
最終更新日:2024-03-05
お買い物に便利な商品券。好きなものを選べたり、必要になったときに使えたりと、あると何かと重宝しますよね。
では、入学祝いのお返しに商品券を選ぶのはアリなのでしょうか?「お祝いでもらうのは嬉しいけれど、お返しに商品券ってどうなの?」「金額がわかるから贈りにくい」など、親御さんの間でも意見が分かれる話題のようですね。
そこで今回は、
・入学祝いのお返しに商品券やギフトカードを贈ってもいいのか
・贈る場合はどのようなことに気をつければいいのか
など、気になる「商品券のギフトマナー」について八代目儀兵衛が解説します。

京の米老舗 八代目儀兵衛
【受賞歴】「楽天EXPO賞」「フォーマルギフト大賞」「OMOTENASHI Selection 2金賞」など多数

入学祝いのお返しに商品券やギフトカードを贈ってもいいの?
お返しの金額がはっきりわかってしまうというデメリットも
地域によっては使えない商品券やギフトカードもあるので注意
有効期限が短い商品券やギフトカードもあるので注意
オンラインギフトカードは失礼に当たることも
入学内祝いに商品券やギフトカードを贈らない方がよいケースとは?
入学祝いに現金や商品券をいただいた場合
祖父母や親戚など年配の方に入学内祝いを贈る場合
職場の上司や先輩に入学内祝いを贈る場合
入学内祝いに商品券やギフトカードを贈ってもよいケースとは?
①商品券をリクエストされた場合
②相手が好きなブランドの商品券を贈る場合
入学内祝いに商品券・ギフトカードを贈るときのマナーやポイント
商品券・ギフトカードの金額は相場を守る
商品券やギフトカードと一緒に品物を添える
メッセージカードやお礼状と一緒に贈る
商品券に熨斗をつけて贈る
入学内祝い】商品券・ギフトカードの安全な送り方
正規の販売店で配送を依頼する
一般書留か簡易書留で郵送する
入学内祝いには「八代目儀兵衛のお米券シリーズ」がおすすめの理由
①毎日のお料理で使える「お米のギフト」なら贈る相手を選ばない
②注文方法が簡単!気に入ったお米が選べる
③商品券の金額が相手にわからない
④配送手続き・お礼状・熨斗のマナーなど専任スタッフがお返し選びをサポート
入学祝いで商品券・ギフトカードを贈るときのマナー|まとめ
ほかにも押さえておきたい!八代目儀兵衛の入学内祝いお役立ち情報
入学祝いのお返しに商品券やギフトカードを贈ってもいいの?
入学祝いや入園祝いに、商品券やギフトカードをもらったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ランドセルや学習机など、何かと物入りな入学シーズン。お子さまの好みに合わせて好きなものが選べる商品券は、パパやママにとって有難いギフトですよね。けれども「入学祝いにもらって嬉しかったから、お返しにも商品券を‥…」と考えているなら、少し立ち止まって考えてみた方がよいかもしれません。
お返しの金額がはっきりわかってしまうというデメリットも
贈り先が好きなものを選んで購入できる便利な商品券。ただし「あらかじめ決められた金額内で」という条件付きです。お祝いでいただくときには気にならなかった「商品券の金額」も、いざこちらからお返しをするとなると「相手にはっきり知られてしまうのはちょっと……」と気になってしまうもの。一般的なギフトであれば、品物の金額はわかりませんが、商品券の場合は利用できる金額がはっきりと明記されているので「贈りにくい」と感じる方は多いようですね。
地域によっては使えない商品券やギフトカードもあるので注意
特定の百貨店や専門店でしか利用できない商品券もあります。
贈り先が都心に住んでいれば問題ないかもしれませんが、お住まいの地域によっては「近くに商品券を使えるお店がない」といったケースも考えられるでしょう。商品券を選ぶ際には、相手の生活圏内やライフスタイルにも配慮する必要がありそうですね。
有効期限が短い商品券やギフトカードもあるので注意
商品券やギフトカードの多くには、有効期限が存在します。中には、有効期限の記載がないものもありますが、対象のサービスが絶対に停止されないといった補償はありません。
「娘から商品券をもらったけど、いつの間にか有効期限が切れていた」「もらったことすら、すっかり忘れていた」なんてことは時として起こってしまうこと。実際に「もったいなくてなかなか使えない」という気持ちから、自宅に未使用の商品券を抱えている人も多いようです。
せっかくお返しを贈るなら、お相手に喜んでもらいたいですよね。贈った入学内祝いをタンスの肥やしにしないためにも、お返しに商品券を選ぶなら「有効期限の長いもの」や「お相手が使いやすいもの」を選ぶようにしましょう。
オンラインギフトカードは失礼に当たることも
最近ではSNSやライン・メールを使って贈り物ができる「オンラインギフト」が話題になっています。短いメッセージを添えて贈れたり、送料や梱包の手間が省けたりと、若い世代には「使いやすい」と人気を集める一方、親世代からは「贈られても、使い方がわからない」「なんでもスマホで済ませようとするのは失礼だと思う」などといった批判的な声も。
入学内祝いは祖父母や親戚など「目上の方」に贈るお返しです。目先の「便利さ」にとらわれすぎず、贈り先の立場に合わせたお返し選びができると素敵ですね。
入学内祝いに商品券やギフトカードを贈らない方がよいケースとは?
商品券やギフトカードを購入する前に、まずは次のケースに当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
①入学祝いに現金や商品券をもらった場合
②祖父母や親戚など年配の人に贈る場合
③職場の上司や先輩など目上の人に贈る場合
ひとつでも当てはまっている場合、入学内祝いに商品券を贈るのは控えた方が無難かもしれません。
入学祝いに現金や商品券をいただいた場合
商品券は現金と同じように、好きなものを購入できます。実用性の高いギフトではありますが、人によっては「入学祝いを現金で返されたようで、あまりいい気分にならない」と感じる人も多いようです。
せっかくのプレゼントを、受け取ってもらえなかったり、突き返されたりすると、誰だって悲しい気持ちになりますよね。
入学祝いに現金や商品券をもらった場合は、要注意。その場合は、相手の喜びそうなものを考えて値段がはっきりわからないギフトを選ぶようにします。
祖父母や親戚など年配の方に入学内祝いを贈る場合
祖父母や叔父叔母など年配の方にとっては、商品券やギフトカードは使いづらいものかもしれません。
「外に出てわざわざ買い物に行くのは面倒」「どこで使えばいいのかわからない」「商品券を使ってまで、欲しいものは特にない」なんて声もよく耳にします。
中には、既に車の免許を返還していて遠くにいけないという人もいるでしょう。お相手がよほどの買い物好きでない限り、商品券は避けた方がよいかもしれませんね。
職場の上司や先輩に入学内祝いを贈る場合
職場の上司や先輩に「この商品券で何でも好きなものを買ってください」と言うのは、何だか失礼な感じがしますよね。
目上の方に金額のわかる贈り物をするのは、基本的にはやめましょう。そんなつもりがなくても「家計が苦しそうだと言われている気になる」と嫌な思いをさせてしまうかもしれません。
ビジネスでの誤解は、できる限り避けたいものです。お返しを選ぶ際には「入学祝いへのお礼を伝える」という本質を見失わないように注意しましょう。
入学内祝いに商品券やギフトカードを贈ってもよいケースとは?
では反対に、入学祝いのお返しに商品券やギフトカードを贈ってもよいケースもあるのでしょうか?
具体的には、次のどちらかに当てはまる場合は入学内祝いに商品券を選んでもよいと考えられています。
①お返しに商品券をリクエストされた場合
②相手の好きなブランドの商品券を贈る場合
①商品券をリクエストされた場合
入学祝いのお返しに商品券をリクエストされた場合は、「商品券」=「お相手の欲しいもの」となりますので内祝いに選んでも問題ありません。
ただし、商品券にもさまざまな種類がありますので、購入する前には「どんな場面で使いたいのか」「買い物用なのか旅行用なのか」など、細かいポイントを確認しておくと安心です。
②相手が好きなブランドの商品券を贈る場合
実の兄弟姉妹など、気心が知れた相手であれば、お相手が日頃から愛用しているブランドや専門店の商品券を贈ると喜ばれるかもしれません。
「〇〇の店が好きだと言っていたので、選びました。好きなものを選んでね!」など、一言メッセージを添えると温かい印象になります。
親戚に同じ年頃の子どもがいる場合は「ママと一緒に〇〇ちゃんの好きなものを買ってね」など、子ども本人に商品券をプレゼントしてみるのもいいですね。
入学内祝いに商品券・ギフトカードを贈るときのマナーやポイント
ここからは、入学祝いのお返しに商品券やギフトカードを贈るときのマナーについて解説していきます。現金の代わりとしても使える商品券は、便利な反面、あるポイントをきちんと押さえなければ「手抜き」な印象を与えてしまいます。
あるポイントとはなんでしょう。それは、「相手を敬う気持ち」と「あなたのことを考えて選んだという“特別感”」です。
商品券・ギフトカードの金額は相場を守る
「相手を敬う気持ち」を表す、簡単な方法があります。それは、お返しの相場をきちんと守ること。お祝いをいただいたら、お祝いの半額(半返し)から3分の1程度の金額でお返しをするのが基本の相場です。
いただいた金額と同等または相場よりも多いお返しをすると、「お祝いを突き返している」ような印象を与えるというのが理由のようですね。高額のお祝いをいただいた場合も、同じです。
入学内祝いは、あくまでも入学祝いに対するお礼の気持ちを表すもの。ですから「少額のお返しでは気が済まない」「相手に申し訳ない」と思う必要はありません。お祝いを贈った側としては、お返しをたくさんもらうよりも、素直に喜んでもらえた方が、プレゼントのしがいがあるものですよ。
商品券やギフトカードと一緒に品物を添える
入学祝いのお返しに商品券を選ぶなら、少額でもいいので何かひとつ「品物」を添えてみましょう。品物が一緒に添えられていることで「自分のために選んでくれたんだな」と、贈り物に特別感が加わるのです。相手の欲しがっていたものや好きなものをリサーチして選べば、信頼感、人望のアップにもつながります。
メッセージカードやお礼状と一緒に贈る
商品券やギフトカードだけで贈ると、無愛想で心がこもっていない印象になります。
どんなお返しでも同様ですが、内祝いの品物には必ずお礼状を添えて贈りましょう。親からのお礼状と一緒に、お子さまが書かれた手紙や似顔絵などが添えられていると、心が温まりますね。
商品券に熨斗をつけて贈る
入学祝いのお返しに商品券を贈る場合、熨斗はどのようなものを選べばよいのでしょうか?
入学内祝いは「繰り返しあってもめでたい」とされる行事ですので、結び直しが可能な「赤白の蝶結び」の水引の熨斗を用意します。
表書きは「入学内祝」または「内祝」とし、お子さまの下の名前かフルネームを記載しましょう。
商品券と一緒に品物を贈る場合は、商品券の方に熨斗をつけるようにします。
【入学内祝い】商品券・ギフトカードの安全な送り方
現金の代わりにも使える商品券。それゆえ、どのように郵送すればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
厳密に言えば、商品券やギフトカードは「信書(特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書)」や現金ではありません。
紛失の可能性が気にならなければ、普通郵便で郵送しても法律違反にはならないのですが、できれば紛失の心配などせずに安心して贈りたいものですよね。
そこでここでは、入学内祝いに商品券・ギフトカードの安全な送り方について解説していきます。
正規の販売店で配送を依頼する
最も安全な送り方は、商品券を販売しているお店やオンラインストアから直接届け先に配送してもらう方法です。
熨斗やラッピングをしてくれる店舗もあるので、積極的に活用してみましょう。
一般書留か簡易書留で郵送する
商品券やギフトカードを自分で購入して送る場合は、「一般書留」か「簡易書留」を利用するのが一般的です。
それぞれの特徴は、次のとおりです。
・一般書留:引き受けから配達までの送達過程を記録。郵便物等の破損・紛失に対する実損額が賠償される。
・簡易書留:一般書留に比べて料金が割安。原則5万円までの実損額が賠償される。
トラブルを避けるためにも、補償付または追跡可能なサービスを活用しましょう。
入学内祝いには「八代目儀兵衛のお米券シリーズ」がおすすめの理由

「入学祝いにどのようなものを贈っていいのか迷っている」「やっぱり、お相手の好きなものを選んでほしい」そんなお悩みを抱えているなら、「八代目儀兵衛のお米券シリーズ」を贈ってみませんか?
①毎日のお料理で使える「お米のギフト」なら贈る相手を選ばない

お返し選びに悩んでしまう背景には「喜ばれなかったらどうしよう」そんな不安が隠れているかもしれません。
・好みじゃなかったら?
・気が利かないと思われたら?
・アレルギーがあったら?
大切な人への贈り物だからこそ、いろいろなことが気になってしまいますよね。
だけど、毎日のお料理で使えるお米なら、そんな心配もご無用です。賞味期限が短いものでもないので、
・お相手のペースで召し上がってもらえる
・好みが分かれにくいから贈りやすい
・シンプルな食材だからこそ味の違いを感じてもらえる
などなど、メリットも豊富。まさにお米は「贈りやすく、受け取りやすい」ギフトなのです。
②注文方法が簡単!気に入ったお米が選べる

八代目儀兵衛のお米券シリーズは、厳選した料理米の中からお相手が気に入ったお米をもう一度お取り寄せいただける、商品券の新しい形。
・お米がなくなったとき
・誰かをもてなしたいとき
など、必要なタイミングで精米したての新鮮なお米をお届けします。
③商品券の金額が相手にわからない

「お米券(商品券)」と「料理米」がセットになっているので、お相手にお返しの金額が知られることはありません。
「自分のために選んでくれた」という特別感のある贈り物に。
④配送手続き・お礼状・熨斗のマナーなど専任スタッフがお返し選びをサポート
煩わしい配送手続きも、専門スタッフにお任せ。お子さまの写真が添えられる「メッセージカード」や入学内祝いにふさわしい「熨斗」のご用意など、無料でご利用いただけるオプションサービスも充実しています。
「聞いてみたい」「わからない」と思ったそのときに、すぐにご利用いただける「LINE」や「お問わせダイヤル」も。どんなことでもお気軽に、私たちにお尋ねください。
入学祝いで商品券・ギフトカードを贈るときのマナー|まとめ

「せっかく、入学祝いを贈ったのに……」「せっかく、孫に喜んでもらえると思ったのに……」お返しの選び方ひとつで、感謝の気持ちが伝わることもあれば、思いもよらないところでトラブルを引き寄せてしまうこともあります。
「自分がもらって嬉しかったから、相手も必ず喜んでくれる」とはいかないのが、商品券の難しさ。だからこそ、八代目儀兵衛では「相手に好きなものを選んでもらいたい」という気持ちを大切にしながら、お相手に特別感や感謝の気持ちが伝わる「お米券シリーズ」を展開しています。
大切なのは「喜んでもらいたい」というその気持ち。華やかで春らしいギフトに、お礼状やメッセージカードをプラスすれば、あなたにしか作れない特別な入学内祝いが完成します。
「接待の手土産セレクション2019」や「OMOTENASHI selection」など過去に数々のギフト賞を受賞する八代目儀兵衛では「お米券シリーズ」のほかにも、入学内祝いにぴったりな春ギフトを多数ご用意。ぜひ入学内祝いの特集ページから、お気に入りのお返しを見つけてみてくださいね。
ほかにも押さえておきたい!八代目儀兵衛の入学内祝いお役立ち情報
入学内祝いのマナーはこちらの記事でもご紹介しておりますので、ぜひお役立てください。

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・それタブーかも!?入学内祝い・入園内祝いで贈ってはいけない物とは
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