最終更新日:2024-09-13
病院や接骨院、またはクリニックなどを開院した際にいただく開院祝い。そのお礼として、お返しが必要かどうかで悩んでしまうという方もいるかもしれません。
また、お返しが必要であれば、贈る際にどのような点に注意すべきかといった点も気になるところです。ここでは、そんな開院祝いのお返しの必要性や、贈る際に押さえておくべき基本的なマナーについて分かりやすくみていきます。
また、お米の目利きや精米方法、ブレンド米づくりでセブン‐イレブンのおにぎりの監修を通じて「圧倒的なごはんのおいしさ」を実現した八代目儀兵衛のお米ギフトについても、おすすめのお返しとしてご紹介していきます。
セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
開院祝いにお返しは必要?
新しい事業の門出を祝う開院祝い。多くの方々の支援や理解に支えられ、念願の病院やクリニックの開業を実現したという方も多いかもしれません。開院にあたってお世話になった方や、新しいビジネスの成功を祝っていただく開院祝いは、これからの発展を目指す方にとっては大きな励みとなります。
なお、開院に際して祝いの品を贈る(いただく)のは、明文化されたルールではなくいわば風習や文化的な側面が強いと考えられています。それゆえ、そのお返しに関しても同様に、厳密な決まりごとなどが定められているというわけではありません。
開院祝いをいただくことが多くなればなるほど、それだけ多くの方にお返しを贈る必要があることから、ついその手間から「お返しを贈るのは避けたい…」と考えてしまいがちです。とはいえ、病院やクリニックなどの事業に限らず、あらゆるビジネス、商売は人と人との繋がりによって成り立つものです。そのため、お祝いをいただいた場合は、たとえお礼に関する決まりがなくとも、感謝の気持ちのこもったお返しを自発的に贈るというのがひとつの礼儀作法といえます。
こうした観点から、開院祝いのお礼は文字通り「必ず要する」という意味ではないものの、お世話になった方々へ贈ることを前向きに検討することが大切であると考えられます。
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開院祝いのお返しの基本マナー
開院にあたっていただく開院祝いへのお返しは、細かな決まりや義務がないものの、お世話になった方や祝っていただいた方に対する感謝の気持ちを表す大切な作法です。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉が示すように、気心の知れた仲であっても、お返しを贈る際にはマナーを守ることが大切です。
これまで開院祝いのお返しを贈ったことがないという方にとっては、馴染みのないマナーやはじめて耳にするマナーがあるかもしれません。これからお返しを贈るのであれば、贈り相手に失礼のないよう、特に重要なマナーは押さえておく必要があります。
以下では、さまざまなマナーの中でも代表的なものに焦点を当ててみていきます。
基本的なマナー①お返しの金額の相場
開院祝いに限らず、祝いの品をいただいたことに対するお返しの金額は、明確に決まっているわけではありません。とはいえ、お返しの金額には一般的な相場があると考えられています。多くの場合、いただいた金額の半額~1/3が目安とされています。相手との関係性などによって多少の違いはあるものの、概ねこの範囲に収まるというのが一般的なマナーといえるでしょう。
特殊なケースとしては、「開院後の事業の支援がしたい」という意味を込めて高額なお祝いの品や祝儀をいただくケースが挙げられます。このようなケースではその気持ちに感謝の意を示し、あえて1/3~1/4程度のお返しを贈るということもあります。過度に多額の品を贈ってしまうと相手の気持ちを無下にしてしまいかねないため、その観点からの配慮です。
基本的なマナー②お返しに付ける熨斗(のし)
開院祝いを初めていただいた場合や冠婚葬祭での祝儀・不祝儀に慣れていない場合は、熨斗(のし)の選び方に迷ってしまうこともあります。一見するとどれも同じように見えるのしですが、実は選び方によって意味が全く異なるものになるため、マナー違反とならないよう注意が必要です。
のしに用いる水引には、大きく分けてふたつの種類があります。それぞれ「蝶結び」「結び切り」と呼ばれ、正反対の意味を持ちます。
「蝶結び」は、祝い事の際に用いられる水引です。蝶結びは何度でも結び直しができることから、結婚式のように何度起きてもよい祝い事に用いられます。これに対して「結び切り」は、一度結ぶと解くのが難しいことから、葬儀のように再び起きてほしくない事柄に対して用いられます。
開院祝いは「何度起きてもよい祝い事」であるため、お祝いの祝儀やお返しの品ののしには蝶結びが用いられます。上述したように誤ったのしにすると正反対の意味となりマナー違反となるので、事前に入念に確認しましょう。のし紙の表書きの上部には「御礼」と書き、下部には医院やクリニックの名前を書きます。
基本的なマナー③お返しに添えるお礼状
開院祝いをいただいた際にお返しを贈ることは、感謝の気持ちを伝える大切な機会のひとつです。そして、感謝の気持ちを正しく真っ直ぐに伝えるためには、お返しの品だけでなく、心を込めたメッセージを贈ることも大切です。そこで大きな役割を果たすのが、お礼状や挨拶状です。感謝の気持ちを言葉で綴ることで、品物だけを届ける場合よりも感謝の気持ちが伝わります。
お礼状の書き方に厳密な決まりはありませんが、主な構成として以下のような流れで書くのが一般的です。
1.頭語
2.季節の挨拶
3.開院祝いの御礼
4.今後の抱負
5.お返しを贈る旨
6.結語
お礼状の例としては以下のようなものがあります。
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 過日は○○の開院に際して温かいお言葉とお祝いをいただき心より御礼申し上げます おかげさまで無事に開院の日を迎えることができました この上はご期待と励ましに応えるべく今後のさらなる精進を重ねる所存です これまで以上のご鞭撻賜りますようお願い申し上げます ささやかではございますがお礼の品をお贈りいたしますのでご笑納いただけますと幸いです 本来であれば拝顔にてご挨拶にうかがうところですが取り急ぎ書中をもちまして御礼申し上げます 敬具 |
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開院祝いにおすすめのお返しの品物は?
開院祝いのお返しを選ぶ上で、いくつかの観点が考えられます。たとえば、「新しく始める院にちなんだもの」を贈るという観点もあれば、提供するサービスと関係なく「相手に喜ばれる品」を贈るといった観点もあります。
いずれにしても、大切なのは感謝の気持ちを伝え、相手に喜んでもらえるお返しを贈るという点です。以下では、上記のふたつの観点からそれぞれおすすめの品の一例についてみていきます。
開院祝いにおすすめの品①新たに開業する院に関するもの
開院祝いのお返しとして工夫を凝らしたギフトの例で挙げられるのは、自身が新しく始める院で提供するサービスにちなんだものです。たとえば、美容院や美容クリニックを開院した場合は、お返しの品として同じく美に関係するものを贈るという考え方です。高級ボディーソープやハンドソープ、バスグッズ、またはコスメ関連などがその一例です。お返しを贈る際には相手の保管の手間などを考え、使用することでなくなる「消えもの」にするのが望ましいとされています。
開院祝いにおすすめの品②相手を選ばず、誰にでも喜んでもらえるもの
髪のセットやケアが中心の美容院や、全身の美容と健康に磨きをかける美容クリニックなど、一口に「開院」といってもさまざまな種類がありますが、「喜ばれるお返しを贈りたい」という気持ちは開院祝いをいただいた多くの方にとって変わらないものであるはず。
そのため、お返しの品は必ずしも自身が開院したことに関連するものでなく、より幅広い範囲から、「喜ばれるものを選びたい」という方も多いかもしれません。そんな方におすすめなのが、毎日の生活の中で不可欠ともいえる、誰にとっても必需品となるものを選ぶという観点です。
いわゆる日用品や生活用品であれば、受け取る相手を選ばずどなたにでも喜ばれるお返しになります。たとえば、日本人の主食であるお米などは、まさにもらって嬉しい「毎日の必需品」といえるでしょう。また、お米は縁起物としても知られており、めでたい開院祝いのお返しとしてもふさわしい贈りものです。
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開院祝いのお返しに、八代目儀兵衛のお米のギフト
開院は、新しい一歩の始まりです。そんな大切な節目を祝っていただいた方には、感謝の気持ちを込めた縁起物であるお米がおすすめです。八代目儀兵衛では、開院祝いのお返しにぴったりなお米の詰め合わせギフトを幅広い価格帯でご用意しています。
以下では、八代目儀兵衛の人気のギフトを価格帯別にご紹介します。
十二単「三分咲き」(お米2合×3個)【2,200円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単「三分咲き」は、気負わずに、それでいて心のこもった想いを届けるお米ギフトです。風呂敷で丁寧に包まれた人気のお米3種は、少額の開院祝いのお返しを探している方にぴったりの贈りもの。箱を開けると思わず見惚れる色とりどりの和のグラデーションが、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えます。
商品内容:料理米2合×3個(極、結、和) |
ほんの気持ち米 「お包み2合6個 白」【3,300円(税込)】
八代目儀兵衛のほんの気持ち米「お包み2合6個 白」は、お求めやすい、まごころのこもった小さなお米ギフトです。おいしいお米を感謝の気持ちとともに包んだひと品で、お礼やお返しにぴったりです。使いやすい白を基調とした風呂敷がうれしい、気負わずに受け取っていただける贈りものです。特別感のある上品な仕立ての「おむすび専用米」が、これからの挨拶やこれまでのお礼の気持ちを届けます。
手提げ袋も包みの数だけついているので、多くの方に贈るときもひとつひとつ手提げ袋に入れて渡すことができます。
商品内容:料理米2合×6個(結) |
はじまりの白「Pure」(お米2合×3個・タオル)【5,500円(税込)】
八代目儀兵衛のはじまりの白「Pure」は、日々の暮らしを上質なものに変える、「今治浴巾」のプレミアムタオルと、経験豊富な職人が目利きしたお米の詰め合わせギフトです。開院祝いにふさわしい贈りものとして、はじまりの門出を紡ぎます。
噛むたびに甘さが広がるお米は、八代目儀兵衛のお米マイスターが厳選を重ねた自慢の高級米。お米の贅沢を味わえるだけでなく、極上の心地よさを感じられるタオルとの詰め合わせが、感謝の気持ちを伝えるギフトとしてぴったりです。
大切な肌に触れるタオルには、一流ホテルで使われる極上の仕様を採用しています。しなやかで上品な光沢、そして軽やかなのに贅沢なボリューム感は、毎日の生活に幸福感をもたらします。やさしくなでるだけでしっかりと水滴を吸収する吸水性の高さも自慢です。
商品内容:料理米2合×3個(極×1、結×2)/タオル素材(綿100%) |
はじまりの白「Pure」(お米2合×3個・タオル)の詳細を見る
十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)【11,000円(税込)】
八代目儀兵衛の十二単お供詰合せ「鞍馬」は、経験豊富なお米マイスターが心を込めて厳選した自慢のお米6種と、相性抜群のお供たちが織りなすお米ギフトです。お祝いの気持ちや感謝の心を届ける、京の美食のおもてなし。
お米を包む風呂敷は、平安の都人が想いをこめた彩りである「十二単」になぞらえたもの。古来より感謝の気持ちや様々な願いや想いをこめた京都の彩りは、開院祝いのお返しとしてぴったりのひと品です。味にこだわる京都の地で磨き上げられた厳選の美味たちが、毎日の食卓を待ち遠しいものにします。ご注文ごとに、ひとつひとつを熟練の職人が手包みしてお届けします。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 |
十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)の詳細を見る
儀兵衛のお米券「満開と儀兵衛のお米券セットC」(お米2合×12個・3枚)【21,000円(税込)】
八代目儀兵衛の「満開と儀兵衛のお米券セットC」は、12種類のお米と八代目儀兵衛が選び抜いたお米と引き換えられるお米券3枚との詰合せギフトです。
極上のお米の美味しさと、好みのお米を選ぶ愉しさが2度うれしい最高級ギフトとして、喜ばれること間違いありません。お米券1枚につき、2~2.5㎏×2個分のお米と引き換え可能です。料理に合わせてお野菜やだし、ワインを選ぶように、12種類のお米から個性あふれるお米を選ぶ楽しさは、お米好きの方にぜひとも味わっていただきたい愉しさです
平安の都人が想いをこめた彩り十二色の風呂敷包みが、お世話になった方へ心からの感謝の気持ちを伝えます。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/儀兵衛のお米券×3枚 |
儀兵衛のお米券「満開と儀兵衛のお米券セットC」(お米2合×12個・3枚)の詳細を見る
開院祝いのお返しでお悩みの方は、八代目儀兵衛にお任せください
開院祝いは、これから新しい門出を迎える方にとって大きな励みになります。だからこそ、心を込めたお返しを贈りたいものです。
八代目儀兵衛では、開院祝いのお返しとしておすすめのお米ギフトをご予算に合わせて幅広くご用意しています。また、基本的なマナー等にご不安な方に向けて、熨斗(のし)や包装・梱包、挨拶状などのオプションもご用意しています。開院祝いのお返しでお悩みの方は、ぜひ八代目儀兵衛にご相談ください。