最終更新日:2024-09-13
「香典返し」は、通夜や葬儀に参列された方からいただいた香典に対するお返しです。これまでに通夜や葬儀を経験されたことがない方にとっては、具体的な金額や、相手によって金額に違いがあるかなど、気になる点も多くあります。ここでは、初めて香典返しを贈る方にも分かりやすく、贈る相手別の金額の相場などについてみていきます。
センスがいいと喜ばれる香典返しはこちら
香典返しの金額の目安はいくらから?
香典返しの金額の相場はいくら?
贈る相手で相場は変わる?
親族
会社の上司・同僚
友人
高額な香典をいただいた場合
地域によって相場は変わる?
当日返しの相場はいくら?
金額別、八代目儀兵衛の香典返し
予算別:3,000円未満の香典返し
偲「五分」(お米2合×5個)【3,400円(税込)】
予算別:3,000円以上の香典返し
偲「凛」(お米2合×4個)【3,400円(税込)】
予算別:5,000円以上の香典返し
偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)【5,500円(税込)】
予算別:10,000円以上の香典返し
偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)【11,000円(税込)】
予算別:15,000円以上の香典返し
偲「貴船」(お米2合×12個・お供)【16,500円(税込)】
感謝の気持ちを込めて香典返しを選ぶなら
香典返しの金額の目安はいくらから?
香典を受け取った場合、いくらの金額を目安に香典返しを考えればよいかで迷ってしまうことがあるかもしれません。一般的に、香典返しは「○○円以上であれば返す、○○円以下であれば返さない」というものではなく、いただいた金額にかかわらず原則として返すというのが基本的なマナーです。
香典返しの金額の相場はいくら?
香典のお返しを用意する際、気になるのがその相場です。一般的な香典返しの相場は、「○○円」という金額ではなくいただいた金額に合わせて決まります。多くの場合、いただいた金額の半額〜3分の1とされています。こうした基準は、「半返し」や「3分の1返し」と呼ばれています。たとえば香典が10,000円の場合、香典返しは3,000円〜5,000円が一般的な相場です。
贈る相手で相場は変わる?
上述のように、香典返しの金額の相場はいただいた金額の半返し〜3分の1返しです。
香典返しは贈る相手を大別すると「親族」「職場の上司や同僚」「友人」などに分類できますが、贈る相手によって相場や金額が大きく変わるということはありません。参考までに、以下では相手別の相場についてみていきます。
親族
親族は身内であることから、しばしば香典返しが不要と考えられがちです。しかし、たとえ親しい身内であったとしても香典返しを贈るのが基本的なマナーと考えられています。そう考えられている理由としては、香典返しが単なる「香典へのお礼」としての側面を持つだけでなく、忌明け(四十九日)を無事に迎えることができたことに対する報告の側面も持っているためです。この理由から、相手から「香典返しは不要」といった明確な意思表示がない限りは、たとえ親族であっても香典返しを贈ることになります。
金額の相場に関しては、一般的な相場と同様に半返し~3分の1返しとなりますが、もしも香典が遺族の今後の生活の援助の側面を持ち、それゆえに高額なのであれば、その想いを汲むために3分の1返し程度に抑えることもあります。ひとつの目安としては、香典が10万円を超えるようであれば3分の1返し、10万円以下であれば半返し〜3分の1返しと考えるとよいでしょう。
会社の上司・同僚
会社の上司や同僚への香典返しは、いただく香典の金額が親族ほど高くない傾向があることから、香典返しは半返しというのが相場です。なお、職場から連名として香典をいただいた場合には、職場で分けられるようなお菓子や飲料などを贈ることも多くなっています。
葬儀や四十九日などで会社を長期にわたって休むとなると、業務の引継ぎが必要になることもあります。こうした引継ぎや長期の休暇によって職場に負担をかけてしまう場合には、香典返しとともに挨拶状などを添えておくのもマナーです。挨拶状の主な内容としては、「お休みをいただいたことに対するお礼」「香典をいただいたことに対するお礼」「葬儀や四十九日が無事に終えられたことの報告」などがあります。
友人
故人の友人への香典返しの場合、直接の面識があるかないかのふたつのケースが考えられます。もっとも、いずれのケースであっても香典返しの必要性の有無は変わらず、相場に合わせて半返し〜3分の1返しが一般的です。生前の故人との関係性によって相場や金額が異なるとも考えられがちですが、一般的には相手によって変えることなく、概ね同じ相場となっています。
高額な香典をいただいた場合
香典をいただいた相手によって香典返しの金額が大きく変わることはありませんが、いただいた金額が高額だった場合には注意が必要なケースもあります。
香典返しはいただいた金額の半返し〜3分の1返しが相場ですが、高額の場合は贈る側の負担が大きくなるだけでなく、香典返しを受け取った側にも気を遣わせてしまうことがあります。こうした理由から、高額な香典をいただいた場合には3分の1返しとなるのが基本です。なお、香典が数十万円のようにあまりに高額になるような場合は、4分の1返しでも問題ありません。故人との関係性や間柄などがひとつの判断基準となるため、杓子定規で一律に相場に当てはめるのではなく、個別に対応していくことが大切です。
地域によって相場は変わる?
香典返しの相場は、地域によって多少の違いがあるようです。たとえば関東地方は他の地方よりもやや高い傾向があるといわれています。ただし、こうした傾向はあくまで「統計的に傾向がある」という程度のものであり、絶対的なものではありません。また、いずれの地域であっても香典返しの相場は一般的に半返し〜3分の1返しであることから、この相場を覚えておけば香典返しの際に迷うことは少なくなります。なお、北関東の一部の地域では香典返しを行わないという文化もあるため、自身のケースで不明な点がある場合にはその地域に住む親族などに事前に確認しておくことが大切です。
当日返しの相場はいくら?
香典返しは、原則として忌明けといわれる四十九日(※仏式の場合)から1ヶ月以内に贈られるのが一般的です。ただし、例外的に参列者に当日お渡しする「当日返し(即日返し)」と呼ばれる贈り方もあります。当日返しの場合は香典返しを事前に用意する必要があるため、相場に合わせた「半返し」や「3分の1返し」とすることはできません。また、いただいた金額にかかわらず、参列された(香典をいただいた)方の全てに同じ香典返しを送ることになります。
こうした理由から、当日にお渡しする香典返しは「高価すぎず、安価すぎず」とバランスのとれた金額にする必要があります。多くのケースでは、3,000円〜5,000円程度が相場となっているようです。
金額別、八代目儀兵衛の香典返し
当日返し(即日返し)などの例外を除き、香典返しはいただいた金額に応じて価格を決める必要があります。また、金額ありきで選ぶのではなく、限られた予算の中で相手に喜んでいただけるものを選ぶことが大切です。とはいえ、いざ香典返しの品物を選ぶとなると、どのようなものを選べば良いかで迷ってしまうこともあるかもしれません。このような場合には、多くの人が毎日の生活の中で欠かせないものを選ぶのがひとつのポイントです。
八代目儀兵衛では、多くの人の毎日の生活に欠かせないものとしてお米のギフトを幅広くご用意しています。お米は多くの人にとって毎日のように食べるものであるから、贈りものとしてぴったりです。
以下では、八代目儀兵衛が自信を持ってお届けする、ご予算に応じたさまざまな香典返しをご紹介します。
予算別:3,000円未満の香典返し
「当日返し」かつ「予算は3,000円未満」という方へのおすすめは、八代目儀兵衛の偲「五分」(お米2合×5個)です。リーズナブルでありながらも、多くの方が参列する場合にもぴったりです。
偲「五分」(お米2合×5個)【3,400円(税込)】
「五分」は、故人への生前の感謝の気持ちや今後のご縁への願いを託した、厳選したお米5種類の贈りものです。当日返しにもぴったりの、手渡ししやすいサイズ感が特徴です。
心に沁み入る和のグラデーションの風呂敷で、熟練の職人がひとつひとつにまごころをこめて大切に包んでいます。五分をはじめとする「偲」シリーズは、多くの方々からのお声から生まれた法事専用のギフトシリーズです。
内容:料理米2合×5個【極(きわみ)×1、結(むすび)×1、和(わ)×1、洋(よう)×1、健(けん)×1】 |
予算別:3,000円以上の香典返し
いただいた香典の金額が10,000円ほどの場合、香典返しの相場は3,000円〜5,000円ほどです。この価格帯でおすすめなのが、偲「凛」(お米2合×4個)です。
偲「凛」(お米2合×4個)【3,400円(税込)】
「凛」は、八代目儀兵衛のお米マイスターが厳選した3種類のお米を詰め合わせた弔事専用の贈りものです。清らかな色合いの風呂敷で包まれたお米は、受け取った人の心に残る贈りものとしてふさわしい一品です。
「極(きわみ)」「結(むすび)」「和(わ)」の3種類のお米は、料理に合わせて選べるので毎日違った味を楽しむことができます。リーズナブルでありながらも、ひとつひとつに熟練の職人のまごころが込められています。
内容:料理米2合×4個【極(きわみ)×2、結(むすび)×1、和(わ)×1】 |
予算別:5,000円以上の香典返し
いただいた香典の金額が10,000円〜20,000円の場合、香典返しの相場は3,000円〜10,000円ほどです。この価格帯でおすすめなのが、偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)です。
偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)【5,500円(税込)】
「醍醐」は、選び抜かれた6種類のお米と、佃煮や梅干しなどのご飯のお供を詰め合わせた贈りものです。味にこだわった京の美味しさとの組み合わせが、最高の味わいを演出します。
一流のお米マイスターによって厳選されたお米は、お世話になった方に贈るおもてなしの品としてぴったりです。ごはんのおいしさをいっそう引き立てる極上の「ごはんのお供」と併せて贈ることで、感謝の気持ちを伝えます。手ごろな価格でお求めいただける、スタンダードな贈りものです。
内容:料理米2合×6個【極(きわみ)、結(むすび)、和(わ)、洋(よう)、中(ちゅう)、健(けん)】/ひじき梅×1個 / 梅干し×1個 / 塩×1個 / ほうじ茶「華かをり」×1個 |
予算別:10,000円以上の香典返し
いただいた香典の金額が20,000円〜30,000円ほどの場合、香典返しの相場は7,000円〜15,000円ほどです。この価格帯でおすすめなのが、偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)です。
偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)【11,000円(税込)】
「白雲」は、八代目儀兵衛が誇る極上のお米に、最高級の「今治浴巾」のタオルを詰め合わせた贈りものです。毎日のように口にするお米と、そして普段使いもできる日用品の組み合わせは、どなたにも喜ばれること間違いありません。
お米の品質の高さはもちろん、タオルも毎日使うものだからこそ、厳選された原材料で心を込めてつくられています。清らかな美しさが際立つ白さは、厳粛な葬儀や四十九日のお返しとして自信を持ってお届けできます。お世話になった方々の日常に、上質な彩りを添える品を贈りたいという方におすすめです。
内容:料理米2合×5個【極(きわみ)×2、結(むすび)×3】/タオル(今治タオルブランド認定商品) |
予算別:15,000円以上の香典返し
いただいた香典の金額が30,000円〜50,000円ほどの場合、香典返しの相場は10,000円〜25,000円ほどです。この価格帯でおすすめなのが、偲「貴船」(お米2合×12個・お供)です。
偲「貴船」(お米2合×12個・お供)【16,500円(税込)】
「貴船」は、八代目儀兵衛のお米マイスターがひとつひとつ厳選した12種類のお米と、14種類のごはんのお供を詰め合わせた贈りものです。彩りあふれる風呂敷に包まれたお米と、職人によって選び抜かれた京の味わいは、最高級の贈りものにふさわしい一品です。
毎日のように愛情を込めて育てたお米と、妥協することなくつくられたごはんのお供が、日々の食卓をこの上なく華やかにします。高額な香典をいただいた場合のお返しに迷われるのであれば、ぜひともおすすめです。毎日お米を食べる方だけでなく、あまりお米を食べる習慣がない方にも喜んでいただけるのが「貴船」の大きな魅力です。
内容:料理米2合×12個【極(きわみ)、結(むすび)、和(わ)、洋(よう)、中(ちゅう)、健(けん)、鮨(すし)、煮(に)、丼(どん)、粥(かゆ)、玄(げん)、餅(もち)】/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 八穀米×1個 |
感謝の気持ちを込めて香典返しを選ぶなら
香典返しは、通夜や葬儀に参列いただいた方々に対する感謝の気持ちを表わす贈りものです。例外的なケースを除いて、基本的にはいただいた金額の半額〜3分の1の金額がお返しの目安となります。
「生前にお世話になった気持ちを込めて、喜ばれる香典返しを贈りたい」という方は、ぜひ八代目儀兵衛にご相談ください。八代目儀兵衛ではご予算に合わせて幅広い香典返しをご用意しています。箱色や包装、梱包、熨斗などのサービスもご用意していますので、お気軽にご利用ください。