最終更新日:2024-09-13
昇進や就任のお祝いは、ビジネスパーソンにとって大変喜ばしい一大イベントのひとつです。そんな節目にお祝いを贈ってくれる方々に対して感謝の気持ちをどう伝えるべきかは、悩んでしまうものかもしれません。また、職場の同僚だけでなく部下や上司、さらには取引先などの関係者からいただくのであれば、お返しの要不要やお返しの相場、さらには熨斗(のし)やメッセージなど、考えることがたくさんあります。
ここでは、就任祝いや昇進祝いのお返しを考える上で、押さえておきたい点について詳しくみていきます。また、おすすめのお返しとして、お米の目利きや精米方法、さらにはブレンド米づくりでセブン‐イレブンのおにぎりの監修を通じて「圧倒的なごはんのおいしさ」を実現した、八代目儀兵衛自慢のお米ギフトも併せてご紹介します。
セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
就任祝い・昇進祝いのお返しは必要?
就任祝いや昇進祝いを受け取った際、最初に迷うのは「お返しが必要か否か」という点かもしれません。この点、お返しが必要かどうかは、ケースバイケースという考えもあります。
一般的に、ビジネスの場ではお返しを不要と考えられることも多いようです。また、企業によっては社内規定や文化として、部下や同僚からのお祝いに対してお返しをしないことを定めているところもあります。これは、直接的にお返しをせずとも、相手の昇進時には同様にお祝いを贈ることから、「お互い様」という考えが背景にあるようです。
とはいえ、日頃からお世話になっている上司や取引先からのお祝いに対しては、感謝の意を示すためにお返しを贈るということが多くみられます。他にも、特に親しい間柄や個人的な付き合いがある場合に、感謝の気持ちを伝える手段としてお返しの品を贈ることもあります。
こうした観点から、就任祝いや昇進祝いのお返しは「必ず要る」という意味での必要とはいえないまでも、基本的なビジネスマナーや人間関係の観点からは「贈るのが望ましい」といえるでしょう。
就任祝い・昇進祝いのお返しの相場はどれくらい?
就任祝いや昇進祝いのお返しを贈る上で、気になるのはその相場です。相場は、贈る相手によって大まかに分けて考えられます。
取引先へのお返しの相場
取引先から就任祝いや昇進祝いを受け取った場合、相場としてはいただいた贈りものの半額~1/3が一般的とされています。例えば10,000円相当のお祝いの品を受け取った場合、お返しは3,000円~5,000円が目安です。
関係の深い取引先や高い役職への就任・昇進の場合は高額になることも多く、10,000円~50,000円がいただくお祝いの相場と考えられています。そのため、お返しの相場は3,000円~25,000円と、幅が広くなっているのが特徴です。
職場の上司や同僚、または部下へのお返しの相場
自社の上司や同僚、部下から就任祝いや昇進祝いを受け取った場合のお返しについては、企業の文化や慣習によって異なることがあります。企業によっては「お返しは不要」というルールを設けているケースもありますが、これまでの人間関係やこれからの付き合いを考えるのであれば、感謝の気持ちを伝えるために簡単なギフトを贈ることが望ましいといえます。
基本的な相場は取引先と同様に、いただいた品の金額の半額~1/3ですが、関係性によって決まることも多いようです。たとえば特にお世話になった上司では半額、気心の知れた同僚たちには1/3など、相手によって金額(割合)を変えるケースもみられます。いただいたお祝いの品の金額が分からない場合は、5,000円~20,000円くらいと想定して、3,000円~10,000円の価格帯のお返しを選ぶと良いかもしれません。
その他の関係者へのお返しの相場
親しい友人や家族、個人的な付き合いがある方々からお祝いをいただいた場合も、相手との関係性によって異なるというのが一般的な考え方です。家族であればお祝いの気持ちに甘えて1/3ほどを目安に、そして個人的にお世話になった方であれば感謝の想いを込めて半額などが選択肢です。
就任祝い・昇進祝いのお返しのマナーと注意点
就任祝いや昇進祝いのお返しを選んだ後は、贈る上でのマナーを押さえておくことが大切です。以下では、覚えておきたい基本的なマナーについてみていきます。
熨斗(のし)やメッセージの書き方
お返しを贈る際には、のしとメッセージを添えることが一般的なマナーです。のしの表書きには、「内祝」や「御礼」と書きます。就任や昇進に対するお祝いへの感謝を表す場合は「内祝」が一般的ですが、感謝の意を強調したい場合に「御礼」と書くことも多いようです。水引は、紅白の蝶結びを選びます。上段には「内祝」、下段には自身の名前をフルネームで記載するようにしましょう。
メッセージカードには、感謝の気持ちを伝える言葉を綴ります。たとえば、「この度は温かいお祝いをいただき誠にありがとうございます これからも精進してまいりますので今後とも何卒よろしくお願い申し上げます」といったものが一般的です。
お礼のタイミング
お礼のタイミングは、迅速かつ適切であることがマナーです。お祝いを受け取ったら、遅くとも1週間以内にはお礼の連絡を入れましょう。電話やメールなどの方法には特にこだわる必要はありません。お礼の品を贈る場合は、1ヶ月以内を目安に手配することが理想です。なお、季節の変わり目や年末年始は避け、相手が受け取りやすいタイミングを考慮することが大切です。
取引先へのお返しのマナー
取引先から就任祝いや昇進祝いをいただいた場合は、特にビジネスマナーを意識した対応が求められます。相手企業の文化や関係性を考慮しながら、適切なお礼の品を選ぶことが重要です。高価すぎる贈りものや個人的な好みが強く反映されるものは避け、喜ばれるものを選ぶようにしましょう。
メッセージカードには、感謝の意を伝えるとともに、今後のビジネス関係の発展を願う言葉を添えることが望ましいマナーです。
就任祝い・昇進祝いのお返しに添えるメッセージや文例
就任祝いや昇進祝いのお返しに添えるメッセージは、贈る相手に合わせて綴ることが大切です。以下では、相手別のメッセージ例についてみていきます。
上司へのお返しメッセージ例
この度は心温まるお祝いの品をいただき御礼申し上げます ○○部長/課長様には日頃から多くのご指導を賜り心より感謝いたします 今回の昇進を機会としてより一層精進し会社に貢献できるよう努力してまいります 今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます |
上司へのメッセージでは、最初に感謝を伝え、その後に昇進に対する意気込みを表明する形が一般的です。また、最後は今後の指導をお願いする形で締めくります。
同僚へのお返しメッセージ例
この度は昇進のお祝いの品をありがとうございます 今回の昇進を迎えるにあたって皆さんの支えがあったことにあらためて感謝しております これからもチーム一丸となって共に成長していけるよう努力してまいります 引き続き何卒よろしくお願いします |
同僚へのメッセージでは、感謝と共に仲間意識を伝えることが多いようです。互いの協力関係を大切にしつつ、今後の仕事に対する意欲を伝えることでチームワークの向上にもつながります。
取引先へのお返しメッセージ例
この度はご丁寧なお祝いをいただき誠にありがとうございます 貴社には常日頃より大変お世話になっております 今後ともより一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます 引き続き貴社との信頼関係を大切にし共に成長してまいりたいと存じます 何卒よろしくお願い申し上げます |
取引先へのメッセージでは、感謝の意を表明しつつ今後の取引関係をより良くしていく意欲を伝えることが大切です。対外的なビジネスマナーを意識しつつ、丁寧かつ礼儀正しい表現を心掛けることがポイントです。
就任祝い・昇進祝いのお返しに適したギフトの選び方
いざ就任祝いや昇進祝いのお返しを選ぶとなると、どのようなものが良いかで迷ってしまうこともあります。ここでは、そんな方に向けて最適なギフトの選び方についてみていきます。
お花をいただいた場合のギフトの選び方と注意点
贈りものとしてのお花は華やかさや気配りの象徴であることから、お返しを選ぶ際には同様に気配りが感じられるものを選ぶのがおすすめです。たとえば、焼き菓子やお茶のセット、または高級感のあるタオルなどの日用品が候補として挙げられます。食べものを選ぶ場合は、アレルギーや宗教的な制約を考慮して選ぶのがポイントです。また、日持ちするものを選ぶというのも大切な配慮といえます。
現金をいただいた場合のギフトの選び方と注意点
現金は直接的な金額が分かることから、お返しを贈る上でも「安価すぎず、高価すぎず」という点に注意が必要です。安価すぎるものはマナー違反とされ、一方で高価すぎるものもお祝いの意味が薄れてしまうことから望ましくないと考えられています。おすすめのギフトとしては、高品質な食品・食材や飲料、またはブランドのハンドタオルやリネン類、高級文具などが挙げられます。いただいた現金に対して、そのお返しとしてギフト券や商品券など金額が明確に分かるお返しはマナー違反ですのでこの点にも注意が必要です。
【金額別】おすすめの就任祝い・昇進祝いのお返しギフト
就任祝いや昇進祝いのお返しを選ぶ上では、予算の範囲内で選ぶというのも重要なポイントです。以下では、八代目儀兵衛がおすすめするお返しギフトを、金額別にご紹介します。
<3,000円台>十二単「六分咲き」(お米2合×6個)【3,800円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単「六分咲き」は、心くすぐる和の華やかさをお届けするお米の詰め合わせギフトです。人気のお米6種を包んだ、おいしさを存分に愉しむことができる気軽な贈りものとして、多くの方に選ばれています。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健) |
<5,000円台>十二単お供詰合せ「醍醐」(お米2合×6個・お供)【5,500円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単お供詰合せ「醍醐」は、京の味わいと極上米の饗宴として人気のお米ギフトです。極上のお米に加えて、佃煮や梅干しなどの京の美味をお届けします。大切な方へ心からの感謝の気持ちを伝えるギフトとしてぴったりです。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)/ひじき梅×1個 / 梅干し×1個 / 塩×1個 / ほうじ茶「華かをり」×1個 |
十二単お供詰合せ「醍醐」(お米2合×6個・お供)の詳細を見る
<10,000円台>十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)【11,000円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単お供詰合せ「鞍馬」は、厳選したお米6種と、相性抜群のお供たちが織りなす京の美食の詰め合わせギフトです。ごはんのおいしさを引き立たせる極上の「ごはんのお供」は、どなたにでも喜ばれるこだわりぬいた京都の味わい。お世話になった方の食卓に、楽しみと和みのひとときをお届けします。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 |
十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)の詳細を見る
<15,000円台>「献上米」(お米5kg)【16,500円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単お供詰合せ「献上米」は、最上級の感謝が伝わるお米ギフトです。八代目儀兵衛の「極」が込められた逸品で、京都の伝統文化である西陣織と桐箱、紫の風呂敷で大切に包んでお届けします。その年で最もおいしいお米のみで生み出される数量限定の高級米として、多くの方に喜ばれています。
商品内容:献上米5kg/西陣織ランチョンマット、組み紐 |
<20,000円台>十二単お供詰合せ「瑠璃」(お米2合×12個・お供)【21,000円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単お供詰合せ「瑠璃」は、もらってうれしい、充実感ある美食の詰め合わせギフトです。華やかな彩りに包まれたお米と「ごはんのお供」、そして絶品「儀兵衛の馳走」の贅沢な詰合せは、最高級の贈りものとして就任や昇進を祝っていただいた方にぜひとも届けたい逸品です。ご注文ごとに一つひとつ手包みにてお作りすることで、手仕事による温もりと想いを伝えます。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「雲丹と鮑めし」×1個 / 炊き込み「松茸めし」×1個 / コンビーフ×1個 / 欧風カレー×2個 / 炊き込み「鯛めし」×1個 / 炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / ひじき梅×1個 / 塩×1個 / しょう油×1個 |
十二単お供詰合せ「瑠璃」(お米2合×12個・お供)の詳細を見る
就任祝いや昇進祝いのお返しは、八代目儀兵衛にお任せください
就任や昇進は、多くのビジネスパーソンにとって大きな節目のひとつです。そんな節目を祝っていただいたことに対するお返しとして、ぜひとも心のこもった贈りものを届けたいものです。
八代目儀兵衛では、就任祝いや昇進祝いのお返しにぴったりのお米ギフトをご用意しています。熨斗(のし)や包装・梱包のオプションもご用意していますので、お返しの品をお探しの方はぜひ、八代目儀兵衛にご相談ください。