最終更新日:2024-09-13
「十三回忌」は、故人の命日に行う年忌法要のひとつです。法要には他にも一周忌や三回忌・七回忌などがあり、いつ行うかについて混乱してしまうかもしれません。また、十三回忌のように回数を重ねることで、故人が生前にお世話になった友人・知人を招待するのか、それとも親族・家族だけで行うかといった点で迷ってしまうこともあります。
ここではそんな十三回忌について、年忌法要の数え方やいつ行うか、さらには家族だけで実施する場合の注意点などについて詳しくみていきます。
十三回忌はいつ行う?
十三回忌では具体的に何をする?
年忌法要(十三回忌)での主な流れ
十三回忌の事前準備について
十三回忌法要の開催日時の決定
案内状の作成および送付
会食の準備もしくは会場の手配
僧侶へのお布施の用意
お供え物の手配
お返し(返礼品)の用意
十三回忌は家族だけで実施しても問題ない?
十三回忌を家族だけで行う場合の注意点
注意点①:事前に親族や親しい友人・知人に連絡する
注意点②:僧侶に依頼する場合は、それまでと同じ額のお布施にする
十三回忌の法要のお返し・引き出物におすすめの贈りもの
予算が3,000円未満の方へおすすめのお返し(引き出物)
偲「二分」(お米2合×2個)【1,600円(税込)】
予算が3,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
偲「六分」(お米2合×6個)【3,400円(税込)
予算が5,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)【5,500円(税込)】
予算が10,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)【11,000円(税込)】
予算が20,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
偲「雲竜」(お米2合×12個・お供)【21,000円(税込)】
十三回忌法要のお返し(引き出物)は、ぜひ八代目儀兵衛まで
十三回忌はいつ行う?
「十三回忌」は、故人が亡くなった日から数えて12年目に行う法要です。「十三回」という数字と「12年」という数字がズレていることから違和感を覚えますが、これには理由があります。
「○○回忌」という言葉とは別に、「○○周忌」という言葉があります。たとえば、「一周忌」が代表的です。一周忌は、故人が亡くなった日から一年後の命日を指します。これに対して、「○○回忌」は亡くなった日を一回忌として数えるのが特徴です。すなわち、「三回忌」であれば亡くなった日を一回忌として数えるため、亡くなった日から2年後の命日に当たります。同様に、「十三回忌」であれば亡くなった日を一回忌と数え、13回目の回忌となる12年後を指します。
このように、「○周忌」と「○回忌」の違いは混乱を招いてしまうものですが、「亡くなった日は一回忌」「亡くなった日から一年後は一周忌」と覚えておくことで、何回忌であってもすぐに「○年後」と判断することができるようになります。
十三回忌では具体的に何をする?
十三回忌の法要はそれまでの年忌法要と比べると簡素なものになる傾向があるものの、「十三回忌はこれを省略する」という明確な決まりがあるわけではありません。そのため、ここでは一般的な年忌法要の流れを十三回忌の法要としてみていきます。
年忌法要(十三回忌)での主な流れ
1.僧侶の葬儀会場への入場
2.施主(喪主)の挨拶
3.僧侶の読経
4.遺族や参列者の焼香
5.僧侶の法話
6.僧侶の葬儀会場からの退場
7.施主(喪主)の挨拶
8.墓参り
9.会食
上記が一般的な法要の流れですが、十三回忌の場合は墓参りが省略されることもあります。また、より簡素な回忌法要であれば僧侶に読経を依頼しないこともあります。いずれも厳密な決まりに基づくものではないため、遺族・施主で話し合って決めるのが通例です。
十三回忌の事前準備について
十三回忌の規模にもよりますが、一般的には以下の事前準備が必要です。
十三回忌法要の開催日時の決定
年忌法要は原則として命日に行うものですが、命日が平日にあたる場合は参列者の都合などを考慮し、前倒しで日程を設定することも多くなっています。日時が決定すると、参列者を招待する場合や僧侶に依頼する場合は可能な限り早めに伝えておく必要があります。
案内状の作成および送付
参列者に送る案内状には、頭語と結語、時候の挨拶を含め、法要が行われる日時・場所、会食の有無、返信期限などを記載します。原則として、受け取った方々が返信しやすいよう往復はがきで作成します。作成した案内状は、十三回忌法要が行われる当日の2ヶ月前までには届くようにします。
会食の準備もしくは会場の手配
十三回忌にて会食を行う場合は、返信された案内状の内容を基に参列者の人数分の会食を準備します。自宅で行う場合もあれば、ホテルなどを利用する場合もあります。ホテルなどを利用する場合は、食事に慶事で用いられるような「鯛」や「伊勢海老」などが用いられないよう事前に伝えておく必要があります。
僧侶へのお布施の用意
十三回忌に僧侶を招く場合は、お布施を用意する必要があります。金額には決まりはありませんが、三回忌や七回忌でお渡しした金額と同額にするのがマナーといわれています。
その他のマナーとしては、「お札の肖像画を表側に向ける」「金額を記載する場合は壱・弐・参などの大字(だいじ)を用いる)」「封筒の表書きは薄墨ではなく黒墨で書く」といったものがあります。
お供え物の手配
法要の際のお供え物としては、食べものやお花が多く選ばれる傾向にあります。お供え物をどのようなものにするかに細かな決まりはないため、「故人が生前に好きだったもの」などを基準に選ぶとよいでしょう。食べものを用意するのであれば、法要が終わった後に家族や参列者で持ち帰ることができるよう小分け包装されているものを選ぶとよいかもしれません。
お返し(返礼品)の用意
十三回忌に参列者や、もしくは遠方に住んでいる方から香典をいただくことがあります。その場合には、いただいた金額の半額~1/3を目安としてお返し(返礼品)をお渡しするのが一般的です。なお、法要で参列者に対して会食の場を設ける場合は、会食もお返しの一部として考えるのが通例です。
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十三回忌は家族だけで実施しても問題ない?
故人の命日に行われる年忌法要ですが、一般的には回数を重ねるにつれて規模が小さくなっていきます。十三回忌では故人が亡くなってから12年が過ぎていることもあり、その規模はそれまでの回忌法要の中では最も小さくなることがほとんどです。そのため、十三回忌を家族だけで行っても全く問題ありません。
十三回忌を家族だけで行う場合の注意点
規模を縮小して行われることが多い十三回忌ですが、規模の縮小に伴って形式や流れを軽んじすぎることは好ましいことではありません。規模が小さくなっても注意したい点としては、以下の点が挙げられます。
注意点①:事前に親族や親しい友人・知人に連絡する
十三回忌を家族だけで行う場合は、その旨を事前に親族や故人が生前にお世話になった友人・知人に伝えておく必要があります。事前の連絡が漏れてしまうと、十三回忌に向けて先方が予定を調整したり、参列を想定してお供えを用意したりといったことが起きかねません。そのため、できる限り早い段階で伝えることが大切です。
注意点②:僧侶に依頼する場合は、それまでと同じ額のお布施にする
法要の規模が小さくなると、僧侶を招いたときにお渡しするお布施の額も少なくしてよいと考えてしまいがちです。しかし、通例としてはどれだけ回忌を重ねても、それに合わせてお布施の額を減らすということはほとんどないようです。規模の大きさにかかわらず、お布施はそれまで同じ額にするのがひとつの目安といえるでしょう。
十三回忌の法要のお返し・引き出物におすすめの贈りもの
十三回忌の法要で香典をいただいた場合は、お返し(引き出物)を贈ります。お返し選びの際に迷ってしまいがちなのは、その相場です。上述したように、十三回忌法要のお返しの金額に関しては細かな決まりはありませんが、多くの場合はいただいた香典の半額〜1/3が相場といわれています。
以下では、3,000円未満〜20,000円前後の予算別に、八代目儀兵衛がご用意するおすすめのお返し(引き出物)をご紹介します。
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
予算が3,000円未満の方へおすすめのお返し(引き出物)
予算が3,000円未満の方におすすめのお返しとしては、八代目儀兵衛の偲「二分」(お米2合×2個)があります。
偲「二分」(お米2合×2個)【1,600円(税込)】
八代目儀兵衛がおすすめする偲「二分」は、故人が生前にお世話になった方々へ感謝と敬意を伝えるための弔事専用の贈りものです。「偲」シリーズの中で最もリーズナブルであり、職場の連名で香典をいただいた場合にも選びやすいのが魅力です。職人が心を込めて大切に包んだお米が、お世話になった方への贈りものとしてぴったりです。
内容:料理米2合×2個【極(きわみ)×1、結(むすび)×1】 |
予算が3,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
予算が3,000円前後の方におすすめのお返しとしては、八代目儀兵衛の偲「六分」(お米2合×6個)があります。
偲「六分」(お米2合×6個)【3,900円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「六分」は、感謝の気持ちを「おいしさ」に託した、6種のお米の詰め合わせギフトです。鮮やかな十二色の風呂敷で包まれたお米は、故人を偲ぶ贈りものとしてふさわしい一品。和食や洋食、中華など料理の種類に合わせて選べる6種類のお米は、毎日の料理と食事をますます楽しいものにします。
内容:料理米2合×6個【極(きわみ)、結(むすび)、和(わ)、洋(よう)、中(ちゅう)、健(けん)】 |
予算が5,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
予算が5,000円前後の方におすすめのお返しとしては、八代目儀兵衛の偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)があります。
偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)【5,500円(税込)】
八代目儀兵衛がおすすめする偲「醍醐」は、お米職人が厳選を重ねて選び抜いた極上のお米に、佃煮や梅干しなどのごはんのお供を詰め合わせた魅力あふれる贈りものです。ごはんのおいしさに引けをとらない、京を代表するぜいたくな美味が、お米とのハーモニーを生み出すことで食卓にこの上ない楽しみと和みの時間をお届けします。
内容:料理米2合×6個【極(きわみ)、結(むすび)、和(わ)、洋(よう)、中(ちゅう)、健(けん)】/ひじき梅×1個 / 梅干し×1個 / 塩×1個 / ほうじ茶「華かをり」×1個 |
予算が10,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
予算が10,000円前後の方におすすめのお返しとしては、八代目儀兵衛の偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)があります。
偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)【11,000円(税込)】
八代目儀兵衛の偲「白雲」は、八代目儀兵衛自慢の厳選されたお米と、毎日の生活で使える最高級「今治浴巾」のタオルを詰め合わせた贈りものです。「毎日食べるお米に加えて、もうひとつ何かを贈りたい」と希望される方にぴったりの「白雲」。「最高級の素材でつくられたものを贈りたい」という方に選ばれています。
内容:料理米2合×5個【極(きわみ)×2、結(むすび)×3】/タオル(今治タオルブランド認定商品) |
予算が20,000円前後の方へおすすめのお返し(引き出物)
予算が20,000円前後の方におすすめのお返しとしては、八代目儀兵衛の偲「雲竜」(お米2合×12個・お供)があります。
偲「雲竜」(お米2合×12個・お供)【21,000円(税込)】
偲「雲竜」は、感謝と偲ぶ心を至極の品に込めた八代目儀兵衛の最高級ギフトのひとつです。最上の感謝の気持ちをこめるにふさわしい二段重が、お世話になった方々への感謝の想いを伝えます。色とりどりの風呂敷に包まれたお米とごはんのお供たちの、荘厳な贈りもの。職人が厳選した9種類の味わいが、ごはんのおいしさを引き立たせます。
内容:料理米2合×12個【極(きわみ)、結(むすび)、和(わ)、洋(よう)、中(ちゅう)、健(けん)、鮨(すし)、煮(に)、丼(どん)、粥(かゆ)、玄(げん)、餅(もち)】/炊き込み「雲丹と鮑めし」×1個 / 炊き込み「松茸めし」×1個 / 湯葉丼 ×2個 / 炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波黒とひじき」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / 梅ひじき×1個 / 梅干し×6個 |
十三回忌法要のお返し(引き出物)は、ぜひ八代目儀兵衛まで
家族のみで行うことも多い十三回忌法要ですが、故人が生前にお世話になった方々から香典をいただくこともあります。そんなときは、お返しを贈ることで感謝の気持ちを伝えます。
八代目儀兵衛では、香典のお返しでお悩みの方に向けて、弔事専用の引き出物を多くご用意しています。ご予算にぴったりの贈りものをご案内いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。