最終更新日:2024-09-13
故人の命日に行われる年忌法要のひとつである「十三回忌」。耳にしたことがあっても、その詳細までは把握できていないかもしれません。ここでは、十三回忌について初めて聞いたという方や詳しく分からないという方に向けて、読み方や意味、主な流れや押さえておくべきマナーについて分かりやすくご紹介します。
十三回忌とは?
十三回忌法要では何が行われる?
十三回忌法要は家族のみで行われる?
十三回忌法要の具体的な流れ
一般的な年忌法要の流れ
省略される場合の法要の流れ
十三回忌法要の準備
1.日程の決定
2.案内状の作成と送付
3.会食の会場の手配
4.お布施の準備
5.お供え物の準備
6.お返し(返礼品)の準備
十三回忌法要のマナー
服装に関するマナー
お金に関するマナー
十三回忌法要のお供え
お花
食べもの
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十三回忌とは?
十三回忌は、「じゅうさんかいき」の読み方で知られる年忌法要のひとつです。十三という数字は、命日を迎えた回数を指します。亡くなった日が最初の命日として数えられるので、十三回忌は亡くなった日から十二年後に行われるという点に注意が必要です。
このような「○回忌」は、必ずしも毎年行われるというものではありません。基本的には、亡くなった日の翌年に行われる一周忌から始まり、その翌年(すなわち三回目の命日)に三回忌、そこから七回忌、十三回忌と期間を空けて行われるのが一般的です。
年忌法要は命日に行われるのが原則ですが、遺族や参列者の都合から命日の直前の休日に行われることも多くなっています。なお、年忌法要が命日よりも前倒しになることは問題がないとされていますが、後ろ倒しになることは基本的にはNGと考えられているため注意が必要です。
参列者の招待にあたっては、都合がつけられるよう早めに案内状を送る必要があります。
十三回忌はいつ行う?年忌法要の数え方や、家族で実施する場合の注意点などを解説
十三回忌法要では何が行われる?
一般的に、年忌法要は遺族と参列者が集まり、僧侶による読経や法話、喪主の挨拶、参列者による焼香、会食などが行われる場です。これらは年忌法要の基本的な流れですが、十三回忌にもなるとその規模は小さくなる傾向があります。それまではホテルやレストランなどを会場として行われていた場合も、十三回忌では自宅にて少人数で行われるようになります。また、会食のみで故人を偲ぶに留めるというケースもあります。
十三回忌法要は家族のみで行われる?
読経や焼香などが行われる年忌法要ですが、上述の通り回数を重ねるにつれて規模が小さくなっていくというのが一般的です。十三回忌ともなると故人が亡くなって十二年が経過していることもあり、法要の規模が小さくなります。そのため、家族のみで行われることがほとんどです。
十三回忌法要の具体的な流れ
十三回忌法要の流れに関しては、それまでの年忌法要と比べると簡素なものになる傾向があります。ここでは、一般的な年忌法要と十三回忌法要を比較するために、それぞれの流れについてみていきます。
一般的な年忌法要の流れ
一般的な年忌法要の流れは以下のようになります。
1.僧侶の入場
2.施主の挨拶
3.僧侶の読経
4.焼香
5.僧侶の法話・退場
6.施主の挨拶
7.墓参り※実施しない場合もある
8.会食
「1.僧侶の入場」~「6.施主の挨拶」までが、1時間ほどで行われます。その後は墓参りを行い、墓参りが終われば会食の会場に移動して1時間ほどで会食を行う流れとなります。
省略される場合の法要の流れ
一般的な法要の流れは上述した通りですが、十三回忌のように親族のみで行う場合は省略されるケースも多いようです。たとえば、最も簡素なものであれば僧侶に読経を依頼せずに墓参りだけで済ませることもあります。法要にあたって香典やお供えをいただいた場合には、法要終了後にお礼状と併せて引き出物を贈ります。十三回忌に親族以外の参列者を予定していない場合には、これまで参列していた方々に事前にその旨をお伝えするようにしましょう。
十三回忌法要の準備
十三回忌ともなれば簡素に行われるのが一般的ですが、以下では簡素に行わない場合を想定し、必要な準備についてひとつずつみていきます。
1.日程の決定
最初に行うのは、十三回忌法要の日程の決定です。上述した通り年忌法要は原則として命日に行うものですが、命日が平日にあたる場合は参列者の都合などもあって参列できないケースも多く想定されます。そのため、前倒しで日程を設定するというのが一般的になりつつあります。
日程を決定する際に重要なのは、参列者の都合だけではありません。法要を行う僧侶の都合もまた、事前に確認しておく必要があります。
2.案内状の作成と送付
日程が決定した後は、案内状を作成します。案内状は、往復はがきで作成するのが一般的です。主な内容は、十三回忌法要への出欠の確認です。文面には頭語と結語、時候の挨拶を含め、法要の日時と場所、会食の有無、返信期限を記載します。
作成した案内状は、十三回忌法要を行う2ヶ月前までには参列者に届くようにします。これには主にふたつの理由があります。ひとつは、参列者が日程の都合をつけやすくするためです。2ヶ月を切ると日程の都合が困難となり、参列が難しくなることも考えられます。そうならないためにも、余裕をもって送付するようにしましょう。もうひとつの理由は、法要の参列者の正確な数を把握するためです。法要や会食の会場を手配する上で参列者の人数の把握は不可欠ですので、こちらも余裕をもって手配するために2ヶ月前までに送ることが理想といえます。
3.会食の会場の手配
案内状の返信ハガキが返送されると、参列者の数を把握した上で法要後の食事の手配を進めます。食事の詳しい内容については、十三回忌法要であることを伝えるとそれに合ったメニューを用意いただくことができます。不安であれば、慶事で用いられるような「鯛」や「伊勢海老」などを用いないよう事前に伝えておくとよいでしょう。
会食の会場が法要の会場から離れている場合は、送迎用のバスやタクシーを手配しておく必要があります。手配が負担になるのであれば、法要と会食の場所を近くすることで負担を減らすことができます。
4.お布施の準備
僧侶を法要に招くにあたって、お布施を準備する必要があります。お布施は、故人の法要に御足労いただいたことや、読経、法話に対する感謝の気持ちを意味します。お布施の金額には厳密な決まりはありませんが、一般的には最初の法要で渡した金額に合わせるものと考えられています。法要の回数を重ねて施主の世代が変わる場合には、親の世代で渡していた金額を事前に把握しておく必要があります。
お布施を包む際には、以下のマナーを押さえておきましょう。
・お札の肖像画は、表側に向ける。
・封筒の表書きは、薄墨ではなく黒墨で書く。
・金額を記載する場合は、大字(だいじ)を用いる。(例:壱、弐、参)
・渡す際には暗い色のふくさに重ねるか、切手盆に乗せる。
5.お供え物の準備
法要に必要なお供え物に関しては、お寺で法要を行う場合にお寺が準備する場合もありますが、一般的には施主が準備することになります。
お供え物は、お花や食べものが選ばれることが多いようです。どのようなものを選ぶかについて決まりはありませんが、故人が生前に好きだったものなどを中心にするとよいでしょう。なお、食べものであれば小分け包装されているものを選ぶことで法要の終了後に分けやすいという利点もあります。
6.お返し(返礼品)の準備
法要への参列者からは、香典をいただくことになります。いただいた香典にはお返し(返礼品)を贈ります。会食もお返しの一部として考えるのが通例で、お返しの相場はいただいた金額の半分〜1/3が相場です。
十三回忌法要のマナー
十三回忌法要では、他の回忌法要と同様に基本的なマナーがいくつかあります。以下では、特に覚えておくべき「服装」と「お金」に関するマナーについてご紹介します。
服装に関するマナー
十三回忌では、規模を縮小して行われることが多いことから喪服ではなく、平服で済まされることが多くなっています。
男性の場合、喪服のように黒のみでなく、ダークカラーのスーツでも問題ありません。ただし、柄物はできるだけ避けて、無地のものにするのがマナーです。鞄や靴、ベルトなどは喪服時と同様に、革製品や光沢があるものを避けるのが一般的です。それ以外の靴下やネクタイ、ハンカチなどもスーツと同様にダークカラーに抑えるようにしましょう。
女性の場合も男性と同様に、黒以外にグレーやネイビーといったダークカラーのワンピースやアンサンブルなどで問題ありません。ただし、肌の露出はできる限り抑える必要があるので、ひざ下の丈のスカートや首元が詰まったシャツを選ぶようにしましょう。柄に関しては男性よりもやや自由度が高く、小さく控えめであれば問題ないと考えられています。小物やアクセサリーに関しては男性と同様、革製品や光沢があるもの、または毛皮などはマナー違反となるので注意が必要です。
お金に関するマナー
法要に関するお金には、「お布施」「御車料」「御膳料」などがあります。
お布施は、上述した通り故人の法要へと御足労いただいたことや、読経、法話に対する感謝の気持ちです。金額には厳密な決まりはありませんが、最初の法要で渡した金額に合わせるのが一般的です。渡すタイミングは、法要が始まる前、もしくは終わった後のいずれでも問題ありません。
御車料は、僧侶に自宅に来ていただく際に渡すお礼です。金額に明確に決まりはありませんが、市内や近隣市外であれば5,000円〜10,000円が相場と考えられています。遠方からの訪問になる場合には、できる限り実費に近い金額にすることが望ましいといえます。
御膳料は、僧侶が法要後の会食に参加しない場合に渡すお礼です。こちらも金額に明確な決まりはありませんが、およそ5,000円〜10,000円が相場です。
年忌法要の引き出物はどうする?おすすめの返礼品や相場、のしのマナーを解説
十三回忌法要のお供え
法要のお供え物として用意するものは、主に「お花」と「食べもの」です。
お花
お供え物として用意するお花は、胡蝶蘭や菊、百合などの白や黄色を中心に選ぶのが一般的です。赤やピンクなど派手すぎる色は控えるようにしましょう。また、バラのようにトゲがある花や、香りが強い花などは避けるのがマナーです。手配する際には、お供え用である旨を伝えることで適したお花を選んでもらうことができます。
食べもの
お供え物として用意する食べものは、日持ちするものを選ぶのが基本です。これは、法要が終了した後に遺族や参列者で分けるためです。分けたものを必ずしも直ぐに消費するとは限らないことから、生クリームを使っている洋菓子や和菓子などは避けるようにしましょう。用意する食べものの例としては、クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子や、せんべい、ようかん、ゼリーなどが挙げられます。他にも、リンゴやミカン、ブドウなどの果物なども選択肢としてあります。
十三回忌の法要のお返し・引き出物に
十三回忌の法要で香典をいただいた場合、お返し(引き出物)を贈るのがマナーです。お返しの金額の相場は、いただいた香典の半額〜1/3が一般的です。当日に渡す即日返しの場合はいただいた香典の額に合わせることが難しいため、一律で3,000円〜5,000円のお返しを用意しておくとよいかもしれません。
お返しには、「不幸が続かないように」との想いを込めて後に残らない「消えもの」を贈るのがマナーです。定番のお返しとしては、お菓子やお茶、コーヒー、または食用油や洗剤、石鹸などがあります。
どなたにも喜ばれる消えものとしては、毎日の食卓に欠かせないお米もあります。八代目儀兵衛では、ご予算に合わせて様々な年忌法要のお返しをご用意しています。以下では、3,000円未満〜15,000円程度の価格帯の中からおすすめのお返し(引き出物)をご紹介します。
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
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たとえば「即日返しで予算を3,000円以下に抑えたい」という方には、リーズナブルな価格が魅力の偲「二分」(お米2合×2個)がおすすめです。
偲「二分」(お米2合×2個)【1,600円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「二分」は、生前にお世話になった方への感謝と敬意の気持ちを伝える弔事専用の贈りものです。お求めやすい価格も魅力のひとつで、いただく香典の金額が分からない即日返しにぴったりです。落ち着いた和のカラーに包まれたお米が、参列者の心を和らげます。
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八代目儀兵衛のおすすめのお返し(引き出物)【予算:3,000円~】
「3,000円ほどの予算でお返しを考えたい」という方には、八代目儀兵衛の偲シリーズのひとつである「凛」(お米2合×4個)がおすすめです。
偲「凛」(お米2合×4個)【3,400円(税込)】
「凛」は、八代目儀兵衛のお米マイスターが厳選した3種類のお米を詰め合わせた贈りものです。清らかな青のグラデーションで包まれた上品なお米は、法要の引き出物としてふさわしい一品です。
お届けするお米は「極(きわみ)」「結(むすび)」「和(わ)」の3種類で、調理によって選べるのが愉しみでもあり魅力でもあります。強い粘りと甘みが特徴のお米や、大粒のふんわりした食感が特徴のお米など、様々な味を楽しむことができます。
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八代目儀兵衛のおすすめのお返し(引き出物)【予算:5,000円~】
5,000円ほどの予算でお返しをお探しの方におすすめなのは、お米とごはんのお供を詰め合わせた八代目儀兵衛の偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)です。
偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)【5,500円(税込)】
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十三回忌は、他の年忌法要と比べて内容が簡素化されたり省略されたりするのが一般的です。もっとも、いただく香典に対するお返し(引き出物)はマナーのひとつです。
お返しは、基本的なマナーを守りつつ、参列者に喜んでいただける品を選びたいもの。お返し選びでお悩みの際は、八代目儀兵衛にご相談ください。八代目儀兵衛では、お返しのおすすめの品を多くご用意しています。包装や熨斗(のし)、挨拶状などに関するさまざまなサービスもご用意していますので、お気軽にご利用ください。