最終更新日:2024-04-08
かつては長寿の代名詞とも考えられていた「米寿」。「米」という漢字に「八」と「十」と「八」が含まれていることから、八十八歳を表す言葉として古くから用いられています。高齢化社会といわれる現代の日本では平均寿命が高くなり、米寿を迎える方の数も多くなっています。
年齢を重ねても健康でいられることは多くの方々にとっての願いであり、目指すべき幸せの形のひとつです。「米寿を迎える方には心からのお祝いを贈りたい」と考える方も、大変多くみられます。
ここでは、そんな米寿祝いの贈りものについて、特に食べものに焦点を当てて見ていきたいと思います。また、お米業界の常識を覆す「お米の目利き」「精米方法」「ブレンド米づくり」でセブン‐イレブンのおにぎりの監修を通じて「圧倒的なごはんのおいしさ」を実現した八代目儀兵衛がおすすめする、米寿祝いにぴったりのお米ギフトも併せてご紹介します。
セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
米寿祝いに食べものがおすすめの理由は?
八十八歳を迎える米寿は、多くの方に祝われる慶事のひとつです。そんな米寿にはお祝いの気持ちを伝えるべく、祝賀会を開いたりギフトを贈ったりと、さまざまな方法がみられます。
なお、「ギフトを贈る」と一口にいっても、何を贈るかは人によって千差万別です。代表的なものであればお花や衣類、または健康グッズなどが挙げられます。多種多様な「米寿祝い」ですが、中でもおすすめなのは食べものです。
歳を重ねると、自身で購入したものだけでなく、親族・知人からのもらいものなども合わさり、家に物が溢れていくということもめずらしくありません。そう考えると、形のあるモノを贈るよりも、形の残らない「消えもの」をいただくほうがありがたいというケースも多くみられるようになります。また、「歳を重ねると食べることが楽しみになる」という方も多く、こうした理由から、米寿祝いに食べものを贈ることで喜ばれる傾向がみられます。
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米寿祝いに食べものを贈る際の注意点
米寿の喜ばれる贈りものの代表格としても挙げられる「食べもの」ですが、ギフトとして贈る上で注意しておきたい点があります。
注意点その1:量に気を付ける
食べものを贈る上で注意したい点のひとつとして、贈る「量」が挙げられます。米寿を迎える方は食が細くなっていることも多く、あまりに多い量を贈ってしまうと食べきれずに負担になることが考えられます。そのため、米寿を迎える方が家族と住んでいる場合と一人で住んでいる場合とで、贈る量に変化をつけるといった配慮などが必要といえます。
注意点その2:賞味期限に気を付ける
米寿祝いを贈る上での注意点として、「量」だけでなく賞味期限(または消費期限)も挙げられます。特に一人で暮らしている場合は、賞味期限内に消費することが難しいことも考えられます。また、賞味期限の経過後、それに気付かずに消費して体調を崩すようなケースも考えておくことが大切です。こうした観点から、食べものを贈る上では長期の保存が利くものを選ぶことが重要なポイントとなります。
注意点その3:刺激物に気を付ける
米寿を迎える年配の方にとって、たとえば辛すぎる刺激物などには注意が必要です。味覚の衰えによって刺激が感じづらくなっていても、それで体内への悪影響が和らぐというわけではありません。そのため、辛すぎるものをはじめ、甘すぎるものやアルコール度数の強すぎるもの、または塩分の強すぎるものなど、小さな子どもを基準に考え、消費することが難しいようなものは避ける必要があります。
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米寿祝いに人気の食べものは?
注意点がいくつかある食べもののギフトですが、上述の注意点を守ることで喜ばれる贈るものになるのも大きな魅力であり、特徴といえるでしょう。
そこで以下では、米寿祝いにふさわしい食べものギフトとして、特に喜ばれる人気の食べものについてみていきます。
人気の食べもの第一位:お米
お米は、米寿祝いにふさわしい贈りものです。「米」という漢字には“末広がりに運が開けていく”という意味が込められている「八」という漢字が用いられており、古くから縁起物であると考えられています。そのため、慶事の贈りものとして多くの場面で選ばれています。また、「米寿」という言葉にも「米」の漢字が含まれていることから、まさに米寿の贈りものの代名詞となっています。
他にも、お米は老若男女を問わず多くの人にとって主食であることから、「もらって嬉しい」ギフトとして申し分ありません。お祝いの気持ちを伝えるだけでなく、毎日を健やかに過ごせるようにとの想いを込めたギフトとしてもぴったりの祝いの品です。
人気の食べもの第二位:グルメカタログギフト
「人気の食べもの」の贈りものという点でお米以外に挙げられるのが、グルメカタログギフトです。肉類や魚介類、産地直送グルメ、スイーツ系など、全国各地の美味しい食材を取り寄せることができるのがカタログギフトの魅力です。「食べたいものを食べられる」という点で、米寿祝いにも喜ばれる贈りものとなっています。
なお、一口に「グルメカタログギフト」といってもその種類はさまざまで、「日本食」や「洋食」または北海道などの特定の地域に限定したカタログなど、相手の好みに合わせて幅広く選べるという点も大きな魅力です。
人気の食べもの第三位:和菓子
米寿を迎えるような年配の方に喜ばれるのが、羊羹(ようかん)や最中(もなか)などの和菓子です。「甘いものは別腹」という言葉があるように、食欲が少なくなっても和菓子であれば楽しみながら食べられるという方も多いかもしれません。一人暮らしの方に贈るのであれば、個包装のものを選ぶといった心配りがギフト選びのポイントになります。
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米寿祝いにおすすめ。八代目儀兵衛の人気グルメギフトランキング
長寿を祝う慶事である米寿の贈りものには、縁起物であるお米がおすすめです。ここでは、八代目儀兵衛が自信を持ってお届けする、米寿祝いに喜ばれるお米の詰め合わせギフトについてご紹介します。
人気ランキング第一位:十二単「満開」(お米2合×12個)【5,500円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単「満開」は、経験豊富な職人が選び抜いた12種類のお米を、彩りあふれる十二単になぞらえた風呂敷で包んだ、米寿祝いにぴったりのお米の詰め合わせギフトです。色とりどりの想いを包んだその美しさは、これからのさらなる健やかな毎日を願う贈りものにふさわしいひと品です。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅) |
人気ランキング第二位:十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)【11,000円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単お供詰合せ「鞍馬」は、厳選した6種類のお米と、相性抜群の「ごはんのお供たち」の詰め合わせギフトです。平安の都人が想いをこめた彩りが、大切な方の長寿を祝います。豊富なご飯のお供が、朝・昼・夜と違った楽しみ方を届けます。毎日食べるものだからこそ、「飽きの来ないギフトを届けたい」という方におすすめです。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 |
十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)の詳細を見る
人気ランキング第三位:「献上米」(お米5kg)【16,500円(税込)】
八代目儀兵衛の「献上米」は、その年で最も美味しいお米だけを集めた、数量限定品のギフトです。有名な料亭でさえ手に入れられないこともある希少なお米は、「献上米」という名にふさわしい贅沢な贈りもの。こだわり抜いた和のしつらえが、最高傑作のお米を包んでお届けします。京都西陣織のタペストリーで包まれたお米を上質な桐箱に納めた、絢爛豪華な最上級の贈りものです。
商品内容:献上米5kg/西陣織ランチョンマット、組み紐 |
人気ランキング第四位:十二単お供詰合せ「貴船」(お米2合×12個・お供)【16,500円(税込)】
八代目儀兵衛の「貴船」は、華やかな彩りに包まれたお米と、味にこだわり抜いた京の地で磨き上げられた「ごはんのお供」の詰め合わせギフトです。米寿のようなめでたい大きな節目にふさわしい、祝いの気持ちを伝えるお重仕立てが人気です。お米は十二単の名になぞらえて十二種類をご用意。毎日の食卓が待ち遠しくなる、食べ応えのあるお米が勢ぞろいです。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 赤飯米×1個 |
人気ランキング第五位:良縁米「吉兆」(お米3合×2個・2合×3個・お供)【16,500円(税込)】
八代目儀兵衛の「吉兆」は、米寿を迎えた方への大切な想いや感謝の気持ちはもちろん、これからの健康とさらなる長寿を願う方にぴったりのお米の詰め合わせギフトです。金彩友禅に華やかに包まれたお米と、職人が選び抜いた京仕立てのしつらえと美味は、お米好きの方でなくとも喜ばれること間違いありません。食べる楽しみを伝えるのにぴったりの、大切な方にこそ贈りたいとっておきのギフトです。
商品内容:良縁米3合×2個(殿、姫) / 厳選米2合×3個/ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / ほうじ茶「福かをり」×2個 / 赤飯米×1個 / 黄金米×1個/塗箸(赤)×1個 /塗箸(黒)×1個 |
良縁米「吉兆」(お米3合×2個・2合×3個・お供)の詳細を見る
米寿祝いを贈る上で覚えておきたいマナー
喜ばれる米寿祝いを贈る上では、「何を贈るか」も大切ですが、慶事の祝いの品を贈る上で守るべきマナーを押さえておくことも大切です。
以下では、さまざまなマナーのなかでも特に覚えておきたいものについてみていきます。
押さえておきたいマナー①贈る時期・タイミング
米寿祝いを贈る適切なタイミングは、米寿(つまりは八十八歳)を迎える誕生日が一般的です。なお、米寿を祝うために親族などが集まる日があれば、その日に合わせて贈ることも多いようです。また、米寿のお祝い以外でお盆やお正月などに集まるタイミングで贈るケースもみられます。
贈る時期やタイミングにひとつの正解があるわけではなく、「米寿を迎える誕生日、もしくはそれ以降に集まれる日」と考えるとよいでしょう。
押さえておきたいマナー②金額の相場
米寿の祝いの品を選ぶ上で覚えておきたい点のふたつめとして、金額の相場が挙げられます。一般的に、米寿のお祝いでは5,000円〜30,000円が相場と考えられています。ただし、相手との関係性によって金額が異なるというケースが多いようです。たとえば、親族であれば15,000円~30,000円ほど、知人であれば付き合いの深さによって5,000円~15,000円が目安となります。また、贈る側が成人(または就職)したばかりであれば、2,000円~3,000円ほどの価格帯で選ばれることもあります。
注意したいマナーとしては、「高額すぎるものを贈らない」という点が挙げられます。これは、高価すぎるものを贈った場合、受け取った側が過度に気を遣ってしまうことがその理由です。ギフト選びで価格はひとつの基準となりますが、必ずしも「高価であれば高価であるほど良い」というわけではない点に注意が必要です。「どのような贈りものが喜んでもらえるか」という観点から考えることが大切です。
押さえておきたいマナー③挨拶状・メッセージカード
慶事のお祝いには「何を贈るか」も大切ですが、併せて添えられるメッセージもまた同じくらい大切です。
米寿祝いには、挨拶状やメッセージカードなどを添えるようにしましょう。メッセージの書き方に厳密な決まりはなく、「想いを伝える」という点を意識して書くとよいでしょう。
近しい関係であればフランクに「めでたく米寿を迎えられ、嬉しく思います。これからも健康で、明るくお過ごしください」などが喜ばれます。少しフォーマルに伝えるのであれば、「謹んで米寿のお祝いを申し上げます。今後もますますのご健勝を祈念いたします」といった表現などが用いられています。
押さえておきたいマナー④掛け紙のマナー
慶事に限らず、冠婚葬祭の贈りもので注意すべき点として、掛け紙に関するマナーがあります。熨斗(のし)は主に「蝶結び」と「結び切り」に大別され、米寿などの長寿のお祝いは何度繰り返されても良いことのため、何度でも結び直しができる蝶結びののしが用いられます。誤って「結び切り」にすると、「何度も起きてほしくないこと」を意味することになるため注意が必要です。
掛け紙の表書きは「祝 米寿」が一般的ですが、長寿祝い全般に用いられる「長寿御祝」や「御祝」とすることもあります。
米寿祝いの食べものは、八代目儀兵衛おすすめの縁起物のお米で
長寿を祝う米寿祝い。お祝いの気持ちだけでなく、これまでの感謝の気持ちやこれからの健やかな生活への願いも乗せて贈るお祝いの品は、ぜひ喜ばれるものを選びたいものです。
おすすめは、縁起物でもあるお米です。八代目儀兵衛では、米寿祝いのギフトとしてぴったりの、どなたにでも喜ばれるお米の詰め合わせギフトを幅広くご用意しています。また、ギフトに欠かせない包装や梱包、熨斗などのサービスも充実しています。大切な方に喜んでいただける贈りもの選びの際は、ぜひ八代目儀兵衛にご相談ください。