最終更新日:2024-10-04
新築の内祝いは、「お祝いのお裾分け」という意味を持つだけでなく、日頃の感謝の気持ちを形にして伝える大切な機会です。特に会社や職場の同僚・上司に対しては、その意味は大きなものといえます。
とはいえ、中にはこうした新築の内祝いの必要性について疑問を持っているという方もいるかもしれません。また、贈るにあたってのマナーや相場、さらには望ましい品などについても迷うことがあるかもしれません。
ここでは、そういった方々に向けて、押さえておきたいポイントについて詳しくみていきます。また、「お米の目利き」や「精米方法」、さらには「ブレンド米づくり」でセブン‐イレブンのおにぎり史上初となるお米の監修を行い、圧倒的な美味しさを実現した八代目儀兵衛おすすめの、内祝いギフトも併せてご紹介します。
セブン-イレブン×京の米老舗 八代目儀兵衛【おにぎり監修記念】
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
会社や上司への新築内祝いは必要?
新築を購入した際に、大切となるのが「新築内祝い」です。新築内祝いはお祝いをいただいた際の「お返し」という意味を持つこともありますが、他にも「幸せのお裾分け」という意味も持ちます。
そうした文化・風習ともいえる新築内祝いは、人によっては「本当に必要だろうか?」と迷ってしまうケースもあります。この点、新築内祝いは日頃の感謝の気持ちを伝えるためのマナーや礼儀でもあることから、特に会社関係者への内祝いの場合は、個々の関係性や会社の文化を考慮した上で適切に対応することが大切といえます。「必ず返さなければならない(贈らなければならない)」というわけではないにしても、今後の付き合いを考えると「返す(贈る)ことが望ましい」といえるでしょう。
以下では、これから新築祝いを贈ろうと考えている方に向けて、押さえておきたいポイントについて贈る相手別にみていきます。
同僚
同僚への内祝いは、「気心の知れた仲」という観点であればカジュアルに考えることができます。もしも複数の親しい同僚がグループで新築祝いを贈ってくれた場合には、その全員に対して共通の品物を贈るか、個別に「ちょっとしたお返し」を渡すといった内祝い(お返し)の方法もあります。
ギフトの選び方としては、消耗品や実用的なアイテムが定番かつ人気です。一人ひとり個別に感謝の気持ちを伝えるメッセージカードを添えると、さらに良い印象を与えます。
上司
上司から新築祝いをいただいた際には、もしかすると「同僚よりもフォーマルに受け止め、それなりのものを返さなければならない」と考える方も多いかもしれません。しかし、状況によっては内祝い・お返しが不要とされることもあります。
たとえば、新築祝いとして5,000円程度の金銭や品物をいただいた場合に、「お返しする必要はない」とされるケースも少なくありません。これは、上司の新築祝いに「お返し不要」の気持ちが込められているために、それに対して高額な品を贈るとかえって嫌みと捉えられてしまう可能性があることが理由として挙げられます。
もっとも、こうした考え方は確かに理に適っているものの、心情としては不安に思うこともあるかもしれません。上司は自分にとって、これまでお世話になり、そしてこれからもお世話になることが多い立場であることから、感謝の気持ちをしっかりと伝えるという点に重きを置いて、高級感のあるもの選ぶというケースも多くみられます。たとえば、和菓子や洋菓子のセット、または上質なタオルなどが選ばれる贈りものです。上司によっては「お返しは不要」と伝えてくる場合もありますが、それをそのまま受け取るのか、それとも、それでもお礼を渡すのかは難しい判断といえるかもしれません。このような場合でも、贈ることそのものが失礼に当たるということはないため、「迷ったら贈る」と考えるのもひとつの正解といえます。
社長への内祝いは、上司よりも気を遣うものになります。社長は会社を代表する立場であり、その点では最も敬うべき対象といえます。場合によっては社長個人からではなく社長を含む会社全体からお祝いをいただくということもあるので、内祝いをどうするかについては会社の前例などを参考にするとよいでしょう。
社長個人に対して贈る場合は高級文房具やアルコール類などが選ばれることも多く、一方で全体に贈る場合は職場全体で共有できるお菓子や果物の詰め合わせなどが選ばれる傾向にあります。
新築祝いのお返しは何がいい?贈る相手別・予算別にもらって嬉しい内祝いを紹介
会社の方へ新築内祝いを贈る際のマナーは?
会社の方へ新築内祝いを贈る上で大切なのは、基本的なマナーを守るという点です。どれだけ贈りものがすばらしいものであっても、基本的なマナーができていない場合は贈りものを台無しにしてしまうおそれがあります。礼儀を知らないことで会社での自身の評価を大きく下げてしまう可能性もあるので、マナーをしっかりと把握しておくことが大切です。
基本的なマナー➀適切なタイミングで贈る
内祝いを贈るタイミングについて、お返しの意味合いの場合はいただいてから2週間~1ヶ月がマナーとされています。特に会社の同僚や上司、または社長などに対して贈る場合、期間が空きすぎると社会人として問題視されてしまう可能性も考えられます。なお、「早ければ早いほど良い」というものではなく、社内の忙しさなども考慮して適切なタイミングで贈ることが大切です。年末や決算期といった忙しい時期を避け、落ち着いた時期に贈るようにしましょう。
基本的なマナー②個人的すぎない品物を選ぶ
内祝いの品物は、相手が喜んで受け取れるものを選ぶことが大切です。会社の同僚や上司に贈るのであれば、自身の趣味や嗜好に偏りすぎないものが望ましいと考えられています。たとえば、食べものや消耗品などが選ばれることが多く、和菓子や洋菓子の詰め合わせ、コーヒーやお茶セット、日用品などが喜ばれます。場合によっては新居に招待することなども「内祝い」と考えられることもありますが、相手の都合や相手との関係性などを考えた上でその是非を判断するとよいでしょう。新居に招待した場合には、食事やお酒をふるまったり、帰り際にお土産を手渡すといった“おもてなし”が喜ばれます。
基本的なマナー③正しい熨斗(のし)を選ぶ
内祝いを贈る上で必ず押さえなければならないマナーのひとつとして、熨斗(のし)があります。のし紙は慶事と弔事などの用途に合わせて適したものがあるので、誤ったものを選ばないように注意が必要です。
内祝いは、お祝いごとであるため紅白の水引を選びます。水引は「一度限りが望ましいことには結び切り」、「何度あっても喜ばしいことには蝶結び」という決まりがあります。たとえば、出産祝いや毎年の結婚記念日、または合格祝いや入学祝いのように何度あっても喜ばしい祝いごとの場合には蝶結びが用いられます。これに対して、ケガや病気からの回復を喜ぶ快気祝いであれば、ケガや病気そのものは「一度限りが望ましい」ということから結び切りが用いられます。新築内祝いは慶事のため、熨斗には蝶結びの水引を選ぶのが正解です。
基本的なマナー④タブーの品は選ばない
新築内祝いでは、「火」を連想させる品物はタブーとされています。たとえば、ライターや灰皿、またはキャンドルやバーベキューセットなど、火事や炎を連想させるものは新築内祝いの品としては選ばないのがマナーです。また、ストーブやトースター、コンロなどは実用性が高いことから喜ばれるアイテムではあるものの、火に関連しているためマナー違反と考えるのが一般的です。他にも、火を連想させる「赤色のもの」などは新築祝いのお返しにはマナー違反とされているため注意が必要です。
新築内祝いの熨斗の書き方は?水引・表書き・名前などマナーを解説
会社への新築内祝いの相場は?
新築内祝いとして品物を贈る際は、いただいた金額の半額~3分の1が相場と考えられています。たとえば、いただいた金額が5,000円~10,000円であれば、お返しとなる内祝いは2,500~5,000円が目安となります。
基本的な相場は上述したように「いただいた金額の半額~3分の1」ですが、いただく相手によっては具体的に決めることが多いケースもあります。
上司の場合、会社での立場もあることから新築祝いとして高額なものをいただくケースがあります。これまでお世話になっていることやこれからもお世話になることを考えると、半返しがひとつの目安となります。また、お返しではない内祝いの場合は、10,000円~15,000円が相場となっているようです。
上司よりもさらに役職が高い社長の場合も、上司と同様に半額がひとつの目安です。ただし、日頃からあまり関わることがなく、社長がどの従業員に対しても形式的に新築祝いを贈っている場合などは、その好意に甘えて3分の1の金額にすることも決してマナー違反ではありません。
新築内祝いに喜ばれる品物は?
新築祝いのお返しを選ぶ上で大切なのは、「相手に喜んでもらえるものを選ぶ」という点です。喜ばれる主な贈りものとしては、以下のようなものがあります。
喜ばれる新築内祝い①火に強いもの
上述したように、新築内祝いのタブーとしては「火を連想させるアイテム」があります。これは、火が新居の火災と関連付けられて考えられるためです。一方、こうした考えを逆手に取って「火に強いもの」という観点からの内祝いは、喜ばれる贈りもののひとつに挙げられます。たとえば鍋のように「火に強いもの」は、新築や引っ越し祝いといった住居に関するお祝いやお返しとして縁起が良いと考えられています。
喜ばれる新築内祝い②お米
「喜ばれる内祝い」という観点からは、古くから縁起物としても選ばれている「お米」も人気の贈りもののひとつです。
お米は漢字に縁起の良い末広がりを意味する「八」を含んでいることから縁起物と考えられており、また、多くの人が毎日の生活で必ずと言っていいほど消費する生活必需品でもあります。こうした理由から、お米は新築内祝いとして多くの方に喜ばれています。
親戚や身内への新築祝いのお返しは何がいい?喜ばれる新築内祝いの選び方
新築内祝いに喜ばれる八代目儀兵衛のギフト
縁起物でもあるお米は、新築内祝いのような慶事のギフトにぴったりです。以下では、八代目儀兵衛がおすすめする人気のお米ギフトをご紹介します。
ほんの気持ち米 「お包み2合6個 彩」【3,800円(税込)】
ほんの気持ち米「お包み2合6個 彩」は、ご縁を結ぶお手軽サイズのお米ギフトです。愛らしい彩りの風呂敷に包まれた2合サイズのお米たちが、特別感のある贈りものとしてお礼やお祝いの気持ちを伝えます。もらった人を笑顔にする愛らしく上品な仕立ては、多くの方に喜ばれる贈りものです。
商品内容:料理米2合×6個(結)/紙製手提げ袋(白)×6枚 |
はじまりの白「Pure」(お米2合×3個・タオル)【5,400円(税込)】
はじまりの白「Pure」は、いつもの時間を特別なひとときに変えるまっしろな贈りもの。使うほど心地よくなるタオルと、噛むたびに甘さ広がるお米の詰め合わせギフトです。ご縁の象徴である「糸」で織りなすタオルと感謝の想いを込めた極上米は、大切な方への贈りものに最適です。
商品内容:料理米2合×3個(極×1、結×2)/タオル※約45×90cm(ミニバスタオルサイズ) |
はじまりの白「Pure」(お米2合×3個・タオル)の詳細を見る
十二単「華ざかり」(お米2合×9個)【5,400円(税込)】
十二単「華ざかり」は、心を彩る華やかなお米の贈りもの。思わず見とれてしまう華やかな和のしつらえを纏ったお米は、お世話になった方への感謝を込めたギフトとしてふさわしいひと品です。平安の都人の想いがあふれる十二色の風呂敷包みが、お世話になった方へ感謝の気持ちを届けます。
商品内容:料理米2合×9個(極、結、和、洋、中、健、丼、粥、餅) |
十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)【11,000円(税込)】
十二単お供詰合せ「鞍馬」は、厳選したお米6種と、相性抜群のお供たちが織りなす京の美食のおもてなし。お祝いの気持ちや感謝の心がたっぷりと詰まった、どなたにでも喜ばれる充実のギフトセットです。ごはんとの相性を追究した儀兵衛オリジナルの極上「ごはんのお供」は、毎日の食卓を待ち遠しいものにします。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 |
十二単お供詰合せ「鞍馬」(お米2合×6個・お供)の詳細を見る
十二単お供詰合せ「貴船」(お米2合×12個・お供)【16,500円(税込)】
十二単お供詰合せ「貴船」は、大切な想いや感謝を重ねるお重仕立ての逸品です。華やかな彩りに包まれたお米と、味にうるさい京の地で磨き上げられた「ごはんのお供」が揃った豪華仕様。味にこだわる京都の地で磨き上げられた美味と厳選されたお米が、祝っていただいた方々に感謝の想いを伝えます。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 赤飯米×1個 |
十二単お供詰合せ「貴船」(お米2合×12個・お供)の詳細を見る
会社からの新築祝いのお返し(内祝い)なら、八代目儀兵衛におまかせください
会社からの新築祝いへのお返しは、日頃の感謝の気持ちも合わせてしっかりと伝えることが大切です。内祝いの基本的なマナーを押さえつつ、心のこもったギフトを届けましょう。
八代目儀兵衛では、新築祝いのお返しや内祝いにぴったりのお米ギフトをご用意しています。熨斗(のし)や包装・梱包のオプションもお選びいただけるので、初めての方でもご安心です。感謝を伝える贈りものをお探しの方はぜひ、八代目儀兵衛にご相談ください。