出産内祝いのメッセージカードでお悩みの方へ。マナーや例文(テンプレート)をご紹介

出産内祝いのメッセージカードでお悩みの方へ。マナーや例文(テンプレート)をご紹介

最終更新日:2023-04-07

人生の大きな節目となる出産。子どもの誕生を待っていた親にとってはこの上ない幸せな毎日の始まりです。そんな出産を機に、両親や親戚、友人、職場の同僚や上司など、多くの方々からお祝いをいただくことがあります。

お礼の品(出産内祝い)を贈る際、併せて贈りたいのが想いのこもったメッセージです。とはいえ、いざお礼のメッセージを書くとなるとどのように書けばよいかで迷ってしまうことも多いかもしれません。ここでは、これから出産内祝いに添えるメッセージを書く方に向けて、メッセージの基本的なマナーや例文(テンプレート)について解説していきます。お悩みの方はぜひご参考ください。

【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。風呂敷で包まれた「お米のギフト」やきめ細やかなサービスは、「贈ったら必ず褒められる贈りもの」と評判。慶弔問わず、人生の大切な日や大切な相手への贈りものとして高い評価を受けている。セブン‐イレブンやHITACHI、伊藤園といった大企業ともコラボ実績多数。お米への深い愛情と知識、鍛え上げられた技術やノウハウに、メディア取材・出演も多く、テレビ・雑誌・WEBでの注目度も高い。
【受賞歴】 「楽天EXPO賞」「フォーマルギフト大賞」「OMOTENASHI Selection 2金賞」など多数

出産内祝いにメッセージカードはなぜ必要?

出産内祝いを贈る際、メッセージカードを添えることは必ずしも「絶対のルール」というわけではありません。しかし、相手に感謝の想いを伝えるという点で、メッセージカードは大きな役割を果たします。これは、自身が誰かの出産祝いを贈った場合のことを想像すると分かりやすいといえるでしょう。自分が大切に思う相手から内祝い(お返し)としていただいた品に、相手の心のこもったメッセージカードが添えられているとそれだけで嬉しくなるものです。のし紙だけが掛けられた贈り物のみよりも、想いが伝わる言葉と共に贈られたものは、それだけ強く長く、心に響きます。

このような理由から、出産内祝いを贈る際にメッセージカードも併せて贈ることは大切な礼儀といってもよいでしょう。

出産内祝いのメッセージに記載する内容

出産内祝いのメッセージは、「長すぎず短すぎず」がきれいな形といえるでしょう。長すぎるメッセージは読み手の負担になる可能性があり、かといって短すぎると大切なことが伝わらない可能性もあります。書くにあたってのポイントは、「要点を押さえつつ、簡潔に書く」という点です。忘れずに書いておくべき主な内容としては、「子どもに関する内容」と「感謝の気持ちや今後の想い」の2つが挙げられます。

メッセージ内容①:子どもに関する内容

出産祝いへのお礼にあたる出産内祝いでは、生まれたばかりの子どもに関する内容を書くようにしましょう。子どもの誕生日や性別、名前、読み方、由来や込めた想いなどを書くことで、メッセージを受け取った相手が子どもの姿を想像しやすくなります。

メッセージ内容②:感謝の気持ちや今後の想い

メッセージに記載したいもうひとつの内容は、出産祝いに対する感謝の気持ちや今後の想いです。妊娠中の支援や祝いの品に対する感謝を述べつつ、母子の健康状態や子どもの様子、またはこれからの親としての日々に対する想いや決意などについても書くとよいでしょう。

出産内祝いのメッセージを書くときのマナー

出産内祝いのメッセージは「必ず贈らなければならない」というものではありませんが、贈るにあたっては守るべきマナーがあります。マナーに沿ったメッセージでなければ、受け手に贈り手の想いが伝わらなかったり、場合によっては相手に不快な思いをさせてしまうというケースも考えられます。ここでは、メッセージを贈る際に守るべきマナーについてみていきます。

マナーその1:メッセージの受け手への配慮を忘れない

新しい家族が増えると、その喜びからつい過剰な表現をしてしまうかもしれません。たとえば、謙遜の意図を持ってメッセージに「出産を経て、私もようやく一人前になることができました」などと書いた場合は、出産していない方やさまざまな理由で出産ができない方に対して「半人前」や「未成熟」といった誤ったメッセージを伝えてしまうことになります。こうした誤解を避けるためには、何よりも相手の立場や事情を尊重し、独身者や子どもを授かれない方への配慮を忘れないようにすることが大切です。

マナーその2:「お返し」という言葉を避ける

出産内祝いのメッセージを贈る際に、つい「お返し」という言葉を書いてしまいがちです。「お返し」という言葉は、内祝いでは避けるのがマナーと考えられています。本来、お祝いはご本人の善意に基づくものであり、それに対するお返しもまた、祝っていただいた側の感謝の気持ちに基づくものです。そのため、「お返し」という言葉を用いてしまうとお祝いに対して義務でお礼を返しているという印象を与えてしまう危険性があります。メッセージには、御礼や感謝の意といった言葉で想いを伝えるようにしましょう。

マナーその3:出産から1ヶ月を目安に贈る

出産後まもなくは忙しい日々が続きますが、出産祝いをいただいてから数ヶ月経ってから内祝いを贈るのは、相手に「忘れられていた」「あまり喜ばれていない」と受け取られる可能性があるためマナー違反と考えましょう。目安としては、出産から1ヶ月が経った頃のお宮参りの前後と考えるとよいでしょう。

マナーその4:形式ばったメッセージにしない

出産内祝いでメッセージを贈る際、メッセージの内容が思いつかずにテンプレートや例文をそのまま用いてしまうということがあるかもしれません。この場合、例文をそのまま用いることで誰が誰に贈っても成り立つようなものとなり、心がこもっていないと相手に受け取られる可能性もあります。メッセージの大筋に関しては例文を参考にすることも大切ですが、それが全てにならないよう注意が必要です。メッセージのどこかで自分らしさや贈り相手との想い出を記すことで、世界に一枚だけの大切なメッセージとなります。

なお、自分の言葉や想いが込められたものであるなら、既製品のメッセージカードに限らず手作りでも問題ありません。「手作りのメッセージカードは失礼?」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、受け取った方は「1枚1枚心を込めて作っている」と感じ、既製品のカードよりも嬉しい気持ちになることもあります。

贈る相手別にみる「出産内祝いに添えるメッセージの例文」

上述したように、お礼のメッセージは相手に合ったものであることが大切です。ここでは、両親や親戚・身内、または友人や同僚、上司といった相手別のメッセージの例文についてみていきます。

両親へのメッセージの例文

過日はひとかたならぬお心遣いをいただき厚く御礼申し上げますこの度は長男(長女)○○の出産にあたり△△をいただき心より感謝いたしておりますすぐに○○の愛用品となり、夫婦ともども喜んでおります出生は○月○日で○○という子に育ってほしいと願って名前は○○(△△)と名付けました最近はお二人に似てよく笑うようになりました初めての子育てで戸惑うことも多くありますがご指導いただけますようお願い申し上げますまたお会いできる日を楽しみにしております
先日は、○○にすてきな△△を贈っていただきありがとうございました。○○はとても気に入ったようで、私たち夫婦もとても喜んでいます。◇◇の季節に生まれたということもあり、名前は××という意味を込めて≡≡と名付けました。子育てに関しては初めてということもあって、ぜひ大先輩であるお二人に何かと相談できればと思っています。落ち着いた頃にまた連絡しますので、ぜひ子どもの顔をみにきてやってください。これからも、親子ともどもよろしくお願いいたします。

親戚・身内へのメッセージの例文

先般はいろいろとお世話になり深謝申し上げますまた○○をお贈りくださいまして誠にありがとうございます。子どもの名は○○との願いを込めて○○(△△)と命名いたしました○○は毎日幸せそうに眠り見ている私も微笑ましいものです初めての子育てに奮闘することもありますが充実した毎日を過ごしております今後とも○○家を何卒よろしくお願いいたします季節の変わり目ですのでどうぞご自愛ください

友人へのメッセージの例文

日頃は並々ならぬお引き立てをいただき厚く御礼申し上げますまた出産にあたりご支援いただき感謝の念に堪えませんこの度は素敵な○○をいただきありがとうございますさっそく活用させていただいております子どもの名は○○としました漢字には△△という想いを込めておりますお近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りいただけますと幸いです
先日は、○○の出産にあたってすてきな△△をありがとう。ちょうど買おうと思っていたものだったので、とても助かっています。しばらくは子育てでバタバタしてあまり会えないかもしれないけれど、近いうちにまた一緒に食事にでも行ければと思っています。子どもには色々な経験をさせてあげたいので、成長して喋れるようになったときにはぜひ話し相手になってもらえれば嬉しいです。これからも、引き続きよろしくお願いいたします。

目上の方へのメッセージの例文

平素はひとかたならぬご厚志を賜り厚く感謝申し上げます子どもの名は○○と△△の名から一文字ずつとって○△と命名しました生まれたときは○○グラムでしたが今では△△グラムまで成長しており母子ともに健康です未熟な親ですが一つひとつ乗り越えていく所存ですささやかではございますが心ばかりの品を贈らせていただきます御笑味いただけますと幸いにございます今後とも家族一同何卒よろしくお願い申し上げます

職場の同僚へのメッセージの例文

過日は大変ご配慮にあずかり心より御礼申し上げます○月○日に生まれました子どもには△△という意味を込めまして○○と命名いたしましたおかげさまをもちまして母子ともに健康に過ごしております◇◇まで有給休暇をいただくため皆様にはご迷惑をおかけしますが何卒ご理解いただけますと幸いですささやかながら内祝いを贈らせていただきましたので皆様でお召し上がりくださいませ末筆ではございますが皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

職場の上司へのメッセージの例文

常々格段のご配慮にあずかり厚く御礼申し上げますおかげさまで母子ともに健やかに過ごしております我が子の顔をみると大きな喜びとともに公私ともに強い責任感で引き締まる思いです今後とも何卒倍旧のご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げますささやかながらお礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきますご笑納いただければ幸いに存じます

ケース別 出産内祝いに添えるメッセージの例文

出産内祝いのメッセージは、上述したように単なるテンプレートや例文ではなく、よりオリジナリティーがあるものにすることが望ましいといえます。たとえば、いただいたお祝いが品物であるかお金やギフトカードであるかによって、それぞれに合ったメッセージにすることでいっそう気持ちが伝わりやすくなります。

品物をいただいた場合

拝啓○○様におかれましては益々ご清祥のことと心よりお慶び申し上げますこの度は我が息子(娘)の出産に際し○○を頂戴しまして誠にありがとうございます息子(娘)の傍に置くといつもより明るく微笑んでいるようにもみえますいただきましたお品は大切に使わせていただきます略儀ではありますが書中にて御礼申し上げますありがとうございました敬具

品物をいただいた場合は、子どもとの様子を伝えるのが理想です。衣服やベビーカーなど、子どもと祝いの品が一緒に映っている写真などを添えると喜ばれるかもしれません。

現金やギフトカードをいただいた場合

拝啓この度はお心遣いをいただき御礼申し上げますいただきましたお金の使い道はまだ決めてはおりませんが新しい家族が増えたことで何かと物入りですので有意義に活用したく存じます○○様のお気持ちを胸に幸せな家庭を築いて参ります今後とも○○様のご健勝ならびにご発展を心より願っておりますありがとうございました敬具

お祝いを現金やギフトカードでいただいた場合には、その使い道について伝えることが大切です。また、使い道だけでなく使った様子も併せて記載できるのであれば、それだけ贈り手に喜んでいることが伝わりやすくなります。まだ購入していない場合は、使い道について伝えるとよいでしょう。まだ何を購入するかを決めていない場合は、「大切に使わせていただきます」との想いを述べるに留めても問題ありません。

想いのこもった出産内祝いを贈りましょう

新しい家族の誕生を祝っていただく出産祝い。その想いにこたえるためにも、お礼としての出産内祝いには心のこもったメッセージを贈りたいものです。大切なのは、相手にお礼の気持ちが伝わることです。あまり難しく考えすぎずに、例文を参考に自分の気持ちや子どもの様子を伝えましょう。

出産内祝いの品選びでお悩みであれば、八代目儀兵衛にご相談ください。想いを伝え、相手に喜んでいただけるお礼の品をご予算に併せてご用意しています。

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