最終更新日:2024-09-13
人生で最も大きな買い物ともいわれる住宅の購入は、新築であればなおのこと大きな決断であり、人生のターニングポイントともいえるかもしれません。そんな新居への祝いとしていただく新築祝いには、心からの感謝を込めてお返しを贈りたいものです。
お返しに当たる新築内祝いを贈る上では、お返しの品だけでなく、想いを伝えるためのメッセージも大切です。特別なメッセージを添えることで、喜びと感謝の気持ちをいっそう伝えることができます。
ここでは、新築内祝いを贈る際に添えるメッセージの必要性や重要性をはじめ、友人や親戚などの相手別の書き方などについても詳しくご紹介します。また、お米業界の常識を覆す「お米の目利き」「精米方法」「ブレンド米づくり」でセブン‐イレブンのおにぎりの監修を通じて「圧倒的なごはんのおいしさ」を実現した八代目儀兵衛がおすすめする、新築内祝いにぴったりのお米ギフトも併せてご紹介します。
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新築祝いのお返しにメッセージは必要?
新しい家を手に入れることは、人生の中でも特別な出来事のひとつです。それゆえ、友人や親戚、同僚や上司からいただく新築祝いは、一生の想い出になるかもしれません。だからこそ、お返しには感謝の気持ちを込めてメッセージを贈ることが望ましいと考えられています。
お返しに当たる内祝いを通じてお礼の気持ちを伝えることは、単に感謝の意を示すだけでなく、これからの関係を深めるという意味でも良い機会となります。それゆえ、メッセージを贈るのは「必須」ではないにしても、その必要性や重要性は高いといえます。
お礼のメッセージは、礼儀と礼節を重んじる良き社会人としてのマナーといえます。これまでお返しを贈る機会に手紙や挨拶状、またはメッセージを添えることがなかったという方は、これを期に併せて贈ることを習慣づけるとよいかもしれません。
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新築祝いのお返しのメッセージの書き方のポイント
「メッセージを添える重要性は理解できるものの、いざ贈るとなるとどのように書けばよいかで迷ってしまう」ということも多くあります。そこで以下では、新築祝いのお返しに添えるメッセージの書き方について、基本的なポイントとして「書き方の基本」「喜ばれるコツ」「注意点」をそれぞれみていきます。
書き方の基本:メッセージの構成を押さえる
新築内祝いで贈るメッセージカードは、基本的な文章の構成を押さえておくことが大切です。どのような要素が必要かを順に沿って押さえることで、無理なくメッセージを書くことができます。主な要素としては、以下のようなものがあります。
1.頭語・結語
お返しに添えるメッセージカードには、「お礼状」としての役割があります。一般的に、お礼状には頭語と結語が含まれます。なお、頭語と結語はそれぞれで組み合わせが決まっているため、正しい組み合わせで書く必要があるという点に注意が必要です。特に多く用いられる組み合わせとしては、「拝啓/敬具」「拝呈/敬白」「謹啓/謹言」などがあります。
2.時候の挨拶
メッセージの冒頭は、時候の挨拶で始めるのが一般的です。四季や月ごとに表現を変えるのが基本的な作法であり、たとえば一月であれば「うららかな新春を迎えますますご精励のことと拝察いたします」、四月であれば「花吹雪の舞う今日このごろを御達者でお暮しでしょうか」、七月であれば「雨上がりに見る青空がすがすがしい昨今相変わらずご健勝のことと存じます」などが一例です。
3.お礼
メッセージを贈る大きな目的のひとつは、感謝の気持ちを伝えるという点にあります。そのため、頭語・時候の挨拶の後は、本題のひとつとなるお礼の言葉を書き記します。長文になり過ぎず、あくまで簡潔に「この度は新居に際してお祝いをいただきまして誠にありがとうございました」などが基本的な形のひとつです。
4.新居での生活について
新築祝いをいただいたことに対するお礼の手紙であるため、自身の近況について少し触れておくことが大切です。いただいた相手に新居の様子を一言、二言ほどで伝えるようにしましょう。たとえば、「片付けも落ち着いたことでようやく新しい生活に慣れてきました」「新居の近くには公園があり子どもたちも元気に過ごしております」など、相手に安心感を届ける内容が好ましいと考えられています。
5.お返し・内祝いについて
メッセージのもうひとつの本題は、新築祝いのお返しにあたる内祝いについてです。「心ばかりではございますが内祝いをお贈りさせていただきました」と、相手に気を遣わせないよう簡潔に伝えることがポイントです。注意点としては、「お返し」という言葉を用いずに「内祝い」と伝える点です。これは、「お返し」という言葉が義務を感じさせてしまうためと考えられています。そのため、喜びのお裾分けという形で「内祝い」という言葉が用いられるようになっています。
6.これからのお付き合いの挨拶
最後に、これからも末永くお付き合いできるよう挨拶の言葉を添えます。「今後とも変わらず温かくご指導くださいますよう何卒お願い申し上げます」などが例です。
喜ばれるコツ:メッセージは「顔」がみえるものに
メッセージを書く際に意識したいポイントは、受け取った相手が「顔」を思い浮かべるものにするという点です。現在ではインターネットなどで多くの例文をみることができますが、それゆえ形式ばったものになってしまいがちです。大切なのは、「誰からのメッセージか」という点であるため、他の人には書けない、自分と相手の間柄ならではの内容となることが大切です。とはいえ、主題はあくまで「お礼」と「内祝い」であるため、要点を絞って書くことも大切です。ほんの一言、二言、お互いの想い出などに触れるというのが喜ばれるメッセージを書くポイントです。
注意点:「避けるべき表現」を用いない
「メッセージを書く」となると、つい気持ちが大きくなり、さまざまな言葉を用いて想いを伝えたいと考えるようになります。想いを伝えること自体は決して問題というわけではありませんが、内祝いをはじめとする冠婚葬祭の挨拶状やメッセージには、「避けるべき表現」がいくつもあります。
たとえば、上述したように内祝いでは「お返し」という言葉を用いないというのが慣習です。これは、「お返し」という言葉がどこか義務感を感じさせる(=つまりは仕方なく返していると受け取られがちな)言葉であるというのがその理由です。内祝いの本来の意味は「喜びのおすそ分け」であることから、心ばかりの品として「内祝い」を贈ることが社会通念と考えられています。
もうひとつの「避けるべき言葉」としては、縁起の悪い忌み言葉が挙げられます。忌み言葉とは、不吉な意味を連想させる「去る」「切る」「冷える」「壊れる」などがその一例です。
新築祝いのお返しのメッセージの文例
新築祝いは、新しい家を建てたことに対する、友人や親族、職場の関係者からの祝福です。そんな祝福に感謝の気持ちを表す大切な機会となるのが、新築祝いのお返し、つまりは内祝いです。
内祝いはお返しの品だけでなく、メッセージを添えるというのが想いを伝えるポイントのひとつとなります。より相手に想いが伝わるよう、相手に合わせた内容にすることが大切です。「友人・知人」「親族・親戚」「同僚・上司」など、相手に合わせた内容が喜ばれます。
メッセージの文例①:友人・知人宛て
友人や知人のように親しい間柄の相手に贈る場合は、固くなりすぎることのない、丁寧な文章が好まれる傾向があります。なお、親しい間柄であれば時候の挨拶や結語をすることも可能です。
拝啓 先日はお祝いの品をいただきありがとうございました 新居の雰囲気にぴったりで家族ともども喜んでいます 部屋で過ごす時間が楽しくなる毎日です この度は心ばかりの品ですが内祝いをお贈りいたします 近くに来た際はぜひお立ち寄りください これからも変わらぬお付き合いのほど何卒よろしくお願いします 敬具 |
メッセージの文例②:親族・親戚宛て
親族や親戚の場合、特に親しいのであれば友人・知人と同様に親しみを込めた表現でも問題ありません。一方、あまり連絡を取り合っていない間柄や目上の方であれば、礼儀・礼節を重んじながら書くほうが望ましいと考えられています。
拝呈 やわらかな春風に心華やぐ季節となりました 皆様いかがお過ごしでしょうか 先日は新築のお祝いをいただき誠にありがとうございました いただいた○○は居間に飾ることで明るく彩られた空間となりました おかげさまで片付けもようやく落ち着き新しい生活に慣れつつあります窓からは桜並木が見え家族ともども静かな風景を満喫する毎日です この度は新築の内祝いとしてささやかな心ばかりの品をお贈りいたしますのでご笑納くださいませ 近くにお越しの際はぜひご家族揃ってお立ち寄りください お会いできる日を心待ちにしております 今後ともよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます 敬白 |
メッセージの文例③:同僚・上司宛て
職場でお世話になっている同僚や上司へのメッセージは、礼を尽くした堅苦しさを感じるほどのものが贈られることが多いようです。
謹啓 立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いていますがいかがお過ごしでしょうか 先日は拙宅の新築にあたり立派なお祝いの品をお贈りくださり心より感謝いたします とてもすばらしく家族ともども喜んでおります おかげさまをもちまして新しい生活にもようやく慣れてまいりました ささやかではございますが気持ちばかりの品をお贈りさせていただきます何卒ご笑納いただけますと幸いに存じます お近くにお越しの折にはぜひお立ち寄りくださいませ 略儀ながら書中にてお礼を申し上げます 謹言 |
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大切なのは、感謝の気持ちを届けること
上述したように、内祝いの本来の意味は「喜びのおすそ分け」です。しかし同時に、近年では「お返し」の意味も込められるようになっている傾向も多くみられます。そんな内祝いを贈る上では、感謝の気持ちを伝えることが大切です。これまでにみてきたメッセージの書き方は、想いを届けるためにぜひとも押さえておきたい作法です。
一方で、心を込めたメッセージと併せて、相手に喜ばれる贈りものを選ぶこともまた、お返しの際に意識しておきたい点のひとつです。贈りものには「決まった正解」はないので、マナーを守った上で選んだものであればそれが立派な贈りものとなります。
「選択肢が多くてどれを選べばよいか分からない」という方には、縁起物でもあるお米のギフトがおすすめです。お米は古来より日本人の主食として毎日の生活に欠かせないものであるため、どなたにでも喜ばれる「新築の内祝い」の贈りものとしてぴったりです。
新築内祝いにカタログギフトを贈るのは失礼?誰にでも喜ばれる贈りものとは?
八代目儀兵衛がおすすめする新築内祝い
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十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)【11,000円(税込)】
十二単お供詰合せ「鞍馬」は、経験豊富なお米マイスターが厳選した6種のお米に、相性抜群のごはんのお供たちを詰め合わせたお米ギフトです。新築祝いへの感謝の気持ちを伝えるのにぴったりな内祝いとして、人気を集めています。
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十二単お供詰合せ「貴船」は、華やかな彩りに包まれたお米と、味にこだわる京の地で磨き上げられた「ごはんのお供」を詰め合わせたお米ギフトです。大切な想いや感謝をかさねたお重仕立ての贈りものが、毎日の食卓を愉しいものにします。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 赤飯米×1個 |
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新築内祝いのギフトは、八代目儀兵衛におまかせ
新築内祝いを贈る上で、メッセージの有無やその必要性で迷ってしまうこともあるかもしれません。メッセージの添付は決して「義務」ではありませんが、相手への感謝の気持ちを伝える術として大変有意義なものです。心のこもったメッセージカードとギフトは、受け取った方にとって心に響く内祝いとなります。
八代目儀兵衛では、新築内祝いとしておすすめのお米ギフトを幅広く取り揃えています。メッセージカードや一筆箋のオプションもご用意していますので、新築内祝いの品やメッセージをご検討であれば、ぜひ八代目儀兵衛にご相談ください。