております ささやかではございますがお礼の品をお贈りいたします 末筆ながら△△様のご多幸とご健康をお祈り申し上げます 敬具 |
【文例②】
拝啓 この度は初節句のお祝いの品をいただき誠にありがとうございます ささやかなお返しとなりますが内祝いの品をお贈りいたします なにとぞご笑納いただけますと幸いにございます これからも親子ともどもよろしくお願い申し上げます 敬具 |
【文例③】
拝啓 先日は□□をいただきまことにありがとうございます おかげさまで○○は元気に育っております いただきました□□を早速飾っては、○○も喜んでおります 写真に納めましたのでご覧ください心ばかりの お礼の品をお贈りしましたのでお納めいただけますと幸いです 敬具 |
両親・祖父母への初節句内祝いでおすすめは?
孫やひ孫の初節句は、両親や祖父母にとっても人生の一大イベントです。初節句のお祝いが近しい親族からいただいたものであれば、内祝いも堅いものではなく、初節句の写真や成長の様子が分かるくだけた手紙などのほうが両親や祖父母にとっては嬉しいかもしれません。また、そうした写真や手紙に日頃の感謝を込めてギフトを併せて贈るのであれば、気軽に召し上がれる軽食などがおすすめです。
古来より、慶事には縁起の良い食べものが贈られるのが一般的です。たとえば豆や昆布、赤飯などがその例として挙げられます。もっとも、近年ではよりフランクに洋菓子や和菓子なども選ばれるようになっています。贈り相手が小食である可能性も考慮すると、日持ちのするクッキーやマドレーヌなどが選ばれやすいお菓子として挙げられます。他にも、ジュースやコーヒー、ゼリーなども選ばれやすい初節句の内祝いです。また、少し格式ばったものを贈りたいのであれば、高級アルコール飲料やお米なども候補として挙げられます。
初節句の内祝いにぴったりの、八代目儀兵衛の厳選米
初節句の内祝いは、選択肢の多さからひとつに絞ることが難しいという方も少なくありません。八代目儀兵衛では、そのような方に向けたおすすめのお米ギフトをご用意しています。お米職人が厳選した自慢のお米は、祝い事のお返しにぴったりです。以下では、数多くあるお米ギフトの中でも特に人気のあるものをご紹介します。
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)【11,000円(税込)】
十二単お供詰め合わせ「鞍馬」は、八代目儀兵衛自慢のお米職人による厳選のお米6種類と、お米と相性抜群のお供たちの詰め合わせギフトです。京の美食のおもてなしは、初節句の内祝いにぴったりです。
彩りある風呂敷には、平安の都人の想いが込められています。一つひとつを丁寧に包んだお米は、内祝いの贈りものにふさわしい逸品です。京都祇園の職人が京都の地で磨き上げた極上の「ごはんのお供」とともに、食卓に楽しみと和みのひとときをお届けします。
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十二単「満開」は、華やかな彩りが気持ちを心から明るくしてくれる、魅力あふれる贈りものです。歴史ある格式高い十二単の風呂敷は、大切な人へ届けるお米を艶やかに包みます。
お届けするお米は、繊細な味わいと調和する「和(わ)」、炊き上げることで香ばしく、噛むたびに甘みが際立つ「玄(げん)」、しっかりとした食べ応えを味わえる「丼(どん)」など、魅力あふれるものばかり。いつもの食卓を、いっそう魅力的な時間に変えるお米が勢ぞろいです。いずれも料理の良さを引き立たせるお米だからこそ、お米を愛する人に届けたい贈りものです。
内容:料理米2合×12個【極(きわみ)/結(むすび)/和(わ)/洋(よう)/中(ちゅう)/健(けん)/鮨(すし)/煮(に)/丼(どん)/粥(かゆ)/玄(げん)/餅(もち)】 |
十二単お供詰合せ「嵯峨」(お米2合×6個・お供)【8,800円(税込)】
十二単お供詰め合わせ「嵯峨」は、6種類のお米に、海苔や塩、醤油などのごはんのお供を詰め合わせたギフトです。毎日の食卓が、これまで以上に待ち遠しくなること間違いありません。両親や祖父母など、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを表す贈りものとして、多くの方に選ばれています。
厳選された極上米と、そんなお米に華を添える京の味わい。八代目儀兵衛の職人たちがこだわり抜いて選んだ美味を、心から堪能いただけます。
内容:料理米2合×6個【極(きわみ)、結(むすび)、和(わ)、洋(よう)、中(ちゅう)、鮨(すし)】/混ぜごはん「京ちらし」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / 塩×1個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「福かをり」×1個 |
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十二単お供詰め合わせ「醍醐」は、八代目儀兵衛のお米マイスターが厳選した6種類のお米と、京の味わいの詰め合わせギフトです。佃煮や梅干しなどのごはんのお供は、職人たちがこだわり抜いた折り紙つきの京の美味。お米のひとつひとつを熟練の職人が十二単で大切に包んだ「醍醐」は、初節句の内祝いにぴったりです。繊細な味覚で1%の違いにこだわり抜いたお米と味わい深いお供の最高のハーモニーが、毎日の食卓に楽しみと和みのひとときをお届けします。
内容:料理米2合×6個【極(きわみ)、結(むすび)、和(わ)、洋(よう)、中(ちゅう)、健(けん)/ひじき梅×1個 / 梅干し×1個 / 塩×1個 / ほうじ茶「華かをり」×1個】 |
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初節句内祝いをお探しなら、八代目儀兵衛にご相談ください
両親や祖父母からいただく初節句祝い。感謝の気持ちを込めて、心から喜んでもらえる内祝いを贈りたいものです。
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