最終更新日：2024-11-25
ノベルティとは、企業が自社や商品をアピールするために配る景品のことです。この記事では高級なノベルティを配るメリットと注意点、お客さまに喜ばれるノベルティの選び方を解説します。
ノベルティの制作と配布にあたっては、いくつかの法律やルールも知っておかなければなりません。知らずに法を犯す事態にならないよう、ノベルティの上限金額や権利問題についても詳しくまとめました。
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高級ノベルティを企業が取り入れるメリットは？
ノベルティの相場はピンキリで、100円以下から数百円、高級なものであれば数千円を超えるものまであります。
ここでは企業が高級なノベルティを取り入れるメリットをまとめました。
お客さまに強い印象を残せる
「お客さまに自社を覚えてもらいたい」「サービス精神がある企業だと伝えたい」というときは、高級なノベルティを配るのが効果的です。
ノベルティでもらうことが多いのはティッシュやウェットシート、ボールペンなどの安価な日用品ではないでしょうか。見慣れたものをもらうより、珍しいものや高級感のあるものをもらったほうが印象は強く残るはずです。
顧客のハートを掴みつつ販促も叶えたい場合は、お客さまが「えっ？」と驚くような意外性と高級感がある品物をノベルティに選んでみましょう。
リピーターの確保に役立つ
高級ノベルティを配布するなら、質がよく、生活に役立つ品物を選ぶことが重要です。せっかくノベルティを渡しても、「使わないや…」とお客さまが片付けてしまえば、ノベルティから企業を思い出してもらえる可能性は低くなります。
日常生活で使える品物を選べば、お客さまがノベルティを見る頻度が必然的に増え、自社を思い出してもらいやすくなります。
「また○○を買いに行こうかな」「あの件を相談してみようかな」と、企業の商品やサービスをリピートしてもらう機会づくりができるわけです。
競合他社との差別化を図れる
高級ノベルティは同業の競合他社と差別化を図りたいときにも役立ちます。商品の購入やサービスの利用を検討するとき、複数の企業が提供する類似品を比較してから選ぶ人は多いです。
複数の選択肢で迷っている状況では、企業そのものへの印象や好感度が比較材料に加わることがあります。
ノベルティの質が決断を促すわけではありませんが、便利で高級なノベルティをくれたA社と平凡なノベルティをくれたB社では、A社のほうがよい印象を得やすいでしょう。
「便利なノベルティをくれる＝センスがある、顧客の需要を分かっている」というプラスイメージにもつながるため、競合と一線を画したいときはノベルティにこだわってみてください。
高級ノベルティの選び方は？
続いては高級ノベルティを選ぶときのポイントを解説します。
実用的で生活に役立つものは喜ばれやすい
ノベルティをつくる際は、実用性の高さを重視してつくりましょう。いつでも身近にあってサッと使えるものや、毎日使う消耗品、仕事や家事のシーンであると便利なものは喜ばれやすい傾向にあります。
対して使い道がない品物や、安っぽさが目立つノベルティは使いにくく、もらって困る人が多いです。
ノベルティをつくるときは「自分が受け取る立場なら、これをもらって嬉しいか」を考えてみてくださいね。
デザイン性が高くおしゃれなものを選ぶ
実用性と同じくらいデザイン性も意識しましょう。奇抜すぎる色、個性的なデザインの品物や、大きく企業ロゴや社名が入っているノベルティはなかなか普段使いしにくいですよね。
色やデザインはシンプルなほうが万人受けします。中でも黒やシルバー、明度が低めの色は高級感がありシックな印象になりますので、ノベルティをつくる際に取り入れてみてください。
ターゲットのニーズに合うアイテムを選ぶ
企業ごとにターゲットの属性は異なります。性別や年齢、ライフスタイルによって喜ばれる品物の傾向は変わってくるはずです。
たとえば、ターゲットが働き盛りの世代なら文房具やPC周辺グッズ、主婦なら家事に役立つアイテムやエコバックが喜ばれそうですよね。
ノベルティをつくるにあたっては、まず自社のターゲット像を明確にしましょう。そのターゲットがなにを好むか、どんなものを欲しがっているか調査し、結果に応じて最適なものを配布すればより効果的な販促が叶うでしょう。
高級ノベルティを導入する際の注意点
ノベルティの配布を検討する前に、おさえておくべきポイントと注意点があります。知らずにノベルティの制作・配布を行うと法を犯すことになる可能性もあるため、以下をご覧ください。
ノベルティには企業ロゴや会社名を入れる
ノベルティには必ず自社のロゴや会社名を入れましょう。ノベルティを配る目的は企業のアピールや商品・サービスの認知度向上ですので、まずは会社名を覚えてもらうことがとても重要です。
すべての人がもらったノベルティをすぐ使うとは限りません。時間が経ってから手に取ったノベルティにロゴや会社名が入っていないと、どこでもらったか思い出してもらえない可能性もあります。
ノベルティはお金をかけて配るものなので、アピールは忘れないようにしてくださいね。
ノベルティ制作・配布に関わる法律を把握する
ノベルティはなんの制約もなく自由につくって配れるものではありません。おさえておくべき法律を以下に3点まとめました。
景品表示法
正式名称を「不当景品類及び不当表示防止法」といい、「景表法」と略されることもあります。
冒頭でノベルティは「企業が顧客に対して渡す景品」だと示しましたが、景品表示法ではこの“景品類”の定義を以下のように定めています。
| １、顧客を誘引するための手段として ２、事業者が供給する商品やサービスの成約・契約などの取引に付随して提供される ３、取引相手（顧客）への物品や金銭、その他の経済上の利益をもたらすもの |
ノベルティを配るシチュエーションとしては以下のようなものが挙げられます。
（例１）企業が販促イベントやキャンペーンでお客さまへのアピールのために配る
（例２）自社商品やサービスの成約に対するお礼としてお客さまに渡しする
例1は定義1と3に、例2は定義2と3にあてはまるため、これらのノベルティは景品表示法の対象になります。
景品表示法において定められているのは、景品の上限金額です。
入場無料のイベントやキャンペーンに訪れたお客さまに配布する景品の金額上限は【200円】まで。
商品購入やサービス契約などで1,000円以上の取引があったお客さまには【取引金額の10分の2まで】の景品をお渡しすることが可能です。（例：取引金額が10,000円であれば、景品の金額は2,000円まで）
商品を購入することで抽選に応募し、当選者が景品を得られる類の懸賞では、
・商品金額が5,000円未満：取引金額の20倍まで
・商品金額が5,000円以上：100,000円まで
上記の範囲で景品を用意すればOKです。
景品表示法を意識せずに上限金額以上のノベルティを配ると、消費者庁からの行政処分を受けることになるほか、場合によっては刑事罰や損害賠償請求の対象になることも。
ノベルティを配布するにあたって気になることや疑問点がある場合は、あらかじめ消費者庁に確認してから行動に移しましょう。
著作権
ノベルティを企業のアピールのために配る場合は、目を引くデザインにしたりオリジナル要素を入れたりしたくなるもの。
いくらお客さまの興味を引きたくても、勝手にキャラクターのイラストなどをデザインに取り入れるのはNGです。
丸写しはもちろんアウトですし、一部だけ変更したとしても著作者に「似ている」と見なされれば著作権侵害にあたります。
ネット上には著作権フリーのイラストや写真もありますが、中には「商用利用NG」「商業目的で利用する場合は有料」といった条件を設定していることも。フリー素材を使う場合も利用規約にはきちんと目を通してくださいね。
商標権
商標とは、ある商品やサービスをほかと区別するためにつけたネーミングやマークのことをさします。商標権はこのネーミングやマークを登録することによって得られる権利です。
たとえば企業Aが「△□」というマークを商標登録しているとします。偶然、企業Bがこれと同じマークを入れたノベルティを制作し、お客さまに配ってしまうと商標権侵害になります。
商標は完全に一致していなくても、類似していると判断されれば商標権侵害と見なされるため要注意です。
ノベルティにロゴやマークを入れる場合はまず特許庁のページから商標を検索し、似たものがないか確認してください。
ノベルティの配布場所にも注意が必要
繁華街や街頭でポケットティッシュを配っている人を見たことがあるでしょう。あれもノベルティの一種で、受け取るとパッケージに社名やロゴが入っていたり、チラシが挟まっていたりするはずです。
となると、ノベルティは街頭で自由に配ってもよいのでしょうか。答えはNOで、街頭でノベルティを配るには事前に警察署で許可を得る必要があります。
自社の敷地内や店舗の中でノベルティを配るのは問題ありません。しかし、他社との共有部や敷地外で配るのはルール違反です。
街を歩く人々や近隣の方の迷惑になれば自社のイメージを下げてしまう可能性もあるため、注意してください。
高級ノベルティにおすすめの品物は？
高級ノベルティとして配る品物は、どのようなものだとお客さまに喜んでもらえるのでしょうか。おすすめの品物を6つ紹介します。
お米のギフト
お客さまに喜んでもらえるノベルティをお探しなら、おいしいお米のギフトを贈りませんか？お米は老若男女問わず食べられており、日本人の主食であるためたくさんもらっても困ることがありません。
形に残るものは、相手にとって不要だったときに負担になる可能性があります。その点、消えものであれば食べたり使ったりすればなくなるため、お客さまに迷惑をかけにくいのがメリットです。
八代目儀兵衛では、おいしくて高級感があるお米のギフトを取り扱っています。商品やサービスを成約されたお客さまへの景品や、販促キャンペーンのノベルティにいかがですか？
企業名やロゴを入れたオリジナルギフトパッケージの製作にも対応していますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
販促キャンペーンのノベルティにおすすめの八代目儀兵衛のギフト
高級タオル
毎日使うタオルは何枚あっても困らないもの。ノベルティでタオルを配るなら、ホテル仕様の贅沢な高級タオルを選んではいかがでしょうか。
タオルの品質は値段によって大きく変わります。ボリューム満点で触り心地のよいタオルを使うと、洗顔後や入浴後にちょっと幸せな気分になれるものです。
タオルは使えば使うほど消耗するものですので、安いものを購入して頻繁に交換しているご家庭も多いはず。
高級タオルは自分で買う機会もそう多くありません。ノベルティで配れば企業の好感度アップにつながるかもしれませんよ。
タンブラー・ボトル
飲み物の温度を維持してくれるタンブラーや、外出時に役立つマイボトルも人気のノベルティです。
オフィスで使われることも多いので、ビジネス関連のイベントや展示会に訪れる方へ配れば喜ばれやすいのではないでしょうか。
タンブラーやボトルは長く使えるため、長期的な販促やリピーター確保にも役立ちます。ノベルティにするときはシンプルな色やデザインで、使い勝手のよいサイズのものを選ぶとよいでしょう。
文房具
ボールペンは定番のノベルティです。プラスチック製は少々安っぽく見えますが、黒やシルバーの金属製のボールペンであれば高級感があります。
メモ帳やノート、マグネット、クリップ、付箋などもよく見かけるノベルティです。どれもオフィスで使いやすいアイテムなので、ビジネスマンがターゲットの販促キャンペーンやイベントで配布してみてはいかがでしょうか。
レザー製品
おしゃれで高級感もあるレザー製品は、使い込むほどに風合いが増すため長く使っていただくことができます。
レザーの小物は種類も多く、パスケースやペンケース、マルチケース、キーホルダーなどさまざまなアイテムをつくれるのもメリットです。
モバイルバッテリー
スマホやタブレットの充電に使えるモバイルバッテリーも需要のあるアイテム。近頃は誰もがモバイル端末を持っており、外出先での充電手段としてモバイルバッテリーを常備している人も多いのでは。
近年は防災グッズとして保管している人も増えているかもしれません。
持ち運びしやすい小型のもの、端末を2台同時に充電できるもの、スマホを複数回充電できる大容量のものなど、モバイルバッテリーの種類は豊富です。ターゲットのニーズを考えながら、最適なものを選んでみてくださいね。
ノベルティや販促に。八代目儀兵衛の高級ギフト
「お客さまの印象に残るノベルティを配りたい」「キャンペーンの当選景品に豪華なものを選びたい」という法人さまは、ぜひ八代目儀兵衛のお米のギフトをご利用ください。高級ノベルティにおすすめのギフト商品を5点、抜粋して紹介します。
販促キャンペーンのノベルティにおすすめの八代目儀兵衛のギフト
十二単お供詰合せ「三条」(お米2合×3個・お供) │ 3,300円（税込）
八代目儀兵衛で人気の料理米である、おもてなし用の『極』とおむすび用の『結』、和食用の『和』の3種類を詰めました。お米のおいしさをぐっと引き立てるごはんの素も同じく3種類セットでお届け。
持ち運びしやすいサイズながら上品で高級感もあるため、お客さまにポジティブな印象を持ってもらえるノベルティになるはず。ひとり暮らしの方やご年配の方にも喜ばれやすい小ぶりなギフトです。
| 商品内容：料理米2合×3個(極、結、和)／炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / ひじき梅×1個 / ごま塩×1個 |
十二単お供詰合せ「三条」(お米2合×3個・お供)の詳細を見る
十二単「華ざかり」(お米2合×9個) │ 5,400円（税込）
落ち着いた色味の風呂敷で包んだ9種類の料理米。内容はおもてなし用の『極』を筆頭におむすび用、和食用に洋食用、チャーハン用など。献立のおかずは毎日変わっても、お米はいつも同じなのが一般的です。
当店では料理にあわせてワインを選ぶように、お米を選んで楽しむ暮らしをご提案しています。どれも個性が光るおいしいお米たちですので、ぜひ食べ比べてみてください。
| 商品内容：料理米2合×9個(極、結、和、洋、中、健、丼、粥、餅) |
BABY RISE「ダリア」(お米2合×9個) │ 6,000円（税込）
女性や子育て世代がターゲットのイベントやキャンペーンで目を引くノベルティをお探しなら、華やかで美しいこちらのギフトはいかがですか？当店の料理米9種類を、鮮やかな風呂敷で花包みにして詰め合わせました。
出産祝いやお誕生日の贈り物にも人気の商品ですので、お祝い事に関連する催事で配る景品にもぴったり。箱を開けた瞬間に思わず感動の声が漏れてしまうような、記憶に強く残るギフトです。
| 商品内容：料理米2合×9個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、粥) |
はじまりの白「Muku」(お米2合×5個・タオル) │ 11,000円（税込）
真っ白のミニバスタオルは、昭和33年の創業以来“タオル一筋”を貫く今治浴巾の高級タオルです。柔らかくてなめらかな肌触りのタオルで身を包むと、心が満たされてほっとします。
隣に並ぶのは当店の料理米2種類。強い粘りと甘みが特長の『極』を2つ、冷めてからおいしさがぐっと増す『結』を3つ詰めました。
家族構成を選ばず幅広い世代の方々に喜ばれやすいギフトですので、プレゼントキャンペーンの景品やノベルティにご活用ください。
| 商品内容：料理米2合×5個（極×2、結×3）／ミニバスタオル（サイズ約45×90cm) |
はじまりの白「Muku」(お米2合×5個・タオル)の詳細を見る
良縁米「吉兆」(お米3合×2個・2合×3個・お供) │ 16,500円（税込）
艶やかな金彩友禅ちりめんの巾着と、品のよい色合いの風呂敷でおいしいお米を包みました。お米の内容は、甘い香りと弾力が魅力の『殿米』と、やさしく上品な甘さが特長の『姫米』、そして炊きたての香りに魅了される『厳選米』です。
ごはんのお供5種類と2色の漆箸もご一緒に。新たな門出を迎える方々や、ご夫婦へお渡しする豪華な景品やノベルティにどうぞ。
| 商品内容：良縁米3合×2個(殿、姫) / 厳選米2合×3個／ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / ほうじ茶「福かをり」×2個 / 赤飯米×1個 / 黄金米×1個／塗箸(赤)×1個 /塗箸(黒)×1個 |
良縁米「吉兆」(お米3合×2個・2合×3個・お供)の詳細を見る
まとめ │ 企業の印象アップや販促には高級ノベルティが効果的！お米のギフトも喜ばれやすい選択肢
ノベルティは企業の認知度向上やリピーターを獲得したいとき、競合との差別化を図りたいときなどに役立ちます。お客さまの心を掴むノベルティを取り入れたいなら、以下3つのポイントをおさえてお客さまに喜ばれる景品制作を行いましょう。
・実用的
・デザイン性が高い
・ターゲットの生活に役立つ
ノベルティを制作するにあたっては景品表示法、著作権、商標権を意識するとともに、配布場所によっては警察署に許可を取ることも忘れてはいけません。
すべての条件をクリアした上で、販促に役立つノベルティ配布を目指してくださいね。
高級ノベルティの制作は八代目儀兵衛にお任せください。当店では企業ロゴ入りの熨斗紙やオリジナルの包装紙もご用意可能です。
お客さまが思わず笑顔になる“本当においしいお米のギフト”を、ぜひ貴社のノベルティにご活用くださいませ。
